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2010/05/14

森林の市・ウッドライクの商品

昨日に続き、日比谷の森林の市。

ここを訪れて見学したかった理由の一つは、ウッドライクである。

ウッドライク(woodLike)は、埼玉大学の浅田教授や林野庁の面々によって始まった女子大生による木材商品開発会議のことである。……というと、思い出してくれる方もいるだろうが、私も京都女子大の高桑教授らとともに京都を舞台にした女子大生木材商品開発会議「木心知れた女心」会議を昨夏から開いている。

両者が偶然知り合い、とくに私は、ツイ ッターで浅田氏と出会い、今回森林の市に商品を出品すると聞いていたので、見に行ったのである。見たかったのは木材商品である、女子大生ではない。念のため。

まずは、写真で何点か。

1

これは、リンゴの廃木を有効利用できないかと考え出された、リンゴ型のコースター。組み合わせることでオブジェになる。

そもそも会議を開くきっかけになったテーマらしい。ただ加工が難しく、まだ販売するまでの生産体制ではない。

2

こちらは、木片の組み合わせによるフィギア。虫や犬、人。ロボットまで。万能林業機械!もある。

主に、浅田氏の作品。趣味が出てる。


3

これはアクセサリー……に見えるけど、実は洋服に直接接着されている。最近、自分で既製品をリフォームすることが流行っているが、その流れに木片を活かしている。
女子大生ならではの発想だろう。

5

これこそ、木片にイラストを彫り込んだアクセサリー。女子大生の感性を活かした真骨頂である。

いかがだろう。デザイン系の学生もいるうえ、教育学部の技術課程ゆえの木工技術も活かした商品群である。

同じ木材商品開発とはいえ、京都と違ってファッショングッズに絞った開発だったようで、女子大生さが滲み出て、私の顔はゆるんでいたぞよ(笑)。京都もあまり大物狙いではなく、消費対象を絞り込んだ方がいいなあ。

ただ、私がもっとも感心したのは、これらの商品そのものではなく、その素材である。

001

この写真は、その一つ。ようするに、細かな木片を磨き上げて、面取りし丸っこく加工したものだ。
これを元にして、フィギアや洋服アクセサリーなどができている。

切っただけの木片は、いかにも木片らしく、ゴミ扱いされかねないが、このように丸っこくなると、急に商品ぽくなる。

女子大生は、これを利用した商品として、積み上げたカレンダーを作った。1カ月分の面に数字が書いてあり、それを回転させて前に出る数字で日付を示す。

聞けば、作るのは簡単だそうである。と行っても製造機は自作したそうだが、木片をたくさん入れて回転ドラムで磨耗させることで作られる。大量生産も効くし、何より安く作れる。

これを多く使う商品を開発できないか。
たとえば漆喰などと混ぜて壁土として塗ったら、どんな風合いが出るだろうか。タイルのように張り付けてインテリアにしてもいい。
観葉植物の土のような使い道もあるだろう。玉砂利の代わりにもなる。
あるいは砂場の砂がわりにすることもできる。幼稚園・保育園の室内砂場に使えないか。以前、同じ用途でチップがあったが、コチラの方がとがっていないから怪我もしづらいし、断然いい。

これ自体を販売したら、ほとんど売れなかったと嘆いていたが、それは素材だけでは、どのように使えばよいか客にはわからなかったからだろう。

しかし、魅力的な使い方まで提示できれば、大量に出る。これを木材単価にしたら、1立米100万円くらいの木材商品になるのではないかなあ。

最後に、肝心の(笑)女子大生も、(小さく)紹介しておこう。彼女も、「林業女子」になるかな?

Photo

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木製品・木造建築」カテゴリの記事

コメント

きのうの「木育」も面白かったですが、さすがに若い女性のアイディアはステキですね!おばさんは最近アイディアが枯渇してますから、新鮮です!
伝統工芸品でもそうですが、現代的なデザインと用途の広がりがあると、新しい世界ができそうですね。

ご紹介ありがとうございます。まだまだなんですが,いろんな学生と今回また知り合えました(主に女子大生)ので,そこからひろがっていけばいいなあと思っています。
学生たちがそれなりに楽しんでいたのがすくいです。すこしずつ大きなものに挑戦できればいいなあと思います。今後ともよろしくお願いします。

アイデアって、一人悩んで考えても出ませんね。
異文化交流(とくに女子大生)が欠かせません。
今回の出会い(主に女子大生)から、また次のアイデアが出そうです。
ちなみに木材業界からすると、おばさん(旧女子大生)の感性も異文化ですよ(笑)。

自分の欲しいもの、かわいいと思うものが
商品開発の原点かも。ですね。

4枚目の木片のアクセサリーかわいいです!

パッケージがかわいさをよりUPさせています。
(これが、むき出しでぶら下がっていたら、
ここまでかわいくはないでしょう。)

女子大生がかわいいものを産み出せるのは、
普段からかわいいものが沢山おいてある
お店を覗いていたり、カタログや雑誌を見ていたりするからかなあと思います。

おばさんも、おじさんも普段からかわいいお店を覗きましょう。(怪しくならない範囲で。)

最近は「大人かわいい」が流行ですから、次は「オヤジかわいい」になりたい……。

せっせと本屋でファッション雑誌を立ち読みするか?(買う勇気はない)これ自体が怪しかったりして。

ならば、雑貨が載っているような通販のカタログがおすすめ。

通販って、例えば子供服を買うと、その後は子供服の多く載っているカタログが届くようになる。
だから、一度かわいいグッズを買うと、その傾向のカタログが・・・。
想像すると、これも怪しいかも。

でも、やっぱりお店でしょう。商品とお客様が両方観察できますもの。

正直に書きます。私は「かわいい」グッズを見るよりも、かわいい女の子を眺める方が好きheart02
ああ、もっとも危険なことを。

そのくらいの危険さなら、「普通」です。
大丈夫です。

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