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2011/01/09

山里への薪の宅配事業

木炭に続いて? 薪の話。

高知県で、薪の宅配事業が始まった。と言っても、補助金使った社会実験だが。

行うのは、NPO法人土佐の森救援隊。セミプロの林業家集団だ。「林地残材を搬出して、晩酌ができる程度に稼ぐ」ことで有名になったNPOである。

ここが、高知で、今も薪を風呂や煮炊きの燃料としている山里の人家に、薪を無料で宅配しているのだ。高齢化が進んで、自分で薪を作るのが難しくなった過程が対象で、現在14世帯ある。毎週、約100キロずつというから、かなりの量だろう。実験は2月までの3か月間だから、いつまでも続くわけではない。

http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000001101080004

これまで、薪を必要とするのは薪ストーブを使う人=街の人のイメージがあったが、よく考えると山里ほど薪利用が今も続いている。ただ自分で調達できるものを思い込んでいたが、高齢化が進むと、それも厳しくなってきているのだ。とはいえ、今更プロパンに切り換えるのも金銭的に大変だし、高齢者には逆に使いづらいかもしれない。プロパンだって、配達はどれほど行き渡るのか。これは盲点だった。

ただ、では住人が薪を相応の金額で買ってくれる……ことはないだろう。もともと裏山で自家調達していたのだから。薪の生産と配達料は、どこが負担するのかが事業化のポイントだ。

薪割りを趣味にするボランティアを募集するとか、自治体の福祉的なセーフティネットに組み込むとか、工夫が必要だろうな。

国が、バイオマスエネルギーを推進するのなら、こんなところから取り組んだ方がいいのかもしれない。

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森林資源」カテゴリの記事

コメント

ご存じかも知れませんが、
長野県伊那市の薪ストーブ販売「DLD」はすでに薪の宅配サービスを事業としてやっていますよ。
もう3~5年になるんじゃないでしょうか。対象は薪ストーブユーザーですが。

目的は薪の確保を保障することで薪ストーブユーザーを増やすことにあるそうです。
(なので考えとして薪宅配は赤字にならなければいいということだそうです。)
昔の灯油の掛け売りのように使った分だけ追加して料金を払うやり方です。


ああ、薪の宅配ビジネスは各地にあるのは知っています。
DLDと同じく、薪ストーブ・ユーザー向けですね。私も取材していますよ。薪そのものを売るか、薪ストーブ販売のアフターケアとしてか、いろいろ形があるようです。
これは、確実にビジネスになるようです。

ここで取り上げたのは、山里への薪宅配でして。薪を供給する側だと思っていた山里にも、薪を配達しなければならなくなっている事態と、それを行うことを事業化できるかどうかに興味があります。

 薪の生産を始めた地元の土木建設業者にアイデア伝えさせていただきました。ありがとうございました。

 さて、企業が事業としていけるかどうか、事業としてやっていこうとするかどうか、その場合のわれわれのサポート範囲はどうしましょうか。

 薪ストーブを入れた人がどうやら上手に燃やせていないことがあるという話を聞きました。
 ストーブ屋さんや工務店が薪ストーブの使い方をよく説明していない(出来ない)状況もあるようです。
 
 相手が初心者にも関わらず、乾燥薪を使うことさえも説明していなかったり・・・・。
 ネットで検索すればすぐに分かることでしょうけれど、最初の1シーズンで大変な目にあった人は悪くいうでしょうね。
 設置業者の方も基本レクチャm取り扱い説明(ストーブ自体と薪)、薪の安定調達ぐらいは案内をしてほしいものですね。

 薪の生産者情報をサービスするとか。。。。。

薪ストーブは、一にも二にも完全乾燥した薪を使うことですよね。ああ、私も試してみよう。

山里への薪配達は、儲からないかもしれませんが、一人住まいのお宅を訪ねるきっかけにはなりますね。行政が何か依頼することもあるかもしれませんね。

ちなみに明日は゛バイオマス科学会議。ここで、もっとも有効な木質バイオマスは薪ストーブだと訴えてこよう(^o^)。

 あと、焚き火もお願いします。気と木が晴れます。
 鯖の麹漬け、燗付けも加えて(焼き芋、サトイモもありですね)!
 科学性は、経験主義で。。。
 焚き火あとには炭と灰が発生。撒いているのと同じことにならないですかね。
 焚き火や薪ストーブを囲んでの話は、酒が入っていなくても心にまで火がともります。

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