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2010/01/12

東大寺の柱

昨日の続き。

東大寺の大仏殿に入ったわけだが、私が撮影したものの大きな一つは、柱である。

拙著「だれが日本の「森」を殺すのか」に記した通り、現在の大仏殿が建造された江戸の元禄時代は木材資源が尽きていて、柱は集成材になっている。その証拠をしっかりとカメラに納めておこうと思っていたのだが……。

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大仏殿の後ろの隅に、こんなものを発見した。

なんと、柱の一部である。それが無垢の木なのだ。明治の大修理の際に外されたものの一部らしい。材はスギだが、芯の部分が腐っていた。

それにしても、無垢の柱もあったのか。見たところ、大仏殿の柱は、いずれも釘と鉄輪で集成されているのだが。

それにしても、その集成材柱の釘も、かなり乱暴に打たれたものもあり、案外やっつけで作ったんじゃないの(笑)と思ってしまった。

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釘の打ち方をよーく、見て。

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木製品・木造建築」カテゴリの記事

コメント

釘の打ち方をよーく、見た。

もしくは、大仏殿の柱だから、
気合いを込めて、込めて、込めすぎたとか・・・

いずれにしても、貴重な写真を拝見させて
いただきました。

気合を込めすぎちゃったんですかねえ(笑)。

どうも日本人は、過去の伝統技術を持ち上げるきらいがありますが、意外といい加減な点もあるんですよ(^o^)。

よーく見ましたが、どこがやっつけ仕事か全く分かりません! 大工仕事は素人です。

適当に釘を打っている証拠がどこに見られますか?
お教え頂けたら幸いです。

こんな太い柱に釘を打つんですから、キレイに打つ必要なはないんではないでしょうか?

そんなに真剣に考えないで(^^ゞ。

私には、何千本もの釘を打たねばならない江戸時代の職人が、疲れつつもエイ、ヤー、と力を込めて釘を打っている姿が目に浮かびます。人間臭くていいんじゃないでしょうかね。

こんばんは

「やっつけ仕事」なのかはさて置き、釘を打ち込んだ玄能の打痕がありありしているのは、「匠の仕事」なのか?と疑わせるには十分かもですね。(笑)
見栄えに関わらない場所だから、新米の弟子に打たせたのかな?なんて想像が膨らむ一枚です。

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