September 2019
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

森と林業と田舎の本

« 森林保護国債 | トップページ | 「大仏開眼」のエコノミー »

2010/04/02

割り箸と樹脂箸のCO2排出量

そろそろほとぼりが冷めた? ので、以前もらった資料を公開。

何かというと、割り箸と樹脂箸(PBT,PPSなどプラスチック製)を廃棄後焼却した場合に出る原料由来のCO2排出量。

以前から、割り箸擁護のために、こうした数値を計算して公表できないか、という申し出はあったのだが、私には手が出なかった。ところが、この手の計算式はすでに用意されており、各材料の成分や重量などの数字を当てはめるだけで出るものらしい。

それをチョチョイと? 計算して出してくれたものが、私の手元に届いた。

で、スギ・ヒノキ製の割り箸(1膳4グラム程度)の場合
重量当たりの炭素割合は50%程度。すると1膳当たりの炭素量は約2グラム。
燃焼時のCO2排出量は、7グラム見当になる。

次に樹脂箸。1膳当たり20グラム程度。
重量当たり炭素割合は70%程度。
燃焼時のCO2排出量は、50グラム見当

という結果だった。が、もう少し突っ込めば、木製の割り箸はカーボン・ニュートラルを適用することでゼログラムとみなすことができる。ただ製造時に動力を使って製材などを行うから、その排出分がある。もちろん厳密には輸送分もある。

一方、樹脂箸は、1000~2000回の使用が可能だ。外食店では約2年使う。ただし、洗浄に温水を使い、乾燥機も使用する。それを少なくても1000回使用したことを意味する。製造時には輸入された原油からプラスチックを化合するまでのエネルギーも消費する。こうした所作からの排出量は、今のところ計算されていない。

そのほかリサイクルの要素もあるが、数字としては、ほとんど厳密性がない。それでも表すことで見えてくるものがあるはずだ。

誰か、こうした数値を使ったキャンペーンを考えないか。

« 森林保護国債 | トップページ | 「大仏開眼」のエコノミー »

割り箸」カテゴリの記事

コメント

洗浄、乾燥までトータルのエネルギーコストを割りばしと比較したデータが知りたいです。
当県は県が県内の飲食業界とリサイクル箸のキャンペーンをしているので(リサイクル箸を使用している飲食店の一覧のチラシを配布しています)、飲食店に国産割りばしをアピールする時、その説明に客観性が欠けてしまいます。
どなたか、よろしくお願いします。

TVのニュースを見ていましたら、福島県の温泉旅館が「環境対策」の取り組みとして、割り箸をやめてプラスチックのリサイクル箸に切り替えるとのこと・・・。見た目を気にする旅館のことですから、リサイクル箸の寿命は短いと思います。

福島県には豊富な森林資源もあるし、会津漆もあるんだから、地場産の割り箸、漆の塗り箸を使っていくという方向もあると思います。コスト面では厳しいとは思いますが。

>>洗浄、乾燥までトータルのエネルギーコスト

まずは、いわゆるリサイクル箸の洗い方・乾燥の方法と、廃棄されるまでの期間を把握する必要があると思います。
現状はイメージ先行で基礎的なデータが不足しています。ちゃんとした調査・分析が行われていないのに、割り箸との具体的なデータの比較なんてできるわけがありません。

洗浄に関しては、箸一膳を洗うのに温水を何リットル使うのか、その温度は何度水より上げているのか、食器洗浄器・乾燥器の場合の電気はどれほど使うか……などの数値を出すのが難しい。基本的に食器と一緒に洗いますからね。
むしろ、コストで計算する方がいいと思います。牛丼屋の松屋では、リターナル箸1膳当たり3円かかっていると言っています。正式に取材してデータをもらいに行きませんか。これ、本社が東京だよな。

旅館がリターナル箸とは悲しい。絶対にそんな旅館いやだな。福島県となると……熊(♀)さん、申し入れしてください。

ひゃあ。

どこの温泉だろ?

最近の新聞に確か白河のほうで
やはり同じような動きがあった記事
見ましたが。

でも、一方でリサイクル箸が洗浄や買い替えに
結構なコストがかかっていると認識している
人たちもいます。
まず、ここを攻めたいと思いますので、
無事に攻め落とせるようお祈りしていてくださいませ。

「申し入れ」は、気弱(いや本当ですから)な私にはとてもとても・・・・
というより、それが正しいと思っているその認識を他人が変えることは、なかなか難しいので、
何か、「気づき」を与えるような動きが必要なんだと思います。

 ホント、熊(♀)さんのおっしゃるとおりですね。自分で気付いていただく・・・。
 時間がかかりますが、大切で、基本的なことだと思います。
 気付いて・・・、そして、「木づいて」ほしいと思うのです。なんちゃって。
 

福島県の温泉旅館がリターナブル樹脂箸とは!!!
恐れ入谷の鬼子母神ですね!

松屋フーズは既に2年間もリターナブル樹脂箸を使い、計算したら1膳3円だったと田中さんの出た東京の会でおっしゃたということですが、福島の温泉旅館はこれから同じ経過を経て1年後には間伐材の割り箸に戻ることが予想されます。

福島県の温泉旅館に、林野庁と活木活木ネットワーク作成のポスター「これって国産の割り箸?」のポスターを送りたいので、熊(♀)さん、調べて下さいな。
よろしくお願い致します。

高桑 様

もしかして?ですが、
福島市の土湯温泉が4月1日に
「エコ温泉地」なるものを宣言しています。

基本的には、温泉熱を暖房や調理に利用し、
CO2の排出を削減させるというもののようです。
そのほかのいろいろな取り組みの中で、
割り箸使用抑制のために再利用可能なプラスチック製箸の利用があるようです。

http://eco-one.net/mt/mt-search.cgi?tag=%E3%82%A8%E3%82%B3%E6%B8%A9%E6%B3%89%E5%9C%B0&blog_id=1

そうだとすれば、
「プラスチック箸の利用の部分につきましては、エコではないのではございませんでしょうか?」
という主旨を、やんわりかつ懇切丁寧に伝えるのが、よいのかもしれませんね。

ポスター送るのは・・・んん~。
ちょっときついかなあ。(私見)

受け取った人の人柄にもよると思いますが、
喧嘩を売られていると判断され(世の中いろんな方がおりますから)、
高桑様が悪者になってしまうこともありえますし。(って、私はやっぱり気弱?)

熊(♀)さん
>もしかして?ですが、
>福島市の土湯温泉が4月1日に
>「エコ温泉地」なるものを宣言しています。


私が見たニュースは、それです。
土湯温泉の取り組みを紹介したものでした。
きちんと書いておけば良かったですね。


同時に、ペットボトルのキャップを集める活動もするということですから、具体的な効果を検証したわけではなく、世間に流通しているイメージでなんとなく、決めたのでしょう。環境対策としての効果よりも、温泉のイメージアップ作戦の一環なのでしょうね。

土湯温泉観光協会などが、各旅館に割り箸の使用を抑制・リターナブル箸を使用するよう要請するということですね。
各旅館がどのような対応を取るかは、まだ、未定のようです。

土湯温泉観光協会
http://www.tcy.jp/machi.stm

盛り上がっている……(^o^)。
これが観光協会レベルの話なら、まだ押し戻せる可能性はありますね。抗議するのではなく、割り箸の真の姿を知ってほしい、という熱意の表れとして資料を送りつけるのもいいのではないかな。

誰か行動しません? 福島県には、今度新たに割り箸製作に乗り出した団体・組織が幾つもあるわけです。樹恩に奥会津エコリードに磐城高箸に。それに活木活木森ネットワークもいかがです?

私も今日、また割り箸業者と出会ったのだけど、ちゃんと樹脂箸との違いを示すデータを集めたいですね。

ホントに盛り上がってますね〜。
すごいすごい。
樹脂箸にやみくもに反対するのではなく、「冷静に考えてみませんか?」と、お伝えするスタンスですね(^-^)
ぜひやりましょう!
明日から策を練らなくては。

期待していますよ~V(^0^)

やや!盛り上がりに乗り遅れました><
松屋さんのデータに衝撃を受けた一人です。
たとえ中国産でも割り箸に戻す動きは大歓迎ですね^^
牛丼屋がライフラインなので松屋さんを贔屓にしてみたり(笑)

磐城高箸で作る予定の割り箸は、「田中産割り箸」
と言っても良いと思います^^
「割り箸はもったいない?」に出会えた幸せと、
杉を割り箸の最高級樹種として広めて下さった
吉野の先人の方たちへの
感謝の気持ちを噛み締めております。

本格稼動は夏以降だと思いますが、
法人設立後に再度連絡させて頂きます^^

私も、割り箸「産地」になっちゃった(^o^)。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 割り箸と樹脂箸のCO2排出量:

« 森林保護国債 | トップページ | 「大仏開眼」のエコノミー »

無料ブログはココログ

森と林業と田舎