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2011/01/19

林業用語?

次に出版する原稿を編集者に送って目を通してもらった。

これは私の方から依頼したのだが、何気なく使ってしまった言葉の中で、わからない林業用語があったらチェックしてくれと言ってあった。そこで帰って来た原稿を見ると数々の赤文字が……。

以下、後学のために紹介しよう(笑)。

皆伐 主伐 

徐伐

施業

樹冠 林冠……鬱閉

枝条

心材

バーク

地拵え

貫、垂木

ほぞ穴、仕口 筋交い

大径木(何センチ以上か?)

……などなど。

ちなみに私も執筆時から、一般に通じない専門用語はなるべく使わないよう、どうしても使う場合は本文に説明を入れるかカッコ付きで注釈を書き込むようにしていた。たとえば「施業」も、できるかぎり「作業」と言い換えて、どうしても必要なところだけ施業にしている。

が、そうした努力から抜け落ちて、なおかつ一般人には通じにくい言葉が上記のものなのである。世間的には「間伐」は知っていても「皆伐」「主伐」や「徐伐」は知らないのだろう。

建築用語も混ざっているが、なるほど私も頭が林業色に染まりつつあったようだ(~_~;)。
今後気をつけよう。

本ブログをお読みの皆さんも、林業馬鹿にならないようにね。世間に通じる言葉で語らないことが、結果的に誤解を招くのである。

さて、これらをどのように処理するか。また頭を悩ましそうである。

 

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コメント

こんばんは

>「皆伐」「主伐」や「徐伐」は知らないのだろう。
う~ん、私も明確な作業内容までは知りませんが、漢字から「こんな事してんだろうなぁ」と、想像はつくんですけどねぇ。
「皆(みんな)伐る」「主(おも)に伐る」「除(よ)けて伐る」って。読み替え出来ないって事なのかなぁ。

「バーク」なんて、園芸用語として知られてるんでないかい?って気もしますし。
「林業頭」と言う前に、漢字の基礎教養の不足を疑いたくなる結果じゃないですかねぇ。
編集者氏の「主観」として出て来たのなら、ちょっと能力を疑いたくなるけど、好意的に解釈して「想定する読者層の認識」としたら、一読者としては「馬鹿にするな!」って言いたくなる内容だなぁ。

>ほぞ穴、仕口 筋交い
仕口はともかく、ほぞ穴って中学の技術家庭科で習わないのかな?筋交いも同様に習った気がするんだけどなぁ。
っていうか、教室のドアに突っ支い棒して、教師を締め出す悪戯で、筋交いの役割を学んだものなんだけど。(笑)

ちょっと、どういう根拠で編集者氏が、これらの語句に赤を入れたのか、その理由を知りたいです。
ご自身が全く判らなかったのか、例えばご家族(お子さんを含む)の意見を元にしたのかですね。

23年度から除伐と間伐は補助制度の変更で混乱するかもしれませんね。

お・・・とても参考になります
・・・で、上記の用語の,「言い換え例」もアップしていただけると・・・
・・・・( ・_・)_θ☆( >_<)

いてててて。。。ムシがよすぎたか (^^ゞ

これは、編集者として、読者に対して言葉足らず?と感じるものを指摘されたものです。
漢字から類推はできても、著者(私)がどんな意味で使っているか伝わらないといけませんからね。また、意味は想像できても、語感が硬くならないよう、読みやすくする必要もあります。
それに私の読者は、必ずしも林業通ではありませんから。いや、林業に興味のない人に伝えることを目的としていると言えるかもしれない。

徐伐と間伐の違いも一般人には難しいかもしれない。徐伐は植えた木以外の雑木の伐採、間伐は植えた木の中での抜き伐り……といったように区別したいと思います。

とりさん、ぜひ森林総研で「言い換え例」作ってください。すると私も楽になる(~_~;)。樹冠、林冠なんて、難しい。でも、あんまり厳密にこだわらず、いい加減にするのがコツです(⌒ー⌒)。
下手に「言い換え」ではなく、地の文で長々説明した方がよいかもしれない。

田中組長!

わたしも、一般読者には、やはり赤字になった用語はなじみ少ない用語であり,十分には意味が分からないか、正しい理解が出来ていないと思います。

このブログにコメントしている組員には、わかって当然ですが、やはり林業専門語ですよ。

一般人として、やさしい言い換え?か、
「サルにもわかる林業用語辞典?」の出版をお願い致します(笑)
編集者は、もちろん組長ですよ(笑)

「サルにもわかる林業用語言い換え辞典」は、このブログで作りましょう。

皆伐 = 丸刈り
主伐 = 角刈り
間伐 = 虎刈り
徐伐 = 白髪抜き
なんて。

僭越ながら、私も同様の課題に度々直面しております。
森林組合に就業した当時は、周囲の方々に「間伐が主な仕事です。」と説明しても ? という反応でした。
そして最近でも、間伐と除伐の違いや、バルト(天然林)とフォルスト(人工林)の違い、更には、ユンボとショベルカーという呼称の由来の説明にまで、時間を割くことが度々あります。
専門バカにならぬよう、気を付けたいと思います。

育林=育毛

人工林=かつら?

更新困難地……。

列状間伐がトラガリっすか?

以前、業界の人と話をしていて、葉枯らしと巻枯らしを勘違いしてしゃべっていた方がいらっしゃいました。わたしは、しばらく勘違いに気がつきませんで、真に受けて突っ込みを入れていましたが、会話の途中で勘違いに気がつきましたけど。

会議でなくてよかったと思っています。

まあ、私も最初の1年は専門用語でだいぶ苦労をしました。
でも、わからなければ聞けばいいと思うわけです。私は林業担当になって4年が経ちますが、未だに話の途中で用語の意味を教えてもらうことがありますよ(自慢できる話ではありませんが)。

文章や講演やトークの時は、書き手しゃべり手の方は気を使うでしょうね。
勢いや気持ちで何とかしちゃうなんてことは出来ないでしょうから。

育林が育毛なら、植林は発毛(剤)か?

人工林=かつらは、可哀相。ウィッグくらいにしとかない?
エクステンションはどうかな……。

更新困難地は……言わぬが花(~_~;)。

言葉は、あまり厳密に規定すると広がりがなくなり、また味気ないのですが、かといってあやふやなままでは、誤解を招きかねません。その兼ね合いがライティングの腕の見せ所でしょうか。

こんばんは

私自身は、普段の生活は都市部で機械相手の修理やってる、サラリーマンで、ちょっと週末に山へ遊びに行ってるだけの、「一般人」だと思ってんですが。(苦笑)
親類縁者にも林業に携わった者もおらず、せいぜいが大分の山奥出身の父から、山村での生活の模様を、ちょろっと聞かされた程度なんだけどなぁ。
でも、皆さんのコメントを読むと、もともとが「一般人」からズレてたのか。

あ、一応ですが代案も書いて置きます。
間伐=間引き
除伐=草引き、雑草取り
地拵え=「植え込みの準備」
主伐=花上げ

妻に説明した経験から、園芸用語に対比させると、理解し易いようです。
”散髪”に例えるよりは、多方面に火種を播かなくて済むかも。
土木建築用語(重機の呼び方だの、住宅構造材の呼び方だの)は、ちょっと思いつかないですねぇ。
「ユンボ」「キャタピラ」が商標で、それぞれの一般名詞は「バックホー」「無限軌道」ってくらいしか知らない。(笑)

主伐が「花上げ」ですかあ(笑)。「収穫」かもね。

無限軌道は、クローラーと言えますが、現実にはキャタピラの方がわかりやすいですね。

日常会話に専門用語が使われることが多くなっているのではないでしょうか。
音楽業界の反対言葉、ザラハイ、シータクなどなど。
リャンメンマチ、オバケ、テッパンなどのギャンブル用語。

ということは、我々が意図的に日常会話に溶け込ませて広めていくというのはいかがでしょうか。

林業業界用語を日常会話で使いこなせると、カッコいいなんて!

ちょっと、具体例を示せないのですが(笑)。
林業女子会@京都の皆さんあたりは得意なのでは?

確実だというのを「テッパン」(つまり硬いということ)ならば、確実だというのを樫の木とか(林業用語ではないか)、柔軟だというのを杉板とか(かなり無理やり)。
すぐ熱くなる人のことをヤカンというのなら、それをスギの薪とか(コレも無理やり)。でも、不思議がって尋ねてくれれば、説明が出来て話題が広がる。こっちの思う壺に持っていけるかも!

とりあえず、にんじんとか大根を大きく切り分けるのを玉伐りとでも女房に教えておきます。娘にはロープウエイを架線系とでも教えておきますか。
新しいネタとして、奈良県あたりから拡大していかないかなあ。やはり、林業女子の力になるかなあ。

そういえば、私の係では以前から頭が薄くなってきた同僚に対して、強度間伐とか林床に光が届いてきているとか言っていましたね。農林事務所でも通用したように思います。コレを一般化していけないかなあ。

そういえば、最近白髪が・・・。巻き枯らしか熊食いか。被害地の補植をした先輩もいますね。

かなり無理があるなあ(笑)。むしろ林業界の隠語になりそう。

逆に林業界が一般用語の意味を勝手に変えて使っているように感じるんですよ。
たとえば「素材生産」ていうけど、素材というと、あらゆるマテリアルを含むのに、原木のことにしてしまっている。だから私は、本では素材生産業を、「伐採搬出業」に変えています。

ちなみに白髪は「立ち枯れ」、抜け毛を「間伐」というのはどうでしょう? ひげそりを「下刈り」(笑)。

皆さん、盛り上がっておりますね。

やはり、林業に関心のない若者も多い訳ですし、一般の人が面白いと感じる言葉を流行させるのも良いですよ。

髪の毛がない老人からの言い換えは、こんな具合です(笑)。

間伐=白髪取り
皆抜=丸坊主
主伐=整髪
林地残材=剃り残し
植林=植毛
天然林=自毛
人工林=育毛

突然思い出したのですが、吉野で昔は、間伐のことを「山の修理」と言っていたそうです。

密生したところを抜き伐りして、山を「修理」する。こんな言い換えも悪くないですよ。白髪取りもいいけれど(笑)。

逆に、こういった業界用語でブログやツイッターを検索すると、業界人を絞り込みやすくなります。
「森林」などは一般的すぎて、検索キーワードとしてはあまり使えません。

間伐を「山の修理」ですか!
うまい事言いますね!
前向きな取り組みが、間伐の本質ですからね。

それじゃ、皆抜は「新し山の誕生?」かな?

「白髪取り」で検索しても、林業界人のブログには行き着けないだろうな(笑)。

皆伐は「剃髪」とか(爆)。

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