もったいない合体箸?
割り箸の情報収集を行っていたら、こんな箸を見せられた。
面白いのは、後ろの握るところが塗り箸で、箸先は柳箸。正月用に使われる、みずき材の箸だ。
食べるときに、塗り箸部分に差し込んで使い、その後先は捨てる。だから洗う手間はかからない。
これは、割り箸論争で「割り箸は一度で捨てるから木材の無駄使い」と言われるのに対応して、捨てる部分を半分にした、マイ箸用なのである。
が、実は別の意味がある。塗り箸にしても、柳箸にしても、どうしても欠陥品が出て跳ねられる。それを有効利用するために考え出した商品だった。
つまり、塗り箸と柳箸の端材を「もったいない」からは合体させて作った品だとか。
それを少しおしゃれに布袋に入れ、携帯できるようにしたわけだ。
そんなに売れる商品ではないけれど、ちょっぴりエスプリが効いている。よし,これからは持ち歩いて外食の際にプラスチック箸が出たら使ってやろう。
« 切り捨て間伐と地球温暖化 | トップページ | プラスチック箸の拡大 »
「割り箸」カテゴリの記事
- ローズウッドの箸(2024.07.16)
- RF1の惣菜に国産割り箸(2024.02.05)
- ファミマのフォークと割り箸(2024.01.23)
- 割り箸グレードアップ(2023.05.20)
- Y!ニュース「割り箸が熱い!……」を書いた裏事情(2023.03.13)
すばらしい箸ですね。
ぜひ私も使ってみたいです。
なぜならよく箸の先を噛んで折ってしまうからです。食い意地がはってるのでしょうね。
どこで売ってますか、価格はいくらくらいでしょう。前に書いてあったらすみません。
投稿: こんど~ | 2010/02/05 10:24
ごめんなさい。
もらいものなもので……(^^;)。
おそらく東急ハンズのような店だと思います。
投稿: 田中淳夫 | 2010/02/07 21:52