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2010/04/11

林業な女性たち5

ひさびさ、林業な女性!(ちなみに4番は幻の人がいて、欠番。)

佐賀県より訪ねて来られた佐藤和歌子さん。私にわざわざ会いに来たのではなく、京都に用事で来られたついでに奈良に寄っただけですが。というわけで朝から奈良を案内しました。1



ご要望に応えて、当人は小さく(笑)。バックは平城宮跡の朱雀門。

NPO法人森をつくろう理事長である。伝統構法の家の設計コンペを主催されている。というわけで、奈良の伝統構法の建築物をいろいろ見てもらった。設計コンペと言っても、その意図するところは木の家、国産材の家の振興だ。林業の話に花が咲く。つまり、彼女も林業な女性、なのだ。ちなみに父は、佐賀ではちょっと有名な素材生産業者で、その会社は彼女の妹が継ぐという。だから妹も林業な女性である。

本当は、吉野林業の本場を訪ねたかったのだけど、時間的にちょっと無理。とくに今の季節は、吉野山の桜で大混雑間違いなしだから。

そこで思い出したのは、「春日山原始林」である。ここは世界遺産にも指定された奈良の森のもう一つの顔である。

実は春日山原始林とは言うが、明治時代はかなり荒れていたらしい。そこで山の一角に、土倉庄三郎が吉野式の造林を行っている。ここを吉野林業の展示林にするつもりで「奈良公園改造計画」を出していたのだ。この人工林を輪伐して、その収入で公園を運営する構想だったらしい。
そして実際に200ヘクタールを越える面積に植えつけて、見事な人工林ができていたという。ところが戦後になって、知事公舎の隣接地を買収する資金に伐採してしまったらしい。

もし、今も残っていたら、都心のすぐそばに吉野林業のすばらしい見本が存在したことになっただろう。残念である。

それでも、自生しているスギはかなりあり、奈良のスギを見てもらうことにはなったかな。

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