筏流し・取材顛末
今日は、筏流しを見に行ってきた。
と言っても、喜んで言ったというよりは、渋々。別に見るのはいいのだけど、今は目茶苦茶忙しいのだ。昨日が締め切りの原稿をまだ書き上げていない有り様で。それなのに……と思いつつ、義理もあって出かけた。
でも、片道2時間。スタートは午後1時と聞いていたので、その30分前に着いたのだが、なんと、すでにスタートしたという。おかげでタクシー飛ばして下っている現場を追いかける。
で、こんな写真を撮った。
もちろん、復元筏である。
比較的緩やかな場所を流している。
橋の下を無事くぐった。
ちょっとアップしてみよう。
足元は、水に浸かっているな。
のどかそうだけど、雪のちらつく冬場だからねえ。船頭も大変だ。
意外と丸太が細く、筏も小さい。吉野の筏のイメージとは違うなあ。
ともあれ、取材時間15分、現地滞在30分であった。もちろん、即帰った。2時間かけて。
ちなみに、この取材、どこかに執筆する予定はないので、仕事とは言えないかも。この手の民俗が好きな人は楽しんだかもしれないが、私には徒労?感があった(笑)。
ちなみに、原稿はまだ完成していない(T-T)。
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遅れても見れてよかったですよねー。
(なんて、声をかけるのは微妙な状態。。)
タクシーで筏流しを追いかけるなんてのも、
事件ぽくてよい。
(とも、言いずらい。。)
原稿がんばってくださいましー。
(これだ。)
投稿: 熊(♀) | 2011/01/26 22:55
原稿、たった今、アップしました\(^o^)/。
結局、この取材はブログに書くためだけに行ったもの……としては、ちとコストが高くつきすぎか。
ま、いつか日の目を見ることもあるでしょう。あれ? まてよ、明後日は某所で「日本の林業事始め」を語るのだった。なんだ、そこでこの写真などを使えるじゃないか!
投稿: 田中淳夫 | 2011/01/26 23:56
「運転手さん、あの筏を追ってくださいっ!」
(想像すると、結構楽しい場面)
・・・案外、いい事件になってよかったです。
投稿: 熊(♀) | 2011/01/27 00:10
事件はブログじゃない、現場で起こっているんだ、!
…古いですね。。。
投稿: 田中淳夫 | 2011/01/27 00:29
突然失礼。
ここどこですか?
奈良・吉野川?
取材用に特別?
手すりがないので、北山川の観光筏ではなさそう。
どっかに関連webありましたら、教えてください。
投稿: hal+ | 2011/01/27 02:33
スゴイですね、見てみたい!!です・・・☆
投稿: イツカ | 2011/01/27 06:55
場所、知りたいですか? ちょっと隠したい気分(^^;)。
実は、京都の保津川です。本当は大堰川というんだけどね。マスコミ用ではないから、ウェブはないでしょう。
投稿: 田中淳夫 | 2011/01/27 09:52
亀岡盆地ですか。
どうりで川がコンパクトだ。
教えていただき、ありがとうございましす。
筏師は元現役だったですかね?
北山川では、電源ダムで川が分断される前の現役さんが、観光用に復活した時から70代位までやられていましたね。
投稿: hal+ | 2011/01/27 11:12
元現役ですね。今も観光川下り船などには乗っているんじゃなかったかな。
投稿: 田中淳夫 | 2011/01/27 12:12
遅いレスで失礼します。
「保津川筏復活プロジェクト」というwebにたどり着きました。
この関係の方々なのでしょうか?
なかなか面白い動画です。
http://hozugawa.org/program/ikada.html
投稿: hal+ | 2011/02/05 17:35
ああ、このプロジェクトもありますが、今回の再現は、こちらとは何の関係もないのです。むしろ、ライバル視してるかも(^^;)。
今回は、あくまで林業技術としての筏流しです。
投稿: 田中淳夫 | 2011/02/05 23:46