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2010/07/07

ふしまる君

紹介するのを忘れていた、加子母森林組合の木材商品「ふしまる君」。私のお土産の中では一番気に入っている。これまで風呂に漬けていたので忘れていた(~_~;)。

003

ネット袋の中をよく見てもらうとわかるが、これは木曽檜の枝の部分を丸く輪切りしたものだ。直径はいろいろ混ざっているが、いずれもものすごく年輪が詰まっている。そして、樹脂が染み込んでいる。

これを浴槽などに付けると、本当に油が浮くのだ。(私は、思わず自分の身体から油? と焦った(~_~;)

つまり、これは入浴剤としてお使いくださいという商品である。

が、何も入浴剤としてこれを製造しているわけではないことは、読者の皆さんならわかるだろう。名前のとおり、これは節丸なのだ。

以前も触れたことがあるが、今後木材を内装に使っていく場合の課題として、死に節をどのように塞ぐかということがある。生き節は模様になるが、死に節は困る。そこでヒノキの枝を使って節を埋める作業を行う。

現在では、大手は自動機械で行えるところまで行ったそうたが、今後節の穴埋めが重要になるのではないか。

おそらく加子母でも、製材工場の一部で、この埋め木作業を行っているに違いない。そして、埋め木の一部を入浴剤商品に化かしたのだろう。もちろん、グッドアイデアであるが、王道の使い方も考えてほしい。

この埋め木は、やりようによっては板のデザインにもなってくるだろう。案外、星型の埋め木が登場したりして。もしかしたら、木曽檜の埋め木を使っている、というと価値が出るかもしれない(^o^)。

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コメント

ええっ。
そんなに油が!
(覗いてはいませんが。)

匂いもかなりするんでしょうか。

そう。とろ~りと、湯面に浮くのです。もちろん香りもほのかにします。

熊の毛皮も、しっとりするでしょう(笑)。

節穴埋めの設備が無くて、フローリングの製造販売が積極的に展開出来ないという森林組合もありました。
また、ある森林組合で見た埋め木は輸入品でした。
白っぽい木で、ひのきには良いけれど、
スギには埋め木のところが目立って…と仰ってました

そう、穴埋めをできるかできないかが、今後の製材施設のランクを決めていくようになる気がします。

それにしても、外材の埋め木が出回っているんですか……。これくらい自給できないか。

節穴に合う枝を集めるのも小さな森林組合では
結構大変なことなのでは?
それを選別する人件費を考えると輸入品でも
良いものがあれば使うということでしょう。

 浜松の静岡県森林組合連合会天竜営業所(市場)では今でも取り扱っています。枝です。
 市場を見学したときに、誰が買うのかな?と思っていました。

大工場では自動化しているようですけど。

埋め木することで、板の価格を十分に上げることができたら、元を取れるんだけどなあ。

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