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2010/09/25

サリサリストア~集落内自給

昨日の続き。というより、整理。

過疎と高齢化進む集落内で生きていくためには、介護や買い物などの問題が発生する。

それを解決する手だての一つとして「集落内自給」は考えられないか、と思っている。
具体的には、前回も提案した「集落内ショップ」と「集落内介護」である。

「集落内ショップ」でイメージするのが、フィリピンのサリサリストア。主に女性が、自分の家の一角に開く小さな店だ。いわゆるよろず屋なのだが、そこそこ需要があって、小銭稼ぎの場になっている。またバングラディシュのグラミン銀行が始めたマイクロ・クレジットの対象も、多くがこの手のストアであった。

そうした店を過疎集落に作る。それによって日常的な買い物難民を救済することはできないか。もちろん生鮮品などは扱えないだろうし、多少価格は上がるだろうが、タクシーで買い物に行くよりマシだ。
品数も限界はあるだろうが、目的は利益よりも利便である。だから、売れ行きが伸びなくても気にしないでよい。どうせ、手数料を取っても利益は小さく、小遣い程度にしかなるまい。

日常的には、そうした店でしのぎ、大きな買い物を月に一度の買い出し、もしくは移動販売に頼る生活スタイルは不可能だろうか。

そして「集落内介護」は、前回に記した通り。施設を建てず、自宅を元に改造し、集落内、あるいは近隣集落よりパートで生活介護する。もちろん重度者の介護は無理だが、日常生活の送れる人ならカバーできる。料金はあるが、これも小遣い的な額である。

肝心なのは、お金を介在させることである。助け合いではないのだ。それによって受け手の遠慮をなくす。同時に担い手にプロ意識を持たせる

こうした小さな副業をいっぱい作ることで、集落内のお金を動きをよくする。おそらく年金生活者が多いだろうが、その収入を外部になるべく出さないようにすることで経済的に活性化させることも見込まれる。現在の福祉の仕組みは、外から援助された金は、また外に出て行ってしまう。それでは、集落全体へ波及しない。仮に年金や仕送りでも、集落内で消費を促すことが重要ではないか。

そして副業をいっぱい引き受ける立場になれば、「便利屋」として一家が食べて行ける収入になるかもしれない。若い移住者が取り組めば、新たな職業となり収入源となるだろう。

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コメント

なかなか良かですね。アイディアは頂いて、ぜひ実現を目指します。アイディア料は取りに来られた時に物納しますね。

はじめてコメントさせていただきます。
こうした取り組み、山口県のどこかがモデルケースとして取り組んでいたような気がします。

愛林感は、すでにサリサリストアみたいなものでしょう(笑)。物納って、香り米?

山口県ですか。もし具体的に事例を知っておられたら教えてください。

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