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2009/12/17

ロシアの森も、FSC?

積まれている製材にかけられたシートにあるのは、FSCのロゴマーク

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実は、この製材品は、ロシア材なのである。

シベリアの大地の森から伐りだした木を製材したもの。

驚いたことに、森林認証を取っていたのだ。それも、厳格と言われるFSC(森林管理協会)のものを。

でも、森林認証って、基本的に人工林の林業地で行うものではなかったっけ?
ロシアの木は、現在は植林もしているけれど、伐りだしているのは約100年以上の樹齢の木だから、植林木とは思えないなあ。でも、ちゃんと認証されている。

こうした原木や製材品が入ってくると、「(森林認証を取っていない国産材より環境に優しい」と言われるのかもしれない。

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林業・林産業」カテゴリの記事

コメント

 持続可能ならば人工林、天然林関係ないと思ってました。Mixed Sources てどんな意味なのでしょうか?

>「(森林認証を取っていない国産材より環境に優しい」

 国産・外国産にかかわらず、森林認証を取っていると私個人的には評価が高くなってしまいます。

たしかにヨーロッパには天然林・人工林の概念がない(というより、全部人の手が入っているし、天然更新だし)と言いますが、林業経営が行われている森というのが条件で、持続可能なら植林していないとね。
ちょうど「タイガの森フォーラム」が発足したというニュースがありましたが、ロシアの森の危機が叫ばれている中、「森林認証取っているから環境に優しいんだ」という論法で輸入される木材も増えてくるかもしれない。

で、外材は森林認証とっている、国産材はほとんど取っていない、さて、どちらが消費者受けがよいでしょうか。
PEFCなんて、アブナイ気がするけど、その点は改めて。

 FSC Mixed Sources  とは、製品の中にFSC認証木材とその他の木材が混じっている場合に使います。全量FSC認証木材の製品には、100%又はピュアと表示されます。
 Mixed Sources は紙製品によくみられます。その他にリサイクル品だった場合の表示もあります。
 FSCの場合には、Mixed Sources は70%以上がFSCの木材で、残りの30%以下の量の木材も出所がはっきりしていなければならないという条件がつきます。
 写真は製材品ですので、Mixed Sources というと、梱包本数の70%以上がFSC認証製品であるという意味かと思います。もしかしたら、工場取り扱い数量の送料で判断しても認証されているかもしれませんが・・・。数量は、製紙の場合は絶乾重量になると思います。一般的には体積で判断されます。判断基準は、総量を伝票で及び年に1度現場で行われます。複数の工場がある場合は、全工場を確認するわけではありませんが、工場数によって現地確認する箇所数が決められています。
 なお、最終製品までFSC認証製品であることを主張するためには、製品の所有権が移転する度にFSCのCOC認証が必要です。FSCを主張しなければ、それを選択するだけとなります。
 以上、私の知識でコメントしました。正確な情報は、「認証機関」に確認すればすぐに教えてくれますよ。

FSC Mixed Sources の意味を詳しくお伝えいただきありがとうございました。mixedなんだから、ほかの木も混ざっているんだろうな、くらいにしか考えなかった(^^;)。

FSCは、わりと厳しいはずですが、果たしてロシアが厳密にパーセンテージや産地証明しているか疑問です……。

ともあれ、北洋材の世界では、原木輸入から製材輸入へと転換していくつもりのようです。

 ホント、木ごころ知れた女心ご無沙汰といいますか、サボってしまいすいません。
 木を利用することを実践することが大事なのですが、地元の方の行動が佳境に入っていますので・・・。
 「そうりょう」は「送料」でなくて、「総量」でした。すいません。

 重要な部分についてコメを入れるのを忘れていました。
 天然林もFSC認証林に入ります。その天然林をいかに保護していくか、生物多様性を確保していくかがミソです。環境、社会、経済それぞれの要件を満たしていく必要があります。
 わが町のグループ認証でも10%以上の天然性の山林を認証林に組み込んでいます。保護価値の高い山林を仕分けすることも必要です。
 保護価値の高い森林以外の天然林も経済活動をする場合があるので、成長量と伐採量を管理します。天然林を全て禁伐するわけではありません。これはぼうが更新を含みますので、純粋な天然林とはいえないかもしれませんが。とにかく、保護価値の高い森林に区分した部分を保全して、生態系を保護します。
 さて、世界のFSC認証林では全体の50%程度が天然林です。
 一部、言葉が足らない部分がありますが、概ねそんな感じです

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