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2011/02/23

生駒山のナラ枯れ防止策

今日は、生駒山の活性化についての打ち合わせ。今度、また新たな研究会を立ち上げることになった。前回は歴史寄りだったから、今度は自然寄りにするそうだ。

なんだか、林業シフトとも言える新メンバーを聞いた(笑)。

そこで話題になったのが、ナラ枯れだ。いよいよ生駒山には入ってきているのだ。すでに北部の枚方などに見つかっている。このままだと、全山に広がるまで間もないだろう。実は、生駒山の植生は、ほとんどコナラ林と言っても良い。しかも大木がゴロゴロある。

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この写真は、秋の空撮だが、紅葉というよりは黄葉で、ほとんどがコナラとクヌギである。

これが夏に赤くなるのはイヤだなあ。

やっぱり、太いコナラを先に伐ってしまうのが一番よろしい。

で、どうするか。

シイタケ原木案が出た。しかし、太いコナラはシイタケ向きじゃない。

私は割って薪にして、販売することを提案。
大阪にも薪ストーブを入れている家庭は少なくないが、彼らは高い薪を郵送で購入しているらしい。これを取りに来たら安くすると言えば、喜ぶ人は多いはずだ。

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これは、地元のホームセンターに置いている薪。この細い束でこの値段である。

しかもスギ材混ざっているんじゃね?

もっとナラの大割したカッコいいスイーツみたいな薪を作ろう!

そして、簡易製材機を入れて、どんどんにする。
中には虫食いとかウロの空いた木もあるだろうが、東急ハンズのようにそんな板も売れるはずだ。

京阪奈地域には、木工作家は結構いる。彼らも広葉樹材が欲しかろう。板にして十分乾燥させればきっと売れるはずだ。よいコナラ材は、ミズナラ材に匹敵する。

ところで、木材消費の大半は針葉樹材だが、家具や内装材には、広葉樹材が使われている。

その出所を調べると、ほとんどロシア材に依存していた。中国輸入だってロシア原産だったりする。ところが、ロシア材の関税が高くなったのに加えて、かなり供給減らしい。タモやナラなどのフリー板やフローリングなどの広葉樹加工品の入手が困難なのだそうだ。一部は北朝鮮からの違法伐採木も混じっているとかいうが、それも最近では入りにくい。

まあ、生駒山からナラ材を産業的に供給するほど安定して出せないにしても、個人の木工作家に提供する程度の量なら不自由しないと思うよ。彼らと話し合いの場は作れないかな。

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コメント

「ナラ枯れ」って、最近ニュースで聞くようになりましたが、具体的なイメージがなく言葉で聞いてるだけで「ふ~ん」って思ってる程度でした。でも、お写真の生駒山が「夏に真っ赤」になんてイメージしたら、ビックリ!というか、「ふ~ん」どころではないというか。

論点ずれてしまいますが、日本の「四季」がくずれてしまうような、季語も消えてしまうような感じがして、なんだか寂しくなってしまいました、ほんとにいろいろな問題があるのですね。

田中組長

おはようございます。

¥798!!!!!!!!!!!!!
「これは、地元のホームセンターに置いている薪。この細い束でこの値段である。」

高すぎます!!!!!!
こちらのムサシでは、1束500円前後ですよ!

これはあまりに高いですよ!

こちら京都では、昨年12月18日に、市民のボランテイ約100名で。京都東山のナラ枯れ材から1300束の薪を作りました。
500束は亀岡市の陶芸家、100束はハイアットリージェンシーホテル。300束は祇園のおくどさんの会で使って頂きます。
すべて,無料ですよ。

今後は割り木業者を入れて、流通したいと考えていますが。そちらでは京都方式を検討されませんか?

いいですね~!!生駒オーク。

広葉樹の植林技術はまだまだ発展途上。
とりあえず広葉樹の苗木を植林をしても
そのあとどうしたらよいのか解らなくて
困っているいう話を聞きました。

単に森にすることは可能でも、
利用できる材として育てることは難しいようですね。

本格的に始動したら、京都方式も参考にさせてもらわないといけませんね。

そう言えば、生駒には陶芸家も多いんですよ。ほとんどガス窯を使っていますが、なんとか薪窯で焼く試みも提案したいですね。マツ材でないと温度が上がらないという声もあるけれど。

生駒オークの命名もいいですね。これで価値がつかないか。そもそも生駒山では、奈良時代に瓦や陶器(土器)焼いていたんだから、それを復活させるイベントだってできるな。

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