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森と林業の本

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2010/05/03

脱力

相変わらず、世間は連休である。

こんな日の話題にふさわしい脱力モノの話題を。

一つは、某奈良県のお役人よりのメール。

「昨年開いたシンポジウムの謝金の支払いを忘れていました!」

そう、私が講師として講演したものである。その謝金を振り込むのを忘れていたのだそうである。おいおい、といわねばならない事態である。

が、それに気がついていなかった私(^^;)。アホやがな。言われてみれば、確定申告の際に、源泉徴収票がないなあ…とは思っていたのだが。

本来は、原稿料とか講演料は、ちゃんと振り込まれているか照らし合わせて確認しているのだが、昨年はすっぽかしていた。そうしたら、こんな事態になるのね。
プロはどんぶり勘定してはダメ、と他人には忠告しておきながら、この有り様である。この人を怒れない。

でも、こんな有り様では、いつまで経っても裕福にはなれないはずだ。そこで思い出した詩。

はたらけど
はたらけど猶わが生活(くらし)樂にならざ
ぢつと手を見る


ちなみに石川啄木は、この詩のように働いても貧しかったワーキングプアではなく、働くのが嫌いで、しかも放蕩を繰り返した挙げ句の貧乏でした。

最後を、「じっと手のひらを返す」と書きたい気分ですね(笑)。

そして、昨日届いた「著作権利用に係わる書類」。

某中学の昨年度入試で私の著作の文章を使用されたものを、今度は二次使用するための許可と使用料の支払いの通知である。

正直言って、ここ数年、入試問題や問題集、参考書関係に私の著作が使われることが増えている。昨年度だけで50件くらいはあったのではないか。その度に許可する旨の書類を送り返している。実は、一昨日も2通送ったばかりだ。

だから今回も、機械的に印をつけて送り返そうとしたのだが。

使われた問題文をパラパラ見ると、「ミツバチ」の文字が目に入った。

私もミツバチに関することを何本も記事にしているから、ふ~ん、それを使ったのかと思いきや……、出だしを読むと。

「銀座でおいしい蜂蜜が本当に採れたら、面白そうだよね……」

使われた文章は、(田中淳夫『銀座ミツバチ物語』)であった。(^^;)(^^;)(^^;)

同姓同名って、怖い。いっそのこと、このまま送り返してやろうかな。そうしたら、著作権料が私のところに振り込まれるに違いない。千数百円だけど……。

でも、もしかして、私の著作分が、銀座の人のところへ行っている可能性はないのか?

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コメント

キンドルとかipadだったかな~
電子出版で印税70%とか~
関係ないっすけどw

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