国際森林年に合わせて……
来年2011年は、国連の定める「国際森林年」である。
今年の「国際生物多様性年」だって、十分に認知されているとは言い難いが、とりあえず今年来年と、森林環境が注目される(はず)。
国際森林年では、「現在・未来の世代のため、全てのタイプの森林の持続可能な森林経営、保全、持続可能な開発を強化することについて、あらゆるレベルでの認識を高めるよう努力すべき」と、国連で決議されたんだそうだ。
これが、そのロゴマーク。
林野庁が、そのことを発表した。
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/kaigai/100812.html
樹冠の中に、人や家のほか、十字マークのあるビンは医薬品を示しているのだろうか。そしてヤモリにアヒルにシカ。雲と雨は、森林がつくるという発想か? リンゴっぽいのは稔りを表しているのかなあ。
おや、これを読むと、ロゴマークを使うには、申請書を出して許可を得なくてはならないらしいぞ。
もちろん、当ブログは、そんなモン得ていない( ̄ー ̄)。
抗議が来たら、速攻で削除する。……で、ほとぼり覚めたら、また張り付ける(⌒ー⌒)かも。
ちなみに、私は、その来年を狙って本を出版しようと画策している。というか、年初に出すには早く原稿を書き上げなくてはならない。日本唯一の森林ジャーナリストとしては、森林年にぶつけて、森林の本を出さないとね。
今からタイトルを考えている。タイトルに合わせて書く(笑)。
やっぱり「日本の森」という言葉を入れようか。
「失われる日本の森」。
「殺される日本の森」。
「よみがえる日本の森」。
「遊ばれる日本の森」。
「日本の森林革命」。
「日本の森で起業!」。
「日本の森で暮らす!」。
「日本の森はもったいない」。
「日本の森は自然がいっぱい」。
「ニッポンからの森林再生」。
おいおい。自著タイトルをパクってどうする。
いっそのこと「日本の森は、もうダメなんじゃない?」。
これはインパクトあるか? それともありきたりか。
ああ、もう頭が働かない。やっぱりエアコン入れなきゃ、仕事になんない……。
« 国産割り箸、大風呂敷! | トップページ | エコ・プラモデル »
「ニュース」カテゴリの記事
- 川上村の山火事(2025.03.11)
- 日本最大級のバイオマス発電所(2025.01.31)
- 最速!?飛鳥宮遺跡を見る(2024.11.28)
- 辻谷さん追悼式(2024.11.16)
- 辻谷達雄さんのこと(2024.08.11)
NPO森林セラピーソサエティの新年のご挨拶で、2011年「第2期森林セラピーガイド・森林セラピスト資格認定者の発表」がされました。もちろん山中慎一朗も森林セラピストに認定。今のところ除名されていません。
その中で2011国連の国際森林年の林野庁(つまり日本)テーマが「森を歩く」と?
これは森林ジャーナリスト田中淳夫さんのお力?
今は懐かしい「森を歩く 森林セラピーへのいざない」ですよね。山中慎一朗は「森を歩く」を勝手に「Forest Walkers」と英訳。いかがでしょう?
林野庁も林業を捨て、森林セラピーに走ってしまったのでしょうか?
投稿: 山中慎一朗 | 2011/01/05 21:08
そうなんです。テーマが奇しくも拙著のタイトルと同じ。ぜひ、便乗して本も売れてほしい(^o^)。でも、「今は懐かしい」って……まだ消えていません。
「Forest Walkers」だったら、「森の歩き人」ですね。まあ、角川グループの本だから、ウォーカー・シリーズに乗せて「森林ウォーカー」という雑誌を発行しないかな。
投稿: 田中淳夫 | 2011/01/05 22:35
将来、林業に「就林」したいと考える
19歳の大学生N.T(女子)です。
たまたま、ネットをしていたら田中さんのブログを見つけ
楽しく拝見させていただきました。
昨今の林業事情が詳しく、わかりやすく説明されていた
ので、大変、勉強になりました(o^-^o)
お気に入りに登録させて頂いきました!
これからどうぞよろしくお願いいたします o(_ _)o
投稿: N.T | 2011/01/06 20:38
私は「就森」と表現していますが、「就林」という言葉もあるかな。これは林業就職に絞る?
19歳なら、まだ早くても就職は3年後ですね。じっくり、しっかり勉強してください。
投稿: 田中淳夫 | 2011/01/07 00:38