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森と林業の本

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2010/06/10

木の織物

生臭い政治の話のあとは、少し休憩(^o^)。

こんな商品を見つけた。天然木から製造した"縫える木"テナージュ と、それを経糸にした京織物木織テナージュだ。

よくわからないから、発明したゼロワンプロダクツ株式会社のサイトを見て。

理屈はともかく、ようは木材を布のようにできるということだ。それも大量生産可能で、自動機械で大きさも自由に製造できる。

これまでのツキ板とは、また違った分野で活かせるのではないか。ファッション系の商品のほかにも、曲面、凸凹面のあるインテリアなどにも使えそうである。

私の思うのは、木材って、まさにマテリアルだなあ、ということだ。アイデアと新技術によって、さまざまな素材を生み出せる。しかも生物性で再生できるし、廃棄処理にも困らない。

これほどの素材を、これまで十分に活かしてきただろうか。いや、昔は活かしてきたのだが、戦後は石油という素材に目を奪われて、あまりにないがしろにしてきたのかもしれない。

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