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森と林業の本

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2010/12/23

時計型ストーブ、ゲット!

かつて生駒山で行っていた焚火が、クレームによりできなくなったことは、本ブログでも書いた。

しかし、せっかくの冬なのに焚火ができないのは悲しい。そこで薪ストーブを設置することを考えていた。あくまでストーブだ、と言い切ることでクレームに対抗する(笑)。

とはいえ、本格的なストーブなら何十万円もするが、そんなものを購入もできなければ野外に設置できるわけない。

それで目をつけたのが、時計型薪ストーブ。わずか数千円の鉄板製のストーブだ。もちろん長持ちしないが、これなら野外設置に向いている。薄いから、火の立ち上がりも消火・鎮熱も早い。それでいて、煮炊きもできるし、何より炎が見える。趣味の薪ストーブではなく、北国ではフツーにある実用品である。

ただ、生駒のホームセンターでは売っていなかった。そこで、吉野か、もっと寒い田舎に行った際に調達するか、それともネット購入か……と考えていた。

ところが、今日。

ふらりと散歩のついでに寄ったリサイクルマーケット。いわゆる古道具屋の前に、このストーブが置かれているではないか!

003

よくよく見ると、やはり中古で少し錆も浮いている。だが、とくに欠陥はなさそうだ。あえて言えば煙突がついていないことくらい。

持ってみると、その軽さにびっくり。ホント、ペラペラの鉄板だ。
持ち運びにいいのは歓迎である。

よし、これいくらだ?

ところが、店のにいちゃん、値付けをしていなかった(^^;)。

そもそも「時計型ストーブ」という呼び名も知らなかった。どんな経緯で引き取ったか知らないが、売れると思わなかったようだ。なんでも、これまでも野外に置かれていたらしい。

それで私が新品の価格を教えて、1000円ということで手を打った。500円でもよかったかもしれんが、あまり値引いても後味が悪くなってはいかんだろう。

近く、煙突だけ買いに行こう。そして庭で点火実験をしてみる。そのうえで、山に設置することを考えるつもりだ。ちょっぴりワクワク。

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コメント

あ。手に入れたんですね。
で、この冬は庭で、山で、焚くんですねー。

使い勝手や、楽しい使用例など、
今後の報告を期待しております。

もちろん、コビトと宴会しちゃった。
なんて報告も・・・期待。

うまく手に入れましたね。
新品だと、確か8000円ぐらいしますよ。

今年はそれで薪ストーブ楽しめますね。

実は、12月18日に100名近い環境ボランテイアの参加で、京都東山のナラ枯れ被害木を5台の薪割り機で薪割りして、何と1000束ちょっと出来ました。参加者のバケツリレーで斜面から運び、薪割りして車に積み込みました。

500束は亀岡の陶芸家が使い、残りは地元のハイアットリージェンシーホテルといず重という飲食店が使うということで無料で引き取りました。

ナラ枯れ木は、伐採後にすぐに薪にして燃料として使うのが一番ですね。

あ!調べたら、
株式会社ホンマ製作所のものは一番安いのでは4400円でしたね。


いや、3800円でも買えますね!!
失礼しました!!

高桑センセイ、何やってるんですか(笑)。

まあ、山に設置するまでは、煙突のほかにもいくつか揃えるものが必要だから、来年になるだろうけど、どこまで遊べるか試してみるつもり。
庭でもやってみようと思ったら、薪を山から取ってこないといけないなあ。
シイタケ原木用の伐採もしようと思っているのだけど。最近は細い向いたのがなくて困ってます。

つぎは印税でロケットストーブ付きのコビトも住める山荘を!!

 お久しぶりです・・・東大阪市で開催された。生駒フォーラムに参加した時にコメントをさせていただきました。後日・・・「自然観察会」の下見で、平群の”Heguri Rouse”でバラを2本ずつプレゼントしていただき、10月の自然観察会で参加者全員プレゼントをいただいたようです。ありがとうございました。

 20代の時、子供を連れて生駒山に団体で遊んでいたときは無謀にも「ぼくらの広場で」豚汁をガスバーナーで温めた記憶が有ります。30年以上前ですので時効でしょうか?

 府民の森は国定公園ですので、焚火など、「自由の森なるかわキャンプ場」以外、火器厳禁ですが、心温まる「時計型ストーブ」楽しそうですね。

 今後とも生駒山系の身近なお話を楽しみにしています。

本日、さっそく庭で点火してみました。薪がないので、主に段ボール紙と刈り取った草ですが……。
なるほど、燃焼状態が少しわかったかな。やっぱり煙突がいることも(^^;)。

山の中で焚火は禁止。一見正論そうですが、なんとも世知辛いですね。もっと個別の条件を見てほしい。それこそ林業の山なら、焚火のない冬は考えられないのに。

 山の中で、燗つけて、ちゅーっとやるのが、うまいんだな~これが。
 火なしでどうやってやるのでしょう。

 生木に火をつけようとする方々もいるし、安全に安心して焚き火をする癖がついていれば、いいような気もしますね。

 それにしても、山で焼いた焼き魚はおいしい。私は、鯖の麹漬けが大好きなのです。そして、ぶりの照り焼き。

 焚き火と聞いただけでも、山に行きたくなりますね。
 仕方ないから、どこでやることにしましょうか。
 どうせ、女房や娘どもは無関心だろうけれど。

山で焼く魚か。なんか、森の中にいい匂いが漂いそう。

安全第一という錦の御旗の元、どんどん情操が失われていくような気がします。

こんばんは

写真を拝見すると、側面の鏡面仕上げから察するに、ステンレス製と思われますので、新品なら\6000程度しますよ。
我が山小屋では鉄板製の同形薪ストーブを使っていますが、雨にあてないこともあり、今年で八年目を迎えています。

焚火を楽しむ為の、手軽なファイヤー・プレイス(火床)ってことなら、ペール缶や一斗缶という選択肢も有りますね。
私は冬場の屋外作業の暖取りにはペール缶を使い、夏場の”火遊び”には安物のバーベキューコンロを使ってます。

あれ、ステンレス製ですか? あとで確認してみよう。
ただホンマ製じゃなかった。とにかくラッキーです。

火床としてなら、ペール缶どころか、石で立派なコンロを築いてていたのですよ。でも、煙と火の粉が飛ぶ、アブナイ、ということでクレームが来たので開放式を諦めたのです。薪ストーブも煙は出るけど、火の粉は出ないでしょう。これで文句が来たら、喧嘩するしかあるまい。

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