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2010/08/12

国産割り箸、大風呂敷!

さいたま市のおかげで、また割り箸ネタで盛り上がっている今日この頃ですが(^^;)、割り箸フリークの皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

実は、昨日、「国産割り箸」を大量生産するプラントをつくる」という人とお会いしてきました。彼は、御年85歳、150を超える特許を持つ発明家であります。

老大人のいうには、国産材で250億膳の割り箸を生産して、中国産割り箸を駆逐する計画を進めるつもりだそうです。そのために、1秒間で25膳の割り箸を生産するラインを作って、それを5つ並べて1棟、それを5棟くらいある工場を立ち上げる、というものです。1日2交替制で稼働し、一つの工場で80億膳くらいは生産できるものです。
一気に中国産を駆逐して、割り箸の国産化を達成しようという野心的計画なのです。

そして価格は、1膳が約50銭、中国産の半分を狙います。しかも材料は端材であろうが、丸太であろうがかまわない。切削の仕方に工夫があって、おが屑はゼロです。
また1膳につき1円を山に還元することにして、これで日本の森林を復活させる起爆剤にします。私には、そのための林業雑誌を作ってほしいと言いました。もちろん、資金は全部出す、と断言してくれました。

話を聞いていて、うさん臭げに思っていた私の心もいつしか沸き立ちました。おお、私もこの会社の顧問に納まって、割り箸長者になれるかもしれない、これで老後は安泰だ!

……ただ、いくつか注文を付けました。

まず、現在の割り箸業者まで駆逐することにならないよう、棲み分けを計る。そのためには、現在の国産割り箸の大半を占める高級割り箸は作らず、元禄などの普及割り箸の生産に絞る。

工場は、一点集中ではなく、各地分散型にすること。それは原木の調達を考えても必要なことである。 材料には、できれば直径12cm以下の小径木間伐材を使う。 現在では林地残材になっているような木である。
また原木集荷のコストを落とすため、製紙会社や大型製材会社と組んで計画を進めるのが穏当だろう。

すでに日本の割り箸消費は200億膳を割り込んでいるので、まず5ライン7億5000万膳/年レベルの工場から立ち上げ(これだけで、現在の国産量をはるかに超えている)、業界インパクトを確かめながら次へと動く。

生産した割り箸を丸ごと購入して消費してくれるような問屋・団体はないから、個々の飲食店の営業が必要になってしまう。それを避けるために、狙うは牛丼や居酒屋など、樹脂箸に転換したファーストフード・チェーンである。彼らは、安ければ乗り換えるだろう。

絶対条件は、
品質を現在の元禄割り箸と同等以上。
価格は中国産割り箸(1膳1円以下)と同等以下。
そして安定供給。原木供給やラインの故障などで生産がストップしないこと

この3条件を満たせば、成功する。再び日本は割り箸大国になれる。そして老大人も、できる! はっきり宣言しました。ちなみに、機械はこれから設計するそうです。簡単とか。

これで私も、割り箸長者になって、林業雑誌「林業女子」の編集長だ!

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割り箸」カテゴリの記事

コメント

 やっぱり、パッと割って、さあ食べよう!という気になる割り箸はいいですね。

 特に、そば、ラーメン、うなぎは。

 飲み会でも乾杯のあとにパッと割る。そして、いただきます!

 おいしいラーメン、割り箸で食べたくなりました。

おお。
割り箸大長者になって大林業雑誌「大林業女子」の大編集長ですね。

大割り箸製造大戦略、スタートです(^o^)。

私も、林業女子に囲まれながら次号の構想練る編集長構想、スタートです(~_~;)。

この猛暑を吹っ飛ばすには、これくらいの大風呂敷で煽ってくれなきゃね。(笑)

しかも、販売価格@0.5円/膳に対して
1膳に付き@1円も山に還元していただけるとは。
ああ、ありがたや。

生産速度も、毎秒25膳なら1ライン当たり
年間、4億膳~5億膳は作れちゃうし。
大いに期待し、見守っていきます。

成功しそうなら、私も仲間に入れてね。

大風呂敷ですが、実現できそうなアイデアではありますね。

私たちも、大阪のライフ・ワークスという会社が考案した食卓エンターという方式で、
1)国産割り箸を中国産割り箸より安い価格(一膳0.5円)で販売する。
2)国産割り箸の購入者が支払った0.5円を、山に還元することを考えております。

しかし、大規模な国産割り箸工場を各地につくり安定供給をはかるというのは、各地の間伐材の利用を促進することになり、大変いいことであると思います。

割り箸工場が起爆剤となり、各地の森林組合が活性化して,国産材がどんどん輸出される時代がくることを願ってます。

ご存知のように新潟県でも杉材の輸出を始めたようですから,宮崎県だけでなく、全国各地で杉材を使った製品を競争して作り出してほしいものです!!

まさに,割り箸1膳の革命運動になります。

林業雑誌が売れる時代が来てほしいものです!

表紙は、林業に魅力を感じるように、毎回林業女子ですね!女子大生もあつめましょう!

編集長様,木ごころ知れた女ごころ会議も取材して下さい!

大戦略も大構想も、言葉にしたり文字にしたりすると、
かなり実現可能になっていくものらしい。

もっと巨大な大風呂敷でもいけるかも~。

ああ、熊さんも大きくなった……。

計算では、5ラインで1日7時間、月20日稼働で年間約7億5000万膳です。2交替制なら15億膳。ただ、歩留りがどの程度か。検品も自動機械で人件費を抑える計画ですが、最初は半分くらいかもしれません。

しかし、大風呂敷と言っても、老大人は機械製作に関してはプロなんですね。技術的には可能だと思います。ただ、割り箸業界や林業界については全然知らないから、原木集める大変さまでは考えに入っていません。
その点をアドバイスしつつコーディネイトを手伝えば、可能性はそんなに低くないと思います。

成功してくれないと、月刊「林業女子」がなあ~。

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