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2011/01/15

中国人研究者と密談

バイオマス科学会議では、懇親会があり、私も出席させていただいた。

多くの面白い方々と話をする機会があったが、なかでも印象深いのは、中国人の蘇教授。中国の大学教授である。

自己紹介で、私か壇上で言った「(バイオマスやる前に)林業を振興させてください」という言葉がよかった、という。なぜなら、彼も西北衣林科技大学林学院に属しているからだ。

この大学、生徒数を訪ねると2万人だという。4学年だから毎年5000人の林学徒が卒業する? 加えて大学院生が何千人もいる。うひゃあ、これは人材面でも圧倒的だ。

でも、話によると「中国は農業国だから農学は仕事があるが、林学は厳しい」とか。そして「日本は工業国でしょう」。

私は、中国で進む大面積植林について指摘した。何しろ毎年数百万haもの植林をしているのだ。日本の国土が数年で緑に埋まってしまいそう。私は、そのうち中国は巨大な木材輸出国に変わるのではないか、と尋ねたら、うなずいた。

「しかし、植えているのはヤナギとかポプラ」だという。これは、薪になる。また近頃は合板やボードにもなる。しかし、高級な建築材にはならない。

そこで「日本は、中国の合板を輸入します。中国は、日本のスギやヒノキを輸入してください」と申し込んだ(^o^)。

商談成立。

ぜひ西安に来てください、と言われた。中国の古都・西安。行きたいなあ。

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コメント

おお。
公開秘密結社の公開密談!

平城京から長安へ・・・。
・・船で行くんですよね?

おお、そうだ。私は奈良の都から遣唐使になるのだ! 
でも遣唐使船ですか……。遭難しないよな。

初めてコメントさせていただきます、九州で竹や木質バイオマス事業を取り組んでおります。
このブログを大変興味深く、読ませてもらってます。
中国と林業でもっと積極的な事業ができるのではと常々感じます。竹利用の面も中国が進んでる面も沢山ありますが、日本の優れた部分もあります。両者が融合すればと思います。林業での密談の記事を見ながら中国の林業を勉強した学生さんに来てもらって、放置竹林や林業への新たな取組みを創出できないかなぁと思ったりもしました。
また、今後も興味深い記事、書籍も期待しております。ご自身のお話を直に聞ける機会が来ることを楽しみにしております。

竹も大きなバイオマスですね。
会場でも、立食に付いてきた竹割り箸で、「これは中国製だ!」と蘇教授と盛り上がりました(笑)。

本当に、中国と日本は、林業でも提携できるはずなんですよ。木質資源では補完関係にありますから。何も森林を奪い合う必要はない(^o^)。

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