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2011/02/24

『いま里山』が模試に使われる理由……

タイトル、全然意味ありませんm(_ _)m。

この季節、入試や模試、問題集の編集が進んでいるらしく、そこに私の著作の文章を使いたい旨の連絡がたくさん寄せられる。著作物掲載許諾が必要だからである。

以前は、私の文章が国語の問題に? それって私の文章が教科書的ってこと? とかひねくれていた(~_~;)のだが、今は素直に喜んでいる。そして、たいてい速攻で許可の返信をする。先延ばしして溜めておくと、机の上の書類に埋もれてしまい、期日をすぎてしまうことがあったからだ。

で、今日も届いた。これから国語の模試の素材に使いたいという。会員限定サイトでも公開するらしい。

もちろん、異存はない。で、何を使うかと思って確認したら、なんと『いま里山が必要な理由』だった。

ひええ、1月に発売したばかりの自著をさっそく使用していただけるのでありますか。

もしかして、前作の『里山再生』を使った問題を、今度タイトル変わったからそれに合わせるの?とも邪推したが、問題自体をこれから作るらしいから、そうでもないのだろう。

有り難いことである。

模試を受ける予定のある方は、ぜひ1冊(⌒ー⌒)。

もちろん,どこの何という模試か(何年生向きか)、いつ使われるか、そしてどの文章をどんな問題にするかなんてのは、絶対ヒミツだよ(^o^)。

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コメント

新しい文章を使うのは入試の掟なので(高校の国語教諭談:1年以上たった文章だとすでに目にしている受験生が多くなる危険があるため),好んで選定対象になっているのかもしれませんね.

田中さんの題材の場合,
・「分かりやすい対象」
・「簡単そうで実はそうではない,深い考察が必要になる事柄」
・「それに対する筆者の考察・意見が明瞭に述べられている」
といった点を兼ね備えているので試験問題にはしやすいと思ったものですから,実は知り合いの国語教師に「入試問題にどう?」と推薦したこともあります.何年か前の話です.

でも結果は不採用でした.なぜかって?「3年も前(当時)に出たものは無条件にダメ」なんだそうでした.うーむ残念.

あがたし様、同意見です。
上記3点、まさに。

特に3点目はクリアしてない読物、
案外多いですもん。
「それについて、筆者は何と言ってますか?」
という問題が出せなくなってしまうようなやつ。

無意味に付けたタイトルに解答をいただきました(~_~;)。

そうか、では4月の新刊をぜひ入試に。
もっとも来年の入試だと1年たってしまうなあ。
それに内容がマニアックな林業界だ。
読む人が少なそうだから、問題に使える……なんて選択肢はあるのだろうか。(ちょっとひねくれすぎ?)

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