無料ブログはココログ

本の紹介

« 立木法と立木トラスト運動 | トップページ | トヨタの林業車開発? »

2011/02/21

獣害と伐採

大規模皆伐地が増えていることと、その再造林が進んでいないことをよく指摘する。

そうして再造林しない理由に、「どうせ植えてもシカに食べられてしまうから」というのがある。たしかに、最近の食害は凄まじくて、少々の防護柵では防げないらしい。網を張っても、どこか破られる(あるいは乗り越えられる)と、もはや中はシカの餌場になってしまう。

が、ある林業研究者から「獣害があるから、伐るに伐れない林家が増えている」と言われた。伐ったら植えなくてはいけない。しかし植えても食べられて育たない。それが怖くて伐らない……という話なのだ。

あら、再造林がうまくできないから植えないのではなく、伐らないのか。

さて、どちらが正解だろう。いや、どちらもあるだろう(笑)。むしろ植えられないのなら伐らない林家の方が良心的で、すでに伐ってしまい、再造林しない言い訳?に獣害を持ち出して放棄してしまう方が悪質とも言える。

全国的には、どちらが多いのだろうね。また、獣害をうまくかわしている山は、どんな山だろうか。

« 立木法と立木トラスト運動 | トップページ | トヨタの林業車開発? »

林業・林産業」カテゴリの記事

コメント

田中様

ある造林家のところに鹿の食べない杉の苗があると聞き、見せてもらいました。

どうみても、普通の杉です。

鹿に食い荒らされても、その杉だけは食べないそうです。

この杉苗があれば、少しは、山の人たちにも貢献できるかもしれません。

聞かされた時は、あまり、有用だと考えませんでしたが・・・。

私も、シカが食べない苗について聞いたことがあります!
なぜなら不味いからだそうです(笑)。

具体的には、山で勝手に生えた苗は不味くて食べず、苗床で育てた苗は美味しいらしい……と言っていました。えぐみの強い山菜とハウス栽培の野菜の差みたいなものですかねえ。

でも、シカにとって不味いことは重要なので、苦い成分を塗布するとか、不味いように品種改良するとか、何か手はないでしょうか。
その造林家の苗を、苗床で挿し木で増やしても、やっぱりシカは食べないかな。

美味い。不味い。
絶対あります。

い、いや、食べてませんよ。
食べてませんって。

そうか、シカだけでなく、クマにもありますか。納得。

それにしても、クマハギの害も困ったもんですなあ、熊(♀)さん。

正直に言います。

子供の頃、近くの公園のマツの木の
皮を剥くのが、とても楽しくて
剥いてました。
どこまで剥けるのかなーって
思いながら。

その松の皮は、美味しかったんですね……。

シカの食害は苗だけにとどまらず、林床のほどんどの植物の新芽を食べてしまうために、間伐して明るくなっても下層植生がゼロ、奥山の原生林でさえ幼木が一切見当たらず地面が砂漠化している所も多くあります。
実は再造林問題以上に深刻かもしれません。

シカがまずく感じるのはどんな味なんでしょうね。
苦いのは平気なようですけど。

苦いの、平気ですか。

奈良のシカは、観光客がやるスナック菓子が問題になっています。香辛料含んでいるので、シカが死ぬのです。だから、林地にポテトチップスばらまくといいな(笑)。ハバネロ味。

鹿から杉を守る、鹿森協会を始めるんですか?

鹿森協会……この名前だと、なんだか可愛いシカを殺す林業からシカを守れ! と演説してしまいそうな。。。

私は、唐辛子まぶしたポテトチップス食べて、七転八倒しているシカが見たいだけなんです……と、またこんなことを書くと抗議が来そうだな。もちろん、奈良公園ではやりません。
あそこのシカは可愛いもん(^o^)。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36391/50933149

この記事へのトラックバック一覧です: 獣害と伐採:

« 立木法と立木トラスト運動 | トップページ | トヨタの林業車開発? »

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

森と林業と田舎