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森と林業と田舎の本

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2011/01/18

磐城高箸

我が家に届いた包み紙。

開けてみると……ブツだ。あれよ、あれ……フフフ。

というほど怪しいものではなく、入っていたのは、割り箸である。

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なかなか高級感のある、利休箸とらんちゅう。

作り手は、株式会社磐城高箸。ちなみに創業者は高橋さんである(^o^)。

実は、以前より故郷の福島県いわき市で製箸に挑戦したいと連絡を受けていて、また実際にセミナーなどでもお会いしていた。

慎重に進めたらしく、時間はかかったが、ついに製造を開始したらしい。まだ量的には少ないのでサンプルだそうだが、高級飲食店向けになるだろう。

なぜか福島県は、割り箸の新規参入が多い。まず樹恩ネットワーク提携の製箸工場が誕生したほか、建設会社系の奥会津エコリード社も作っている。これで3社揃った。

002


興味深いのは、裏に原料産地が町名入りで入っていること。そして、箸袋には「赤身」「白太」「黒芯」と色の違いを記していること。

通常は白い箸が好まれ、たまに赤身がめでたいと求められるが、黒い材は嫌われる。

しかし、私はこの黒芯箸に興味がわいた。

スギ材は、一定の割合で心材が黒くなる。これを黒芯と呼んで、建築業界では嫌われるため、黒芯材は価格が非常に安い。これをよい商品にできれば、と思っていたのだ。

なぜ黒芯になるのか、学問的なことは知らない。ただ、水分が多い土壌のスギは、黒芯になりやすいと聞くし、吉野杉も伐採した時は、ほとんど黒芯。「あく」と呼ぶような黒い汁も出るそうだ。それを葉枯らし乾燥すると、見事な赤身になる。

わざわざ黒芯ヲ漂白する業者もいるが、そんな薬剤を使うのもつまらない。むしろ、高級そうな箸袋に入れて、なんたらかんたら黒くなった由来を書いて、高級化することはできないか。黒い箸こその価値を付けるのだ。
「あく」を含んでいることは、抗菌作用が強いかもしれないし、黒光りするものは荘厳な雰囲気を漂わせる。「大王の箸」なんて命名するのもいいぞ(^o^)。

ともあれ、健闘を祈る。

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割り箸」カテゴリの記事

コメント

では、
いろんなところに垂れ込みます。
こっそりと。
(と、ここに書くとこっそりではないが。)

ただただ、ありがとうございますm(_ _)m
字体が読みにくいですが、いわき市田人町(タビト)の杉です。
黒芯材は、こちらではイヌ杉と言われてまして、やはりあまり好まれないようです。
通常の赤身より香りが強いので、用途もある程度絞られそうです。
ただ、お酢を吹き付けると、綺麗なピンクになるとの未確認情報もあります(笑)

おおおお!!!
タイムリーな記事でびっくり!
ちょうどキノコ特急さんに連絡取ろうと思っていたとこでした~
どんなお箸ができたのかなと思って。
さすが組長。
情報を網羅していますね。
来月、また外食産業向けのイベントに割り箸で出展しますので
ここの読者の方も遊びにいらしてくださいね~。
組長も!

こっそり情報が、広まっていく~(笑)。ついでに私も組長になりつつある~。

黒大王箸(勝手に命名)、頑張ってください。
古代中国の皇帝は、黒い箸を好んで使った……という伝説を勝手にでっち上げるのです。大黒天や達磨大師が使ったとか、いうのもどうだ?

ただっちさんも、頑張ってるねえ\(^o^)/。

美味しくお食事できそうな割り箸ですね・・☆

すごい割り箸ですね。特に、黒芯のお箸なんて、今まで見たことないので興味あります。
黒芯のスギは確かに嫌われものですが、私は好きです。言わなければ「スギ」とはわからないような美しい色合いのものもありますし。
このお箸がでるような食事をしてみたいものです。

田中センセ
先のFMラジオ収録番組へのご出演有難うございました。
割り箸トーク好評でした。
次の局制作生トークは、癒し系谷山浩子さまに似た声の
持ち主がいいですね。
歯に衣きせぬご発言楽しみにしていますm(__)m

おおお、あの放送は車の中だったので最後まで聞いていないのです。で、谷山浩子の「カントリーガール」は流れましたか? それが一番気がかりです(~_~;)。ああ、聞きたかった。

今日もテレビ東京の番組で割り箸の取材を受けていました。割り箸再燃か。

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