150年前の暗門の滝
これまでコメント欄などで告知? してきたけど、来週末は渋谷のパルコに呼ばれている。
「田中さんに、もっとも似合わないところですね」と某女史に言われた(泣)。でも、内心は女子高生がいるのか観察してこようとワクワクしているのだ(笑)。
さて、そこで行う講演の準備をしているのだけど、そこで使う予定の映像を先行発表しちゃいましょう!
この夏訪ねた、世界遺産指定の「暗門の滝」である。前夜大雨が降ったので、水量は増している。おかげで、この滝から上にはいけなかった。
実は、ここまでも、かなり際どい道を進む。現在は観光客向きに岩を削って、仮設の橋をかけているから行くのはなんということはないのだが、本来なら沢登りの要領で、身体を濡らしながら岩をよじ登らないとたどり着けない場所だ。
これは、幕末に「暗門の滝」を訪れた弘前の学者・平尾魯仙の作。
どうも、私の訪れた滝とは違うようで、おそらく上記の滝の上にかかる滝ではないかと思う。が、ほぼ同じ地域、つまり現在は世界遺産に指定された地域である。
こちらの絵をよく見てほしい。どこか気になるところはないだろうか。滝壺にあるのは……?
この謎を話そうと思う。解答は、渋谷パルコ6階にて(笑)。
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滝壷をよく、よく眺めてみると、向かって左、つまり
滝壺の右側に流木がたくさん浮いている様子が描かれていますね。滝壺の下には、何名かの人がこの流木を眺めています。何とか手前に流れて来ないかと、ヤキモキしているんでしょうね。
つまり、78歳?の女性ガイドが解説されたように、この時代からすでに奥山のブナが伐採されていた証拠の絵ですね。それにしても、正確な絵ですね。
投稿: 高桑進 | 2009/09/11 21:48
あ、間違えました!
67歳のガイドとありました!
それにしても、最高齢のガイドに説明を受けた田中さんは
運が強いですね。
渋谷で蘊蓄を傾けて下さいませ。
渋谷ギャルは、どのように反応するか楽しみですね。
投稿: 高桑進 | 2009/09/11 21:52
う~ん、鋭い洞察力。足りないのは,ガイドの年齢確認だけ(笑)、と書こうと思ったのに、気づかれましたか。
実は、この絵、私が訪れた翌日から地元の公民館で公開するというポスターがあり、悔しい思いをしました。
投稿: 田中淳夫 | 2009/09/11 22:27
渋谷ギャル対象でしたか。
姥はお呼びでない?(ρ_;)
暗門の滝はやはり険しい道のりでした?

私が行ったときは大雨が降ったり止んだりの生憎のお天気で、滝までは行けなかったのです。
そのあと奥入瀬渓流沿いを散歩しましたが、ここで大雨に遭い、びしょぬれになってしまいました。
雨でもゆったりと時間をとって存分に楽しむことが出来ました。
また行きたいところです。
明日から伊勢神宮、高野山、熊野三山方面に行きます。
やはり関西に帰ると気持ちが落ち着きます。
田中さんはお仕事とは言え、いろんなところに行かれて、それぞれの良さを満喫されているのでしょうね。
まさにお役得ですね。
投稿: 花姥 | 2009/09/11 22:28
いえいえ、参加者の年齢層はもう少し高いと思います(^^;)。
それに、これは森の写真展に附属したイベントということで(写真フレームは間伐材製とか)、そちらをメインに楽しんでください。
私が訪れたのは、前日が嵐でしたが、当日は快晴でした。それでも奥まで入れませんでしたが。
紀伊半島の霊場巡りですね。私には、そちらの方が羨ましいかも。霊感を磨いてください。
投稿: 田中淳夫 | 2009/09/11 22:39
こんばんは
ありゃ、正解は流木でしたか。高桑進さんが流木と看破したものを、私は「魚影」と判断したので、「滝壷に生える背の低い松」と思ったのでした。
う~ん、修業が足りんな・・・
投稿: 飛魔人 | 2009/09/12 00:19
言われてみれば、マツが生えているのも象徴的ですね。
白神の植生の変化の話も入れよう(^o^)。
投稿: 田中淳夫 | 2009/09/12 01:14