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森と林業と動物の本

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2009/12/29

学生の薪ビジネス

京都新聞にあった、こんな記事。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009122700017&genre=G1&area=K00

「 ナラ枯れで伐採され、森に放置された木を再利用しようと、京都女子大の教授らが、まきに加工して京都市内のホテルに販売する取り組みを始めた。業者に頼むと多額の費用がかかるまきの搬出には学生の力を活用する。「京都は学生のまち。京都ならではの財産を活用し、森林環境を守る一助にしたい」と意気込んでいる。 」……

おやおや、と読んでいると、なんのことはない、本ブログでおなじみの京都女子大学の高桑進教授の事業ではないか(笑)。

ハイアットリージェンシー京都がレストランのオーブンでまきを使っていたことがミソかな。

私は、こうした薪の売り方が、もっとも現実的かつ、意味のある木質バイオマス利用法だと思う(^o^)。

木質バイオマスはかさばるから搬出を考えると割に合わない。コストもかかるし、熱量も化石燃料より低いからだ。それを無理に本格的な事業としようとすると、破綻しやすい。

そこにボランティア要素を加味することで、安く搬出できる。学生にとっては安い賃金かもしれないが、森を守る“やりがい”とか、社会参加、環境教育的な意味合いを、金とは違った報酬ととらえることができるのではないか。

でも、学生さん(女子学生?)、ちゃんと続けてよ。途中で飽きて投げ出されたら困る。また卒業することを考えたら、常に新しいメンバーを参加させないといけないなあ。

そこんとこ、どうなってます?

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コメント

田中様

取り上げて頂き、ありがとうございます(^|^)

この事業は、ナラ枯れのコナラを薪にする作業は川上村のヤマツ産業に請け負って頂き、その費用はホテル側が持ちます。ホテルは薪を燃料として使います。
そして、出来た薪の搬出は京都の学生さんが環境教育の一環として無料(ボランテア)で行います。学生は、履歴書にもナラ枯れの木を薪として再利用する活動を全国で最初にしました、と書ける訳です。
今までナラ枯れのコナラを伐採した後、その処理に費用がかかり困っていた豊国神社さんは助かります。
学生さんは、汗を流して京都三山に起こっているナラ枯れの被害の現状と、その解決に自分が参加できる喜びが得られる訳です。
三方良し、のやり方を開発しました(^|^)

今までせっかく薪として使える立派なコナラの枯損木が沢山森の中に放置されていたのを、薪として再利用するというものです。
山中からの薪の搬出作業は、プロでも山の中から担ぎ出す訳ですから、モッコなり一輪車で行い人力です。したがって、人件費が一日で1万円はかかり、時間もかかるので一番費用がかさみます。
そこを学生のマンパワーで解決したという訳です。

今後は、参加する学生を増やして、山中からでもバケツリレー方式で運搬車が入る所まで薪を手渡しする方式で搬出したいと考えています。

現在、京都三山ではコナラで枯れた樹木が次々と生産されている(?)ので、次々とプロに薪作りをして頂き、出来上がった薪を時間の都合がついたときに搬出すればいい訳です。
問題は、薪を燃料として使用してもらえるお得意さんを見つけ出すことです。

この方式は学生が多い京都ならではやり方ですが、他の地域でも作業日を決めてやれば、中・高校生達を動員してやれば出来ると思います。

薪割りは、ボランチア等、遊びでやっていてもだめです。やはりプロがしないと危険なのと、作業量が出ません。
今回も、予備的な薪割りをした10月14日は、3名の作業員がきて一日仕事で70束しか出来ませんでした。それを12月12日に搬出しました。
2回目の12月22日は、7名のプロが来て一日仕事で260束でした。ヤマツ産業の辻谷さんのお世話になってます(^|^)

実は、京都市も同じような作業を別の場所で森林ボランテイアを数十名参加して実施しましたが、一日にたったの20〜30束程度しか薪が出来ませんでしたし、薪が縄で縛ってあるため運搬の際に崩れます。

プロは1本の針金を輪にしたもので薪を結束します。
そのプロ用の針金は、学生でも作れますよ。

是非、あちこちでこの京都方式を広めてくださいませ。
よろしくお願いいたします。

なるほど、薪割りはプロの仕事でしたか。
それならボランティアの仕事は格段に楽になりますね。脱落者も出にくい。
それでも、学生の入れ変わりをうまく機能させて、定期的な搬出を確実にしてほしいものです。

これまで処理費用を負担していた神社側は、何も出さないのですか。少しでも支払ってもらって、学生の謝礼にできたら、参加者も増えるように感じますが。

こんばんは

すみません、重箱の隅突きかも知れませんが、確認させて下さい。

「薪の搬出を学生のボランティアで賄う」とありますが、「薪にする原木の搬出」ですよね?
自身で薪ストーブを使っているので、薪を作る過程で一番、頭を悩ますのが道路まで原木を搬出する方法なんです。
高桑さんの文面を素直に読むと、伐採現場で薪割・タガ詰めまでしているように受け取れるのですが、如何でしょうか。

「玉丸の搬出」ならば合点がいきます。

携帯からの書き込みなので、紋切り口上は平にご容赦願います。

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