吉野デザインコンペの作品
先に紹介した、森カフェで開かれた、「吉野材」を使った「暮らしの道具」デザインコンペの最終審査会及び発表会。
その結果が発表になっている。
最優秀賞は、「割り鉛筆」でした!!
う~ん、これ、割り箸と鉛筆をくっつけたわけだけど、ありそうでなかった。いや、アイデアの間隙を疲れたような気分になった(笑)。
鉛筆の復権と割り箸の復権が重なるといいね。従来の鉛筆の木は、米材が多いのだが、吉野杉で作って見せたことが素敵だ。
なにしろ全国219点の応募から選ばれた作品である。
このほか優秀賞は4点。
「そよそよと風に揺らぐ一輪挿し」
「木目をいかした皿」
吉野杉のランチョンボード」
「折り畳み式のスツール」
どれも、奇をてらわず、それでいて意外感があり、オシャレ。コンペのための作品というより、本当に商品化をめざした感覚がある。(実際、入賞作は、奈良県が商品化を進める。)
この審査会の様子をもっと知りたい方は、次のブログに詳しく紹介されている。主催者側の一員でもある南都銀行の鉄田さんのブログである。
ここまで詳しくレポートされたら、私が口を出す間はない(笑)。
今後、作品がナラのお土産になることを期待しよう。
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