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2011/01/13

日本一の書店を巡る

久しぶりに大阪に出た。そこで、時間を作って寄ったのが、話題の「MARUZEN & ジュンク堂書店」。昨年末にオープンした、日本一の広さを誇る書店である。ライバル同士の書店が提携した点でも注目されている。

梅田北の茶屋町、ロフト前……と言っても、大阪の地理に詳しくなければわからないだろうが、ビルの地下から7階までを丸ごと占有する書店である。

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やはり、広い……というより蔵書に圧倒されるわ。図書館形式の本棚がズラズラと並ぶのだ。

で、とりあえず探したのが、この本である。

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ようやく、書店で確認しました\(^o^)/。
いま里山が必要な理由』、本当に売っていたんだ。 コラコラ

「森林」コーナーも比較的充実していましたね。


それにしても、一階ずつ順番に本の棚を見て回るだけで、圧倒される。その分類は、一応分野ごとなのだが、必ずしもそうとも言えない構成になっている。文庫、新書も混じりつつ、なかなか普通の書店では目にしたことのないような本に気づく。棚の一つ一つに興味を引きつける要素が詰まっている。
ちょっと残念なのは、ジュンク堂ならあった「座り読み」のできるイスとテーブルはなかったこと。でも、7階の一角には、少し座れるところがあった。

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こんな棚もあった。「連想本棚」って何? 

分類を超えて、つながりのある本を書店員が選んだのだ。

また「書店員が選ぶベストテン」のような企画棚もあった。

こうした試みを、「広いからできる」といわずに注目すべきだ。

むしろリアル書店こそ、こうした試みをすべきではないか。

昨年は電子書籍元年とか言われて、リアルな書店は衰退の一途のように言われた。実際、電子書籍以前にAmazonのようなネット販売も膨らむ一方。そんな時に、あえて日本一の床面積の書店を出す意義が問われていたのだが、リアルな本だからこそ、目にして、手にとることで欲しくなる欲求が増すのだ。ネットでは、最初から欲しい本を知らないと買えないし、推薦してくる本も、似通ったものばかり。

もの余りで、ものが売れない時代というが、心をくすぐる要素があれば、予定外のものにも手を伸ばす可能性は強い。私も、つい、何冊か買っちゃったよ。

こうした本屋では、最初から計画して、朝から行くべきだね。そして、棚を回りながら、掘り出し物を探す。疲れたら、座り込んでもいい。座り込んだ低い視点で面白い本を見つけることもあるだろう。

腹が減ったら、お弁当を広げる。汁はこぼしちゃだめだよ。ちゃんとシートも持参しよう。
食べ終わったら、本の森の木陰でゆっくり足を伸ばす。少しウトウトしたら、また探索だ。

階を変えたら、また新しい世界が広がる。写真集のコーナーもいいな。洋書も眺めるだけでも楽しめるぞ。連れがいたら、かくれんぼしてもいいな。

夜が来たら、ちょっと一杯。棚の間で静かにボトルを傾けよう。また別の世界が広がるはずだ。買いたい本が随分溜まってきただろうから、それを枕にZzzzzz……。

っといった調子で、本屋での一日を送ってみたい(~_~;)。 て、本気にするなよ。

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コメント

こんばんは

会社帰りに、「いま里山が必要な理由」を探しに、本屋に寄って来ました。
この本屋、個人経営ながらもしぶとく生き残っている本屋でして、さして広く無い店舗ながらも、ニッチ分野の本が充実している店。
交通の便は決して良くはないのに、常に一定の客が居るという。
ま、中には背表紙が日焼けしちゃってる本もあったりする訳ですが、奥付きを見ると初版本だったりして、その分野のヲにとっては宝探しできるような店です。(笑)

で、勧進の「いま里山が必要な理由」は見つからず。代わりに川口淳一郎さんの「小惑星探査機はやぶさ」を見付けて、GET! ヾ(^^;)
いや、田中さんの本もちゃんと買いますから。

う。
本気で読みました。

でも、そんなことしている人、
一人くらいいるかも。

本の森林で遭難している人は、
いませんでしたか?

生駒市も、中小書店の数はそこそこあるけど、私がほしい本はほとんど見つからない。雑誌を買うだけで終わってしまいます。

リアル書店は、安穏としていたら消える時代です。いかに知恵を絞って客の「買いたい」スイッチを押すか、頑張ってほしいところです。この書店の客も、みんな真剣でしたよ。

でも、本棚の陰に座り込んでお銚子傾けられたら、書店員は困るから、よい子は真似しないように。

横浜で発見。購入しました。

ありがとうございます。

惜しいなあ。私が発見する前に一番乗りの報告だったら、記念品を渡そうと思っていたのに(~_~;)。

毎日楽しく読ませていただいております。
「いま里山が必要な理由」さっそく購入し、読んでいます。
しかし、山林所有者のどれほどの方々が林業経営や林業政策に関心があるのでしょうか。不思議です。

購入ありがとうございました。
山林所有者と、林業経営者は基本的に別です。だから所有者はそんなに林業へ関心ないと思います。
所有者に代わって経営を代行するシステムを確立しないと難しいですね。

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