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2009/11/04

巨木シイタケ

先に紹介した農林畜産製材複合経営のお宅だが、目を見張るのはシイタケだ。

もともとシイタケ栽培には自信があり、県の「シイタケ塾」なる一般向きのシイタケづくりの講座で講師も務めるが、自身の栽培現場は、驚きだった。

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写真を見てほしい。そしてホダ木の太さに注目してほしい。

直径60㎝くらいあるかなあ。巨大クヌギやコナラの幹を使っているのだ。

これほど太い原木を使うシイタケ栽培は始めて見た。しかも打ち込むのは通常のコマと呼ぶシイタケ菌を染み込ませた木片ではなく、ケイセイ菌と呼んでいたが、おが屑だそうだ。これをドリルで開けた穴に詰め込む。かなり省力化して、しかもその年に胞子嚢、つまりキノコ部分が出てくるというから信じられない。

全国でクヌギ、コナラが巨大化して処分に困っている。大きな林冠が林床を暗くして雑木林の更新を妨げているからだ。伐採するのも技術がいるし、その後萌芽も出にくい。そして倒した巨木の利用法もない。

ここに巨木シイタケという原木利用の道が広がれば、多少とも道は開けるのではないか。

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コメント

これって、何か自然なシイタケ栽培法ですね。

効率一本やりの今のやり方ではなくて、自然に行われている木材腐朽菌の生育法ではありませんか?

無理なく、自然に生きる。
農林畜産製材複合経営という視点ではなく、合理的な生活をしておられる方ですね。

こんな生活をしている方がいるとは知りませんでした。
農業と林業と畜産とを別々にして効率化を計る近代経営ではなくて、全てが繋がる合理的な生活ではありませんか!!

これなら、誰でも無理なくやれそうな生活ですね。

こんばんは

成形駒菌ですが、昨年の春に使ってみましたが、通常の駒に比べて埴菌は非常に楽でした。菌のまわりも駒菌より早いし、埴菌の手間も段違いに少なくて済みます。
大鋸菌の接種は経験ありませんが、封蝋処理もいらないし、菌の購入コストは駒菌と変りありませんでした。
埴菌を手伝わせた妻によれば、「美味しいシイタケになぁれ」と、思い入れ出来る駒菌の方が風情があて良いとの評価ですが、手間と収量では、成形菌の方が良いです。

でも、田中さんが成形菌の存在を知らないってのは意外。もしかして「知らない」素振りなのかな?

シイタケ栽培のことは、知りません(笑)。私が担当するのは原木調達までで、菌を打ち込むのは父の仕事だから。手伝った経験もコマ打ちだった。

ただ巨木栽培は、実際は大変ですよ。ホダ木を動かすのも並大抵じゃない。ユニックが必要。
それに農業も林業も畜産も、各分野のノウハウを全部身につけないと難しい。

それでも効率は悪くないようですよ。農林畜産を複合することで、むしろ各々の仕事が減るんです。

単純に今ならオークションじゃないかな。
立ち木の状態でも売買は可能だと思いますけど、処分だと持ち出しですね。なんか、カブトムシとかの飼育とか、ほしい人はほしいと思います、コナラとか。
別にシイタケは普通なんですよね、え~巨大なシイタケなんですか?
田舎だと、コナラとか桜とか伐採していると
タダで持っていこうとする人が多い。チップで1t3千円ですからいいですけど。
山林なんかでもヤフオクでちらほら出てますけど、立木販売なんかでもオープンなオークションもありかな。資格がいるとか、AランクBランクとかけっこう閉鎖的です。よそものだと、いやがるのかもしれませんけど。

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