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2010/09/18

生駒山系歴史文化フォーラム

今日は、第7回生駒山系歴史文化フォーラム。゛

とは申しても、今回のメインテーマは、落語。桂福車さんに大阪から伊勢参りする「東の旅より」という長~い落語(22の噺が詰まっているそうです)生駒山の暗峠を越えて奈良の町までたどり着く「煮売り屋」の段を演じていただきました。

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そして私は、その前座?として、「生駒山~その知られざる魅力を訪ねる」というお噺の一席。子どもの頃遊んだ大阪側の生駒山から、現在住んでいる奈良側の生駒山にかけて、面白いものを探して紹介したわけでございます。

まあ~なんですな。生駒山生駒山と言っても、その歴史がどうだ、文化はこんなにある、自然はこうなっている、なんていくら語っても、フツーと人にとっては、はあ、そうですか、てもんです。なかなか興味が湧くものではありません。なるほど、行基さんは偉かった。役の行者は凄い人だ、あのお寺は由緒正しい。というだけではどうも盛り上がらない。

こうした歴史や文化は、いわば生駒山の表の顔でしょう。しかし、人というのは、難儀な生き物でして、表を見たら、やっぱり裏にも回り込んで見たくなるものでございます。

でも、変わったお坊さんもいたんとちゃうの? こちらにはヘンな石があるぞ、建物もオカシイぞ、奇妙な祭があるぞ、と思うものを見て面白がるものですな。いわば裏の顔が見たい。あまり澄ました顔ばかり見るのは好きやないわけです。人は、やっぱり、ちょっとズレたものを見て喜ぶのですな。建前より本音、怖いもの見たさ、他人の不孝は蜜の味……ちょっと違いますか、いずれにしましても、お行儀のよい顔は疲れます。

そこで私の紹介したのは、ヘンな生駒山。

たとえば大仏さんと言えば、奈良の東大寺の大仏ばかり思われますか、実は生駒山にも大仏はんがたくさんおわします。

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ほかにも見どころはいっばいございまして、それを一つ一つ紹介させていただきました。

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なんで、こんな変なものばかり知っているんや、と突っ込まれそうですが、それはそうでしょう、私は生駒山の大阪側と奈良側、両方に住んでいたのですから、生駒山の裏も表も知っています……。お後がよろしいようで。

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コメント

お疲れ様でございました。

やはり田中さまは、単独で生駒本を書かなくてはいけませんねえ・・・。

ブラックツーリズムいこま。よろしくお願いいたします。

 ずいぶん前、3年か5年前?に東大阪市立埋蔵文化財センターで開催された歴史講演会でしたか、で生駒山の自然についてお話しされた時から田中先生のお話に興味をもち紹介されたブログをお気に入りに登録し、楽しく拝見しております。
 昨日は、落語家の桂福車さんの「煮売屋」は楽しかったですが、メインの講演「地元学」を興味深く拝聴いたしました。10月に瓢箪山駅より平群まで「自然観察」で歩く予定ですが、好奇心旺盛の楽しみが増えました。ますますのご活躍を期待しております。本屋で「生駒山ー歴史・文化・自然にふれるー」見て知っていましたが、当日¥1500円で購入いたしました。探訪編で紹介された。まだ私の行っていないところ機会があれば是非行きたいです。

 行動範囲の広いのに驚きました。どうもありがとうございました。

私にとって生駒山はGPSです。大阪で道に迷って生駒が見える方向が東方向ですから、存在感のある山です。そのわりに生駒山の人気が薄れてきたような気がします。建物が高くなってきて、生駒山がだんだん見えなくなってきたこともあると思います。

ブラックツーリズムは、生駒にはないんですよ。だって、地元学は、悪い面、イヤな面はパスして、よい面ばかりに注目するんだから(笑)。

あの会場に来られた方からコメントが付くと、なんだか緊張しますね(^^;)。ちなみに、私は前座ですよ。「生駒山」を購入していただきありがとうごさいます。あの本に書いたことは、表と裏の間、裏表紙くらいでしょうか。本には書けなかったことを今回はお話しました。

生駒山は、奈良側と大阪側で見える表情が随分違います。大阪からは起立した壁のような風景です。それに朝日が昇る山。奈良側は、夕日の沈む山。当たり前か。

↑の内容は、私も「ブラックツーリズムいこま」だと思いましたよ。落語と合わせて聴けば、すごく面白そう。行けなくて残念です。

>ブラックツーリズムは、生駒にはないんですよ。だって、地元学は、悪い面、イヤな面はパスして、よい面ばかりに注目するんだから(笑)。

自信を失っていた地域が自信を取り戻すきっかけとして地元学はとってもいいのですが、暗い面もしっかり見せるブラックツーリズムはその次の段階と言ってもいいのでしょうね。少しは自信がないと(地域を客観的に見ないと)暗い面は隠そうとするでしょうから。

そういえば、大昔、下水道協会の県大会で私、環境省OBのNPO主宰者、三遊亭歌之介という順番で話をしたことがありました。「どうせ皆さん歌之介さんを聞きに来たっでしょが」と言ったら結構受けました。

地元学は、単にさびれた地域に自信を取り戻すだけでなく、見慣れた地元を新しい眼で見て、ブラッシュアップするきっかけにもなりうると思っています。

生駒山はさびれているわけではないけど、どこか垢抜けない、魅力に乏しい山となっていました。そこで新しい眼が必要なんだと思います。

ブラックツーリズムは、次の段階ですね。生駒山産廃不法投棄地図でも作りますか(⌒ー⌒)。

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