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2011/08/29

木造仮設住宅を供給する工務店と職人の協会が設立

全国木造建設事業協会が、9月1日に設立される。

と言っても、なんだ、この団体は? と思ってしまうが、(社)工務店サポートセンター全国建設労働組合総連合が、各都道府県と災害協定を締結して、木造の仮設住宅供給などを行う一般社団法人として設立する業界団体だ。つまり、仮設住宅を主なターゲットにしているのだ。http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110827k0000e040026000c.html

ちなみに一般社団法人・工務店サポートセンターは、全国の工務店でつくる会員約2000社あり、全国建設労働組合総連合は、組合員約64万人の大工・左官などの団体である。

震災では、5万戸以上の仮設住宅が求められたが、すぐに対応できたのは、各自治体と災害協定を結んでいる(社)プレハブ建築協会が大半を占める。残念ながら地元の工務店や、木造住宅関連メーカーは、対応できなかった。

住田町のように話題になったところもあるが、木造メーカーが出遅れたのは間違いない。それは災害協定の問題や、材料供給網がつくれなかった、職人も被災者になったことなどが原因だろう。おかげで木造仮設住宅の供給数は、500戸程度に留まっている。

ただ住み心地の点では、圧倒的に評判がよいのが木造だ。暑さ・湿度などで木造は有利なのだ。被災者の心の癒し度でも、金属・ボードばかりのプレハブよりよいだろう。

そこで、この協会は、平時から自治体の対策会議に入って情報交換を行うことで、木造の仮設住宅の供給力を整備しておこうという計画だ。それに加えて、大工と工務店の業務および技術支援、後継者などの人材育成、研修といった地域工務店育成事業も実施するという。

工務店と職人とは、何かと雇用・被雇用の関係になると対立しがちだが、この協会の誕生と、仮設住宅というキーワードで両者が前向きの情報交換と協力体制が築けるのならよいが。

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木製品・木造建築」カテゴリの記事

コメント

> 木造仮設住宅の供給数は、500戸程度に留まっている。

とありますが、コレ↓だけでも3500戸は堅そうです。
http://www.pref.fukushima.jp/kenchiku/04topix/kouhosya230422.pdf

先週、小雨の中、なぜか木造展示住宅の中でガクタイの練習を行いました。外は大変なmist湿気で、ほんの少しでも楽器を吹けば玉の汗、となるところ、まったく気になりません。当然エアコンが点いていると思っていましたが、さにあらず。壁や天井の木材が調湿してくれていたんですね。
その調湿の程度が予想以上に良かったので、しばらくPRネタに使わせていただこうかと思います。

おや、ネットの新聞記事は間違いね。気をつけよう。
ありがとうございます。

もっとも、プレハブの中にも「木造」と主張するものもあるからなあ。合板ばかりの木造住宅でも、調湿などは効果あるのだろうか。

木造仮設というと、住田町が注目されていますが、福島県内には様々なパターンあって、私はスギのログハウス建てていました。ただ、住み心地という話になると、木造か非木質かということよりも、立地条件や敷地の排水とか間取りとかバリアフリーとか、もっと基本的な要素の善し悪しが住み手にとって重要みたいです。木造で、そこもクリアできていれば最高ですが。

福島県ではいわき市や田村市にも建てられているようですね。

そりゃ、住み心地の大きな要素は、立地条件でしょうね。一般の不動産も駅から何分かが重要だもの(^o^)。
ただ、それだけは仮設ゆえ選ぶのは至難の業。

ただ、工事現場のプレハブみたいのもあるようで、それに当たった人は残念です。

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