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本の紹介

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2011/02/18

時事的林業

折に触れて話題に上げている次回出版予定の本だが、これはかなり私の中では執筆に大きな冒険を行っている。

と言っても、何も危険なことをしたのではない(笑)。最新情報を取り入れたのだ。

もともと書籍は、雑誌よりも新聞よりも、ネットよりも時間のかかるものだ。最終原稿を手放してから書籍の形になるまで早くても1か月かかる。だから、どんなに急いでもタイムラグは発生する。

私は、末永く読まれることを願って、あまり時事的なことは取り入れないようにしていた。しかし、今回ばかりは森林・林業再生プランがらみの政策に触れる必要から、最新情報も触れた。

が、早くも否定されかけている(~_~;)。

最初の頃出していた鳩山首相の名前も消しておいた。また「政権交代後……」と書いたら、校閲者から「もう一度政権交代するするかもしれませんので」と注釈が入った。そうか、出版時に民主党政権が続いているとは限らんのだ。民主党内でたらい回しするか、解散して政権の枠組み自体が変わるか、全然読めない。

もしかしたら、森林・林業再生プラン自体がストップする可能性だって……。

樹木の時間でゆったりと変化していた林業も、このところ超特急の変化を見せているが、いよいよ時事問題の一つになるかもしれないなあ。

まあ、プランは法律を制定するものではないので、そこまで影響はないと思いたいが、推進していた官首相がいなくなったら、ちゃぶ台返しもあるかな?

もっとも、それを待っている勢力もあるのではないか。そう、林業界には。今のままの補助金制度がいいと思っている人たちは、少なからずいるよ。

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コメント

>今のままの補助金制度がいいと思っている人たちは、少なからずいるよ。

てか大多数のような気がしますけど・・・。いつ都市納税者が気がつくか、ですね。

そうか、とくに○○組合の幹部は……(笑)。

じり貧でもいい、今のやり方で続けたい、と思っているんだろうか。

今のままの補助金制度の方が、確かに僕ら超零細な自伐林家にとっては国の助けを受けやすいですが、理想は材価が高くなっての施業意欲の向上をこの上なく望むところです。

山元の材価は上げるべきだと思うのですが、最終建材の価格は上げられないでしょうね。上げると、非木材系に奪われてしまう。
いかに山元への還元を増やすか、智恵を絞りたいところです。

 森林所有者が林業への関心が薄くなっている現実には、やはり木材価格の低迷によるところによると思うのですが、材価は簡単に上がりそうもありません。

しかし森林がCO2の吸収源に寄与しているわけですから、農業の戸別所得補償のような直接支援を行うべきかと思っています。
金額は固定資産税+αでも山を見直してくれるような気がするのですが、今までのような補助金が森林組合等に流れて森林所有者に渡らないシステムは考え直す時期が来ているように感じています。

CO2吸収源名目は、筋がよろしくないと思いますよ。
世間から見たら、濡れ手に粟の金バラマキに見える。

いっそ、森林所有者の権利を切り売りしたらどうかと思いますけどね。所有しているけど、立木伐採には地域の同意が必要になるような制限を設ける代わりに金を渡すとか、逆に誰でも林地に入っていいようにするとか(~_~;)。

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