どこにある? ミツバチの巣箱
そう、ミツバチの巣箱である。ただし、ニホンミツバチ。
問題は、これがあるところ。実はゴルフ場なのだ。
先日訪れたゴルフ場で見つけたもの。メンバーの一人が、養蜂を初めて、その巣箱を置かしてくれ、と頼まれたので、ということだった。全部で5つぐらいあったかな。ゴルフ場には、花木がわりとたくさんあるので、ミツバチにとっても有り難い場所なのである。
養蜂する権利は地域ごとに分けられて許可制のはずだが、趣味のレベルならいいのだろう。しかもニホンミツバチなら。一つは、すでに蜂が入って活動していたが、まだ居ついていないものもあった。
ミツバチがいるというのは、農薬をほとんど使っていない証拠になる。実際、聞いてみると芝生に使う量も驚くほど少なかった。多分、年間18ホールで200キロくらい。しかも、そのコースはフェアウェイがかなり広い。つまり薄く使っていることになる。当然、残置森林部分には使うことはないそうだ。ゴルフ場と共存できることの証明かも。
ニホンミツバチは攻撃性が低いから、刺されることも滅多にないだろう。もともと蜜を圧めいてる蜂は、人を刺さない。巣箱の防御時が危険だから、巣箱に近づかなければ、まず心配ない。私は、近づいたけど(~_~;)。
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一人5箱まで。とかで巣箱設置代金を取って、
ゴルフ場の森林を市民養蜂場に・・・
そしたら、
「ゴルフ場はミツバチがいっぱい」という本は、
どちらの田中さんが書くのだろう。
投稿: 熊(♀) | 2010/03/20 22:30
ああ、そうか。ミツバチの書き手は、もう一人いましたね(笑)。
投稿: 田中淳夫 | 2010/03/21 09:46
ゴルフ場の活用方法としての「ミツバチ」は盲点
でした~(^^)
そういえば、最近、和歌山県の印南町のゴルフ場
が「乗馬」もサービスというか、関西最大級の
面積の馬場を整備して「多角化」しているよう
です。ゴルフする層と乗馬する層はかぶるので、
いいですね。これにミツバチ、それも国産なら、
高くしても買ってくれそうですね~
他にもゴルフ場と融和性のある利用方法と
して、「ふれあい動物コーナー」や「山遊び」も
(智頭町のような「山の幼稚園」も)考えられる
でしょうか?他にもいろいろ地域のために
なりそうなアイディアがありそうですね~
投稿: 元紀州にいた者 | 2010/03/21 16:37
乗馬ですか! なるほど、近年は過剰なゴルフ場の施設転換が話題になっていますが、乗馬というのはよいですね。芝生が痛むから、ゴルフコースとの併用は無理だろうけど(^o^)。
養蜂は、両立できるかな?
投稿: 田中淳夫 | 2010/03/21 22:23
日高新報の記事によると、プレイヤーのいない
コースにも「ホーストレッキング」をするような
文章もありました。(ラフぐらいまでかな?)
まだまだ日本ではアウトドアの分野で開拓出来る
余地はあるような気がしますね~(^^)
乗馬も「郊外」「山間地」をのんびり歩くホース
トレッキングはあまりないような気がしますので
(ダイエットではないですが、乗馬は楽しい
です。(^^))
投稿: 元紀州にいた者 | 2010/03/21 22:34
私も、馬に乗るなら、馬場ではなく野外を歩きたいと思います。日本には、なかなか適したコースがないですね。地元・生駒には一応あるのですが、最近は乗馬クラブ前の道にトラックが通りだして、外に出づらくなったようです。
投稿: 田中淳夫 | 2010/03/22 09:34