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2011/04/10

タイトル『森林異変』

『森林異変』の見本が届いた。

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帯が光っているぜ(^o^)。

どうやら書店に並ぶのは16日ぐらいになるという知らせ。

それにしても、今回の拙著のタイトルはシンプルだ。もともと、これまでの数々の書名が長すぎたというか、話言葉じゃん、てなタイトルだった。だから、略称も生まれていた。

『「森を守れ」は森を殺す』『森・森』、
『伐って燃やせば「森は守れる」』
『伐・森』、
『だれが日本の「森」を殺すのか』
『森コロ』、
『日本の森はなぜ危機なのか』
『森・危機』、

上記のとおり、どれがどれやら(著者でも)区別がつかないことがある(^^;)。

そこで前回は、『森林からのニッポン再生』にした。ようやく体言止め。でも長いので、略称は『森ポン』とした。語感が一気に変わる(^^;)。なんだかなあ~。

ところで、書名は、どのように決めるか。

通常は、出版元と相談の上決める。決して著者の一存ではない。それどころか出版元の編集会議で決められてしまい、著者は一切口を出せないこともある。幸い平凡社は、かなり著者の言い分を採用してくれるが、その分売れ行きに響くタイトルを決める覚悟が求められる。

私の考えるタイトルの基本は、ミスマッチだ。言葉のつながりがおかしく“ざらついた”印象を与えるもの。その方が、記憶に残りやすい。かっこよくて、すらすらと内容を説明したものは、逆に印象に残らない。

まあ今回は、私の方が過激で、平凡社の方が平凡……いやおとなし目であったりするのだが。

というわけで、今回も双方からアイデア出しをした。最初は思いつくまま、連想ゲームのように出す。質より量、内容より言葉である。ちょっと並べてみると、

日本の森に未来はあるのか
日本の森を元気にする
森が変わる、林業が変わる
森と街をつなぐ
森、街へ行く!
森と木と街と
森と街をつなぐ
木の国ニッポンの真実
森林大国ニッポンの正体
日本の森はダメかもしれない
日本の森が救われないわけ
日本の林業がダメな理由
林業栄えて、山村滅ぶ

……

まだ原稿を書き上げていない頃から始まり、初校の頃まで折りを見ては、こういう作業を何度も繰り返していた。だから実際に出たタイトル候補は、この倍くらい。ただ、このままでは、どれもこれもイマイチというか箸にも棒にもかからない。

そのうち、私が目をつけたのは『森が変わる』というフレーズ。これは編集者側の出したものだが、あまりにも平凡すぎる。インパクトがない。
だから本来なら真っ先に落とすのだが、ちょっと遊び心で

『森が変!』にしてみた。「変わる」だとつまらなくても「変!」だと、なんか語感が変(^^;)。
そもそも意味まで違ってくる。怪しげになる。そこが面白い。
しかし、ちょっと軽い。そこで「森林が変!」にする。やっぱ、面白みがない。

でも、幾度か変変変と口にしていると、異変という単語が浮かんできた。気象異変、知覚異変とか使うな。

これを森林とドッキング。森林異変。おお、ありそうでない言葉だ。

という私の提案を、編集部が受け入れてくれたのである。そしてサブに、林業という言葉を入れることに決まった。さもないと通常の森林問題の本と思われる。かくして、

『森林異変 ~日本の林業に未来はあるかと決定した。

略称は、まだ決めていない。え、短くしなくていいって? でも、せっかくだから。やっぱり『森・変』かなあ。森ヘンとカタカナにするか。ご意見、募集します。

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コメント

この帯にある山、なかなか引き取り手がなくて、まだ市場をさまよってますよ。

あら、伐採権だけではなかったのですね。土地ごと売りに出ていますか。
買ったら植えなくてはならないよなあ。

いや、一応植えてありますって(笑

ああっ。
太めの帯だ・・・。
まずは購入。
それから、書店で見かけたら、
よく見えるように置いたり、
配置を変えたりしとこうと思います。

植えているのは伐採地の1割くらいと、私は聞きましたよ(笑)。
いずれにしても、育林は大変だあ。

なんか、太い帯が流行りらしいです。とくに新書は、表紙デザインがそっけないというか、みんな一緒なので、帯写真が重要。

 帯というより
化粧まわしに見えます。

おお、これからは「化粧まわし」と呼びましょう。

立派な化粧まわしで「森林エヘン!!」と
ならないように謙虚で居て下さい。

『森林異変』は立派な本であるぞよ。
これからは御本と呼びたまえ。ゴホンゴホン( ̄^ ̄)エヘン。ヾ(- -;)コレコレ

amazonで見かけた画像は、
「まわしあり」と「まわしなし」の2種類。

「まわしなし」ってば・・・あれ、あの、
ちょっと恥ずかしいなあ。

 なぎら健壱さんの名曲に
悲惨な戦いという楽曲があります。
たしか、まわしがオチとなっている名曲です。

Amazonに画像が2枚? 「まわし」なしの画像が表ですね。

ここでは、まだ「お取り扱いできません」と、まるで絶版扱いだ。予約中とか、入れられないのかなし。

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