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森と林業の本

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2010/04/26

奈良時代のオフィス

遷都1300年祭に気をよくして、続編。

会場にある平城宮跡資料館は、このほどリニューアルされてオープンした。そこに展示されている一つに、奈良時代のオフィスがある。

3

これは、実際に発掘された奈良時代の役所の机。このような机で執務を行っていたらしい。

そこで、それを再現したのがこれ。

1

見よ。なんだか現在でも通用するデスクではないか。それも、結構デザイン的にもイケてると思うのだが。

机の上にあるのは、木簡。筆で文字を書いて書類とした。ナイフで削って文字を修正したりもしたらしい。

そこで、かつての役所のオフィス風景をば。

2

当時は、江戸時代のように足を折って床(畳)に座るのではなく、現代風だったのだ。ちゃんと隅には書棚もある。

たとえば、現代の小学校でも、こんなデザインの机を使ったらオシャレではないか。平城スタイルを再現してほしいね。

ついでに、貴族の家のリビング……というよりは、自宅の書斎はこんな風。

Photo

こちらも、フローリングだし、現代風ではないかなあ。

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木製品・木造建築」カテゴリの記事

コメント

オフィスが椅子と机は、最先端の海外ファッションを取り入れたのでは? 家に帰ったら「椅子は疲れるな−」とか言いながら、床に座ってくつろいでいたのではないでしょうか。

そうか、自宅では寝そべっていたのか(笑)。

たしかに大極殿も真っ赤に塗られた柱といい、和風とは言い難い。あれは海外(中国)のファッションを取り入れたのでしょう。

でも、いつから机と椅子が廃れたんでしょうね。やはりいにしえの役所にも国家社会主義……もとい、ナショナリズムが巻き起こったんでしょうか。外国の真似ばかりするな! とか言って。

 最近お邪魔した新築の住宅、2軒スギの床の部屋がありました。
 家主が寝そべってみろ、というので、寝そべってみたところ。
 それが心地いいのです。香りもいいし。
 すでに傷が付いていたので、キスは気にならないかと聞いたところ、スギだからという答え。かまわないらしい。スギの心地よさを優先したのだろう。
 我が家(築何十年だろうか)の杉の縁側も見直そうと思います。日向ぼっこをしてみようか。ヒルからビールを飲もうか。
 平城の時代にはそんな有余もなかったのでしょうけれど。思いを馳せてみたいです。
 ウイスキーにしようか。私にとっては、これが海外の雰囲気なのです。

スギのフローリング、心地良いですね。
でも、お酒こぼすと染みがつくよ。

傷を嫌う人には向いていない。私は、車に傷付いても平気なもんだから資格はある(笑)。

鈴木浩之さん、揚げ足取りでごめんなさい。
>すでに傷が付いていたので、キスは気にならないかと聞いたところ、スギだからという答え。

スギ床に寝そべって、顔を床に付けている姿を想像せずにはいられません。

なお、オフィスのインテリアに和風が強まるのは、やっぱり菅原道真あたりからなんでしょうか。

スギがスキで、キズがついてもキスをする……。

ヒルからビール。

さらに、ウイ「スキ」ーだ。

なんと、掛け詞の連続だったのか! まいりましたm(__)m。

ホント、すいません。
 ウイスキーは、『「We」すきー』又は「Weスギー」の誤りでした。
 訂正をして、深くお詫び申し上げます。

 そういえば、1軒は「丘」にあったのです(うそ)。少し、高くなっていますけど。

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