無料ブログはココログ

本の紹介

« UターンIターン手当て | トップページ | 山里への薪の宅配事業 »

2011/01/08

全自動備長炭製造機

来週、大阪でバイオマス科学会議というのがあって、そこにパネリストとして招かれている。この会議、ホームページを見ると、「バイオマスエネルギーの推進の立場から~」という文言があった。私に木質バイオマスのことをしゃべらせたら危険だと思うのだが(^^;)。

どうやら科学会議と名を打つだけあって、木質エタノールとかバイオディーゼルとか木質ペレットなど、二酸化炭素削減政策などを扱うようだが、こんなくだらない(⌒ー⌒)研究より、もっと有意義なテーマで研究してほしい。

とくに、お願いしたいのは、木炭だ。

 

折しも中国からの木炭(主に備長炭)輸入が滞っているらしい。それも、理由は尖閣列島問題に端を発した政治的な嫌がらせ?という。ようするに通関を厳しくすることで輸出入のスピードを大幅に落としているというのだ。

おかげで、テレビなどでは、炭が手に入らずに困っている炭火焼き店などを映して、毎度のコメントを発していた。

しかし、考えてみれば2004年に中国は木炭全面輸出禁止にしたのではなかったのか。それがなし崩しに解禁になっていたらしく(当初は、ラオス産などと偽った木炭が輸入されていたが、近年はずばり中国産で直送らしい)、困った困ったばかり。

同じ理由でレアアースなども輸出を絞ったために、レアアース業界は、中国以外での開発を進めて中国一辺倒を改めようとしている。
木炭は、7年前に供給体制を改めるチャンスだったのに活かせなかったようだ。おそらく今回も、政治的緊張が緩むのを待つだけなのだろう。

実は以前から不思議に思っていたのだが、なぜ全自動の木炭製造機を開発しないのか。本気で研究したら、品質も紀州備長炭に負けないものができると思う。それも材料をウバメガシに限らず、雑木のおが屑から作るのだ。その程度の機械技術はあるはずなのだ。
おそらく、作っても開発資金を回収するほど売れないと見込んだのだろう。

しかしバイオマスは、地球温暖化防止のためだけに復権させることはない。そんなものは幻想なのであって、本来価値あるのは、情操面ではないのか。炭火による調理(味)だけでなく、炎や赤い炭火を目にすることの美しさ、心の癒しに注目したらいいのに。

もっと大きく言えば、日本文化の維持継承だ。それを中国に牛耳られていいのか! 森林の下の水源の次は薪炭林を買い占められるぞ! 外資が木炭を買えないよう法律を整備しよう! (ちょっと暴走気味(~_~;))

でも日本の木炭文化を守る方が人々の心をうつと思う。

4

菊炭。茶道用の高級クヌギ炭だ。

だから備長炭自動製造機を開発することも国家安全保障だと思うけどね(~_~;)。

 

« UターンIターン手当て | トップページ | 山里への薪の宅配事業 »

森林資源」カテゴリの記事

コメント

こんばんは

>なぜ全自動の木炭製造機を開発しないのか。
おが備長炭って、手作り品なんですか?
一昨年から炭火焼には、おが備長炭を使っているのですが、あれって、機械成型品だと思っていたんですが。
単位重量あたりの値段は高いんdすが、着火性の良さや火持ちの良さ、火力の安定や使用時の自由度(手で折って使い易いサイズに出来る)し、ランニング・コストを計算してみると、安物のバーベキュー用炭とトントンか、安い位です。

>木質エタノールとかバイオディーゼルとか
こっち方面は、温暖化だのCO2排出削減なんぞに振り回されず、まっとうな基礎化学研究として続けて欲しいと思います。
化学って、時には意外なヒット商品が生まれる可能性もありますしね。
接着剤の剥離材を開発してたら、強力な瞬間接着材が出来たとか、その逆で貼って剥がせる付箋紙ができちゃったとか、「出来ちゃった○○」の可能性を追い求めて戴きたいなっと。

外資が狙っているのは、木炭だった。
次々と買い占められ、
薪炭林化する日本の森林!

水が・・・って言ってる人たちが
便乗してきたり。(笑)

そうですね!
炭こそ、21世紀の新エネルギー源かも!

我が国の森林から出る建材の残りを使用すれば無尽蔵に炭ができる。
まさに、再生可能なエネルギー源ですね!

昔から、杉の消し炭をこたつに入れて使ってましたよ!

おが炭の製造工場を訪ねたことはありますが、通常の炭焼きよりは機械化していました。
でも、まだ全自動にはほど遠いし、火力などの特性をもっと天然の備長炭と近くしないと。ああ、形状も天然木に近くすることも、消費者の気持ちを引きつけられないかな。……炭焼き料理店としては、案外それが重要かも。

この製造技術を開発したら、中国の製炭産業は壊滅するから、国上げて妨害してくるかもしれない。いや、パテントを買収する手もあるか。これこそ、国家の危機。ぜひ国防上からも守っていただきたい。    by 愛国者

にゅるっと押し出されて定寸でカット。
金太郎飴のように作られてるところを想像しちゃいましたね。

生産量を増やして木の少ない途上国へ輸出だぁ!!
茶道の文化と共にヨーロッパへも。
これぞホットジャパンプロジェクト!(炭だけに)

そのためにはすぐに全自動木炭製造器の開発と
輸出へ向けての円高対策だ!!

実際にオガライトを作る様子は、「にゅるっ」ですよ。

炭焼き料理という日本文化を守る、そして輸出することも考えてほしいですね。TPPなんぞに負けずに。

わが神鍋白炭工房は全自動とまでは行きませんが
炭焼きの自然木の炭化としてはかなり効率化したと自負しております。通常8時間程度かかる白炭の窯だしを3分で
通常4時間程度かかる原木いれ作業を1時間程度で行います。
神鍋白炭メソッドは将来の世界標準になるのでは無いかと思います。
また機会あれば見てくださいませ。
そしていろいろご指導くださいませ。

ほう、白炭を効率化ですか。興味ありますね。

本当に機会があれば、ぜひ。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36391/50522266

この記事へのトラックバック一覧です: 全自動備長炭製造機:

« UターンIターン手当て | トップページ | 山里への薪の宅配事業 »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

森と林業と田舎