デフレ下の消費意欲
異常に仕事が詰まって、めいっぱいの状態。11月分がまだ終わらない。ああ、もうアカン……。
脳疲労していて、頭からしびれるようになって来たので、ちょっと仕事をストップさせた。これを回復させるには森林療法が有効か?
で、私の選んだのは、買い物であった(笑)。
そこで遠くにあるジャスコに行く。森林と真逆の環境に自分を置きたくなったのよ。
以前は徒歩圏にジャスコがあったのだが、閉店してしまった。そこで久しぶりのジャスコ(イオンではないところがミソ)を味わいたくて遠出したわけだ。
そこで店内を回っているうちに、不気味な安売りを感じる。だって、男のジャケットが5000円、3000円、スラックスも980円なんて品が並んでいるんだから。う~む。投げ売りかね。
これがデフレの現状なんだろうか。思わず買おうかと思ったが、結局のところ止めた。消費意欲の最後のところで引っ掛かりを感じる。
で、地下の食料品売り場。通常の夕食用食材を買ったが、ここでは別の目的があった。
閉店したジャスコで顔なじみだったレジおばさんに逢うこと(^^;)。近くの店で勤めていた人々は、各地に分散していた。この店にもいるのだ。
レジを眺めると、お目当ての人が運良くいました。当然、その人の列に並ぶ。隣が空いていても、そちらに並ぶ。そして、おばさんも私のことを覚えていた。思わず、声が弾む。
「今日は、旧店舗のお客さんがたくさん来てくれたんですよ」
「ファンがいるんですね」
なんて、他愛ない会話をする。閉店した建物が取り壊しになっていることも話した。それだけのことだが、なんだか嬉しくなる。
大型スーパーでは、店員は慇懃無礼な対応しかしないと思っている人がいるが、それは違う。長年の地元密着店では、客と店員の間にも心の交流があるのだ(笑)。
このレジおばさんに逢うために、また遠出しようかな、と思わせる。これこそ、デフレ下の消費意欲だ。価格や品質、あるいはデザインなどだけではない、第四の要素である。(本当かなあ~)
« 書評?「手づくりする木のカトラリー」 | トップページ | 言行?原稿?不一致(^^;) »
「地域・田舎暮らし」カテゴリの記事
- 山村のモンベル・ショップ(2025.04.26)
- 吉野山余談~角と樽(2025.04.12)
- 覚悟の吉野山(2025.04.10)
- 獣害でそば屋が休業(2025.03.17)
- 道の駅と富雄丸山古墳(2024.12.05)
お疲れ様です。
買い物療法で、脳疲労はとれましたでしょうか?
11月と12月がカレンダー通りに終わって、無事新年が迎えられることを祈念いたします。
投稿: 熊(♀) | 2009/12/04 12:35
少し緩んだ脳疲労も、すぐに溜まって、またパンパンになってしまいます。だから、また買い物に行く……これが買い物依存症の始まりだろうかしらん(^^;)。
とりあえず11月分の仕事は、今日終わらせました。あと12月分をこれから中旬までに仕上げていかねば。その後は、仕事がなくなり無職になります。
投稿: 田中淳夫 | 2009/12/04 14:32
それでは、脳休めにおいで下さいませ。
あすは、雨ですが、女子大で木ごころ知れた女心会議ですよ。
雨と木と女性は、マッチしますね(笑)
投稿: 高桑進 | 2009/12/04 17:43
ジャスコといえば、最近お弁当などに付けてもらう割り箸がリニューアルして
「一膳あたりの木材使用量を約16%削減」と書いてあり以前より長さが若干短くなり(気持ち細くもなっているかな)、爪楊枝が無くなっています。
知ってました?
投稿: 神戸のキコリ | 2009/12/04 19:15
ジャスコの割り箸ですか。それは知らなかった。
実際のところ、割り箸の木材を節約しても仕方がないけど、プラスチック箸にするより、マトモかな。
投稿: 田中淳夫 | 2009/12/05 00:24