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森と林業と田舎の本

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2011/04/12

割り箸輸入の動向

中本製箸さんからの情報。

今年に入って、割り箸輸入は激減しているそうだ。

その資料を送ってもらった。輸入は相変わらず中国が圧倒的だが、木製の割り箸は、1月は前年同月比125,9%と高かったのに、2月は59,3%に激減。

何が原因かわからないが、竹箸は若干増えて106,2%であることを考えると、何か木製割り箸を輸出に回せない理由があったのだろうか。

3月は、おそらく震災の影響でさらに減るだろう。船積みに影響があるうえ、日本でも外食消費が減ったに違いないからだ。。。被災地では、割り箸が必要になっているのに皮肉な話である。

ちなみに、『森林異変』にも割り箸の章を設けているが、そこでは割り箸需要の現象と樹脂箸普及の裏側について触れている。

先日は、10割蕎麦を打つ店に行って、結構高価な蕎麦会席をご馳走になったのだが、そこでも樹脂箸を出された。店に割り箸はないのか、と問うと用意していない。

そこで吉野杉の利休箸を取り出して、これ見よがしに食べてやった。

蕎麦屋、それもこだわりの店が樹脂箸かよ……。

ちょっと飛躍するが、震災後の建築では、木材需要そのものも減る可能性がある。当面は復興需要が高まると見られているが、その後の新築住宅に、木造が採用されないかもしれないからだ。それは津波被害の影響だ。

阪神大震災の時も、木造家屋の倒壊が問題となり一時期木造住宅の建築が減ったが、倒壊が多かったのは、古い建築物の構造の問題だと反論できた。
だが、津波の映像を見ると、木造住宅がどんどん流された。基礎と柱の結合が弱いからだ。木造が横からの圧力に弱いのは間違いなく、今後の建築主の心理にどんな影響があるか気になる。

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コメント

 もしかすると、そのお蕎麦屋さんが用いているのは一般の樹脂箸ではなく、高価なこだわりの樹脂箸かもしれません。確認したくなりますね。
 この間、愛媛県のえひめ森のチカラプロジェクトの割り箸(すでに2つになっているもの)をいただいたのですが、知り合いの人にお土産で渡したら、買って帰ったお土産よりもこっちの方が喜んでいた。買って行ったものは、結構高級なバームクーヘンだったのに(バームクーヘンというのもミソ)。
すぐに使ってみるということだったけれど、何を食べたのだろう。
木に(気に)なってきました。

十割なのに、「が=ん!!」・・・ですね。

私も最近、国産材割り箸探し&収集しています。

その中には竹もあります、嬉しいです。

被災地の割箸需要は確かにあるんですよね…
んが、断層のホボ中心部、昨日今日と激揺れの「いわき」では製造再開すら儘なりませぬ…
地震の力を利用して丸太でも割れれば良いんですが(笑)

樹脂箸にこだわりはありません!(キッパリ)

国産の竹橋ありましたか。それは珍しい。

本文に書き忘れましたが、中本製箸さんは、20万膳の割り箸を現地に送ったそうです。被災地ならではの割り箸需要です。割り箸は、立派な支援物資になるでしょう。

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