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森と林業と田舎の本

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2011/09/10

女子高生からのメール

昨夜、女子高生からメールが来た。

拙著『日本の森はなぜ危機なのか』を読んで、林業の活性化について質問があるという内容だった。東京の高校3年生である。もはや林業女子は、高校生にまで及んでいたのか。

それを読んで、不思議な既視感。そして感慨。

実は、約9年前、同じく『日本の森はなぜ危機なのか』を読んで、東京の女子高生からメールが来たことを思い出したからである。彼女は、拙著の中で焼畑の項目を読んで連絡をくれたのだった。

たしか、高校の卒論? で、焼畑を取り上げた……という内容だった(つまり、彼女も高3だった)。幾度かメール交換をして、その卒論も読ませていただいた。いや~、立派なものである。当時は「オレは女子高生のメル友がいる」と周りに自慢していた(笑)。

その後、女子高生は女子大生となり、パワフルに全国・世界を飛び回っていた。私が紹介したところに、1週間後には出かけていて、何日も泊り込んで……という報告を聞いて仰天したものである。

気がつくと、彼女は高校教師になり、いつしか結婚して子供もできている。で、私は彼女とは一度も会ったことがないのである。

今は、ときたま本ブログのコメント欄に登場するけど(^o^)。ああ、今日もそうだった(笑)。

ちなみに、私はこの手のメール・手紙には、手加減せずに返事を書く。相手が中学生でも高校生、大学生でも、真正面から書く。甘い点、失礼な点があれば、叩きのめす。携帯メールでアホな質問をしてきた中学生に、きつく返したこともある。女子大生の場合も、罵倒した。

その点で、今回も含めて二人の女子高生は合格であった。

なお、前回と違って今回の特別な感想は、娘と同い年なことである……。今日は、娘の高校で文化祭。青春している彼らもいいけど……私も年を取ったかもねえ。。。。

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コメント

19日のイベントに向けて、当プロジェクトのブログに
事前勉強として、田中さんの御著書の紹介しました。
郡上の図書館にも田中さんの著著数冊あります。

ぜひ、高校の図書館にも。女子高生にも読ませてほしい(^o^)。

甘い認識の者に年齢関係なく容赦なく叱責するというやり方は,相手を大人として扱うスタイルであって,実に田中さんらしいものですね.

来週から金沢大学に行って4日間非常勤講師として学部生と付き合ってくるのですが,幸い受講者数が多くないので,質問攻撃を仕掛けて”田中さんスタイル”を試みてくるかな?

それにしても今年は,3.11の翌日に山口で用事があり,今回は紀伊半島大水害(勝手に名付けた.現在の国土交通大臣は十津川村出身なので早速現地入りしたらしいが,この災害に何かネーミングはしないのだろうか)の直後に金沢,と妙に災害後の遠出が続くなあ.10.1から再び山口なのだけど,直前に何か災害が起こったりしないだろうか心配.

田中様

先週土曜日に、龍谷大学瀬田学舎でシバリワの活動をポスター発表して来ました。

みんさんも、ぜひ一度シバリワのHP、www.shibariwa.com
をご覧下さい。
その中で、田中さんの著書「割箸はもったいない?」が紹介されています。
じつは、最初は本人の了解なしに勝手に紹介しましたが、サポーターであることから、事後承認して頂きました(笑)

私は教育者ではありませんが、私のこれまでイタイ目に会ってきた経験から手加減しないことにしています。イタイ目に会って成長することもあるでしょう。

なお『割り箸はもったいない?』だけでなく、その後の状況も記した『森林異変』もよろしく(^o^)。

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