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森と林業の本

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2010/03/11

国交省が「木の家」

「“木の家づくり”から林業再生を考える委員会」が設置された。

と、これだけなら「またか」とさえ思える既視感のある話題なのだが、この委員会、実は国土交通省の管轄なのである。一応、林野庁も協力しているようだが、どう見ても付け足し。

http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000135.html

その委員の顔ぶれも、既視感(笑)。なんだかよく出る名前である。ただし、林業関係の委員会やシンポジウムで。

「木の家づくり」は、林野関係なら以前から標榜していたことだが、実質的に何も変化はなかった。だって、林野庁が関わるのは、せいぜい製材までで建築には口を出せない状態だったからだ。まるで遠吠えであった(^^;)。

しかも環境省からは「木材を使うことが環境に優しいと言えるだけの世間の認識がない」なんて言われる時代もあって、木づかい運動どころか木を使う=森林破壊のイメージが色濃く残っていた。

それが、いまや国交省が乗り出すまでになった。林野庁が音頭を取るより話が進みそうだ(笑)。

もっとも第1回目の議題が、「議事:都市と農山村の交流について 等」だそうだから、住宅までたどりつくまでは長くなりそうだよ。

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コメント

森づくりと都市・農山村交流だったら、私を呼ばないような会議はダメです。(一応言ってみただけ。)

林野庁に任せてもどうもダメなようだから、旧建設省が出てきました、という感じなんでしょうか。でも、金具で固めた妙な家造りを義務づけている変な法律を改正するチャンスかもしれません。わずかに期待しとります。

いや、正直なところ顔ぶれがほとんどデ・ジャヴ(笑)。
そこで出る意見もなんだか読み取れそう。まあ、ブラックツーリズムとか斬新(すぎる?)意見を出す人は選ばれないのです(^^;)。

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