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2011/03/27

「美味しんぽ」でも林業談義

ふらりと寄った古本屋。

そこに漫画「美味しんぼ」のコミックスがずらり並んでいた。そこで最新刊(昨秋発行)の105巻をパラパラめくると、林業談義をしていた。雑誌掲載は、おそらく春だろうが。

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105巻だって。

この漫画、あまりに長編連載になり、今や環境問題を取り上げている。なかには今なら大いに盛り上がる原発とか、長良川河口堰も扱っているが、いよいよ森林問題にもシフトしだしたようだ。最初はマツタケがなぜ減っているか……辺りから入り、とうとう人工林問題だ。

で、訪ねた先が三重県の速水林業だったりする。

なぜ日本の林業がダメになったのかを説明するのに、まず戦後の建築基準法を取り上げているが、次に「安い外材」を指摘していた(~_~;)。この時点で、私としては「あ~あ、生兵法は怪我の元……」と思ってしまったのだが。

そして、新しい試みとして、苗の話やら家づくりの話に移るのだが……。

ここに登場するのは、速水亨さんほか、いずれも大地主ばかり。そして場所も、尾鷲桧という高級材生産地である。

だから、紹介されるのも、高級材ならではの付加価値のつけ方になる。それが悪いのではない、この地域の林業家なら結構なことだ。

しかし、ここでも量か質か、の問題がのしかかってくるんだな。

高級材ではなく、むしろ長年放置してきて、あんまり質のよくない木材になってしまった山の木は、どうしたらいいのか。そんな木でも、付加価値をつけて価格を上げる方法はないのか、と考えてしまうのである。

そして、日本の森林をなんとかするには、量的に国産材がさばけて、しかも価格もそこそこの値段がついて、その木の生えていた山が整備されることを願わねばならない。

どんな手がある?

また考え込んでしまうなあ。

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林業・林産業」カテゴリの記事

コメント

雁屋哲原作、田中淳夫作画で林業漫画を出版!

えええ~、私が作画するんですかあ。
もっと美味い、じゃない上手い漫画家がいるでしょう(笑)。

おいしんぼですかぁ
ずーっと前に,宮城の牡蠣養殖業者が上流の山に植林する話で「スギのような常緑樹は落葉しないから土壌も河川水も貧栄養になり・・・」という記述がありました。そのほかいろんな分野で、科学的にはトンデモな記述があるので,かなり引いてしまいました。

-量的に国産材がさばけて、しかも価格もそこそこの値段がついて、その木の生えていた山が整備されること-

難しい問題ですが、私は、木製建具普及は、ひとつの方法かと思います。欧米の方では、アルミサッシ自体が不思議な建材ですし、地球温暖化を考えるともう少し、返り咲いても良いような気がします。

そこそこな値段設定ですし、規格化されれば、量も出ます。

そのためには、誰でも取り扱えるような、技術革新が必要だと思いますが、そんなにハードルは高くないと思います。

生兵法は怪我の元……は、私も肝に銘じないと。ま、こんなブログなら、ある程度はトバしてもいいと自分では思っているんですけどね(~_~;)。

国産材が量的にさばける商品については、もう少し考えてから続編を、と思っています。でも、建具需要も穴場かもしれない。

 国産材需要・・・。
 単板積層材やクロスパネルなどを使った収納棚などの家具系とか耐久性が高くてなおかつ環境にも配慮した防腐加工木材を使った外構部材あたりがスタンダードになるように製品開発や普及を進めていけないでしょうか。
 もちろん、無垢材でもOKで無垢のほうがかっこいい部分は無垢をベースに。クロスパネルの断面もかっこよく感じる使い方があるように思います。

 美味しんぼ のように常に探求!美味しんぼの主役の方(名前忘れました)いつもかわいいお姉さんが一緒にいて、仕事も楽しいでしょうねえ。美味しんぼ 木材バージョン漫画ができないですかね。木工の親子とか。製品開発でバトルするとか。

美味しんぼの主役とかわいいお姉さんは、とっくに結婚して双子も作っているんですよ……。というようなこととは何の関係もなく、木工とか日曜大工を主人公にした漫画は難しいのでしょうかね。

 名前は忘れましたが、静岡県森林組合連合会にはイケメンが多いとのこと。
 海猿のもじりで、山猿を撮ろうと半分冗談、半分真面目で話をしたら、本物で撮ると、現場が止まる(静岡の県森連は作業班あり)ということで却下。ここは、やはりプロの俳優で、という話のまま止まっています。

 100年生ぐらいの伐倒シーンなんか、チェーンソーのアップから引きで伐倒、3Dでなくても迫力あるシーンが撮れそう。

 まずは山の神への参拝から。。。

 林業は映画もいけそうだけど、漫画もいけるのでは?
 小説もあるくらいだし。
 木工や大工さんはどうでしょうか。
 すし屋の漫画がかなりあるので、いけそうな木がします。

「山猿」だと、本物のサルになってしまうでしょうが(笑)。
でも「現場が止まる」なんて、マジに考えたんですねえ。

「海猿」もそうだけど、この手の世界をドラマにすると、遭難とか事故を描かないといけなくなります。私としては、林業を舞台にした恋愛ものなんかがお勧め(^o^)。

『美味しんぼ105』といえば…
うち…神鍋白炭工房が紹介されているのですが、
お気づきになられたでしょうか??
http://blog.goo.ne.jp/k-hakutan/e/360eeb61d58e47b5ab8639786fad56fc
炭焼きの新技術で紹介されていま~す。

>『美味しんぼ105』といえば…
>うち…神鍋白炭工房が紹介されているのですが、
>お気づきになられたでしょうか??

はい、気づいていましたよ(^o^)。
今回の話題から外れるので触れませんでしたが。
いつか取材にうかがいますよ。

木工や日曜大工がテーマの漫画ですか~実はあります!
「ホームセンターてんこ」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%A6%E3%82%93%E3%81%93
 残念ながら昨年完結しましたが、ベテランらしい、マニアック
ですが評価のある漫画です。
 日本の漫画は裾野の広さでは世界一!!ですから、他にも
探せばあるかも・・・(^^)
 あと、日本の漫画界はある意味世界一「フットワークの軽さ」
で作品のテーマを探します。どうでなら、待つよりこちらから
企画や提案するのは・・・意外にネタに困っているのも、漫画界
ですし。
(原発の闇を大震災直前まで連載していた漫画とかあるのが
日本の漫画界です)

そういや、音大生や美大生を描いた漫画がテレビドラマ化されたり、農大生(主に畜産系?)の漫画もあったし、獣医もあったかなあ。この前は、薬学部というマニアックな舞台の漫画も見つけた。

やっぱり林学系、もしくは林業だって可能性あるかもですねえ。さらに狭く、炭焼きとか薪割りとか、キノコ取り(笑)だって漫画化可能かも。

来週の週刊少年サンデーで「農業高校」が舞台の漫画が、
大ヒット漫画家の女性によって連載開始されます。
http://natalie.mu/comic/news/47019
この漫画家の荒川女史は実家が北海道の酪農家で、自身も
手伝いなどをしていて、そのエッセイ漫画「百姓貴族」も非常に
面白いです(^^)
 農業高校が舞台、とくれば、林業高校・・・とかは・・・
どうですかね?(^^)
(林業というか、ログビルダーやチェーンソーアートの方が
漫画界もビジュアル的に乗って来る可能性は高いですね~)
 とにかく、漫画の「発行部数」などは、へたな「マスコミ」より
多くて、影響がでかいので、林業界なども、コラボを考えるのは
いいと思いますね~

情報痛ですねえ。農学部ではなく、農業高校か。
知り合いの女性が農業高校の教師やってるな。なぜかスリランカ人と結婚。彼女の人生もマンガ化したい。

という話はおいといて。林業高校は風前の灯火ですね。休校の決まった林業高校あるいは林業科を舞台にするとドラマになるかもしれない。
チェンソーアートを漫画にする話題は、以前やりましたね。虎の穴のような養成所と、次々現れるライバルとの死闘!

一度、漫画の原作やってみたい(^o^)。

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