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2011/05/03

『元気になる! 日本の森を歩こう』出版

な~んとなく、発表のタイミングを失っていたのだが、ゴールデンウィーク明けの5月7日に、新たな本を出版する。

『元気になる! 日本の森を歩こう』
(洋泉社カラー新書y)

である。いや、派手なタイトルだ。
ただし、著者は「日本の森を歩こう会」である。

こんな会あるの? と問われれば苦笑するしかない。裏表紙には、「本書の企画・観光に伴いプロジェクト的に活動。ライター、編集者などの有志からなる。」と説明されている。
ようするに、本書執筆のために作られた会である。いや、会というより編集者が執筆を依頼した数人の著者の総称と思っていただきたい。

3月より、森の記事を7本も大急ぎで書いているとプログやツイッターで紹介していたが、実は本書のものであった。

洋泉社のHPにもアップされたので、本ブログで取り上げてもよいだろう。

内容は、タイトルどおり、歩いて楽しめそうな森を紹介する本。

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 定価1000円+税

目次を紹介すると、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
インタビュー 養老孟司氏

第一部 魅力的な日本の森に出かけよう 古川琢也・尹雄大

インタビュー 池田清彦氏

巨樹に魅せられて 高橋弘

第二部 森をより深く味わう 田中淳夫

インタビュー 上原巌氏

第三部 森と木を理解するための20の知識 漆原次郎
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第1部には、日本全国14の森が紹介されている。
多少、森林セラピー基地とだぶっているが、ようは歩いて楽しめる森。
屋久島、沖縄国頭村、菊地渓谷、信濃町、戸隠、天城山、高尾山、明治神宮、東京水道水源林、トトロの森、奥入瀬渓流、榛原町、赤目四十八滝、利尻島。
   
で、私が担当した第2部は、


    
白神山地(青森)
生駒山(奈良・大阪)
伏状台杉の森(京都・片波川流域)
日本万博記念公園の森(大阪)
海上の森(愛知)
春日山原始林(奈良)
田上山(滋賀)


の7つである。

  
全体としては、森林療法的な癒しを与える森を歩くことに主眼を置いている。ただ私が書いたパーツに関しては、森の紹介というより、その歴史や生態系について記した、いわば森林論・森林ルポである。切り口はひねくれている、かもしれない(笑)。
自慢じゃないが、全部私は歩いている。関西が多いのは、そのせい。写真も多く提供している。
   
面白いのは、最後の上原巌・東京農大教授のインタビューで、森林療法についてせつめいしているが、そこで今の森林セラピーおよび森林セラピー基地について苦言を呈している。よく言えば地域起こしだが、実は認定団体の金儲けの道具と化していて、トンチンカンな状況に陥っていることが示されているのだ。
  
実は、先日の東北帰りに、私は上原教授の元を訪れている。そして森林セラピーの問題点について、おおいに語り合ったのである(^o^)。この問題については、いつか改めて指摘したいものだ。
  

ともあれ、本書によって、部分執筆とはいうものの、私にとって1年で3冊もの出版になったのである。

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コメント

よし!
書店に行って探そう。

この本は、
どこのコーナーに置かれるかしらん。

ちなみに、里山本は、
アウトドアコーナーに置かれていたり、
土木工学のコーナーに置かれていたり。

本屋さんによっては、
探すのが難しかったりするにゃあ。

もしかして、ガイドブック・コーナー……?
スポーツ、登山、自然……いろいろありそうだにゃあ。

やっぱり、手っ取り早く、アマゾンだにゃあ。

そうか、Amazonなどネコ書店……もといネット書店に期待しようにぁあ。

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