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森と林業と田舎の本

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2011/10/27

ニューヨークタイムスに、割り箸の記事

なんと、ニューヨーク・タイムズに割り箸の記事が載ったらしい。

らしい、というのは、私の英語力の問題だ(笑)。

http://green.blogs.nytimes.com/2011/10/24/disposable-chopsticks-strip-asian-forests/

まあ、最近のブラウザは翻訳機能も付いているし、そこそこわかるのだが、結論としては、使い捨ての割り箸が、アジアの森林を破壊している、と主張しているようだ。

出てくるデータとして面白いのは、中国では年間570億膳もの割り箸が380万本の木からつくられているという統計。また材料は、竹のほかシラカバや針葉樹(スプルースとあるが、トドマツのことか)とある。ただコットンウッドとあるのは、なんだろう?

そして製造された割り箸の半分は、中国内で消費されていて、残りのうち、日本に77%、韓国に21%、アメリカに2%が輸出されている、とある。日本が圧倒的ではあるが、韓国も増えているし、アメリカも日本食レストランが増えているからだろう。2%というのは、5億膳を越えていることになるから、決して少なくはない。

またグリーンピースの声として、中国製の割り箸からは硫黄やパラフィン、過酸化水素、防虫剤などを検出したと指摘する。(なんか怪しい。 しかし、プラスチック箸が衛生的とも思えないのだが。)

ほか、写真には、大学生が使い捨て割り箸で樹木をつくったりアートしている様子。

これ以上、英語を読むのは苦手。どのように結論を導いているのか、十分に理解できない。

誰か、きれいに訳してください(^∧^)。

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割り箸」カテゴリの記事

コメント

おおむね田中さんの読みでいいと思います.ただ,割り箸からヤバい物質が検出されている云々の下りは,なぜレストランが割り箸を選ぶのかという部分に出てくることで,

・コストか?→そうではない.130回使えるリユース箸が1.17ドルに対して割り箸は2セント(130食分だと2.60ドル)
・衛生面か?→それを言うなら割り箸だって(と続く)

という文脈で出てきているようです.このあたりは事実確認が必要で,ちょっと雑な論理展開に見えます(ついでに,リユース箸の洗浄に関するコストや環境負荷に触れていないのもアンフェア).

あと,コットンウッドはポプラの仲間ですね.

そうか、衛生面の話は、リユース箸との比較からの展開であったか。この当たりわかりにくかった。

コットンウッドがポプラというのは、想定どおり。だって割り箸の原料は、ほかにアスペン(中国ポプラ)くらいしか目立たないもの。

やっぱり、ちゃんと訳して保存版にしておくかな。

田中組長のご要望に応えて、訳して見ましたのでお楽しみ下さい。

このタイトルでは、読者が使い捨ての割り箸を使うことがアジアの森林を破壊することになると誤解しますね。
ぜひとも、英文で抗議しましょう。
誰が書くの?笑

それにしても、グリーンピースという団体は間違った環境問題への取り組みが多いですな!笑
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2011年10月24日 午後4:22

使い捨ての割り箸がアジアの森林を奪う
By RACHEL NUWER

[chopstick1-blog480.jpg]


Liu Xiaohang, グリンピース
北京の学生達が森林伐採の問題点を訴えるため「使い捨ての森」を作製中 

日本のお祭りの季節は、味覚の楽しみでもある。花火が空高く上がり、着物を着た見物客を照らし、太鼓の音が鳴りひびく。しかし、日本の祭りの中で一番大切なのは食べ物であろう。ジュウジュウと音を立てる串焼きのヤキトリ、たこやき、少なくとも4種類の麺が入った麺が夜店で売られているうまいものの代表であろう。
夜もふけると、これらすべての御馳走の食べ残しの中には翌日ゴミ収集に回される何千もの使い捨ての割り箸が含まれる。割り箸は特に中国、日本等アジア全域に広がる大切な食器であるが、色々な使い捨てのものが使われている。中国では、小さな飲食店では使い捨てが好まれ、大きな飲食店の多くではプラスチックのものが使われている。日本では、使い捨ての割り箸は、高級な座敷のある飲食店でも使われている。
ニューヨークとかロンドンにある回転寿司店に行けば、そこにあるゴミ箱に木製の割り箸が見つかる。しかし、あなたがヴェトナム料理が好きなら、恐らくプラスックの箸で食事をするだろうし、韓国料理店では金属箸を使うだろう。
で、何が問題なのか?
毎年、中国森林省統計によれば、中国では380万本程の樹木が570億膳の使い捨て割り箸の製造に使われている。使い捨て割り箸の45%は、ポプラ、シラカバ、トドマツから作られているが、残りは竹から作られている。


[chopstick-articleInline.jpg]

Donna Keiko Ozawa, ワリバシプロジェクト
アーチストのドナ・ケイコオザワが作り上げた使い捨ての割り箸から作ったしっかりと縛り上げた作品。

割り箸の半分は中国国内で消費される。残り半分の内77%が日本に輸出され、21%は韓国、2%はアメリカに輸出される。
割り箸は、地域的な森林破壊が拡大する1種の疫病である。2008年の国連報告書では10,800平方マイル(27,000平方キロ)ものアジアの森林が毎年消滅している。気候変動阻止のための防止活動が、二酸化炭素を吸収する重要な役割を持つ樹木に課せられている。
使い捨ての割り箸を使う習慣は、個人レベルから徐々に排除することが出来ると活動家が指摘する。割り箸は、シンプルなあるいは派手な袋に入れて多くの店で売られており、手提げやナップザック、カバンに簡単に放り込める、と指摘する。
中国では、グリーンピース東アジアのような団体がこの問題に関心を持たせようと動き出している、12月には、中国20校の大学から集まった200人の学生達が、北京にある飲食店から使用済み割り箸を8万2千膳回収した。この使い捨て食器を使い、それぞれ16フィート(4.8メートル)ある4本の木を作り上げ、「使い捨ての森」を作り上げた。
このプロジェクトは、北京の人通りの多い歩行者モールで展示され、使い捨て割り箸を拒否するため、4万人もの通行人に請願書に署名を求めた。
「毎日この区域を通り過ぎる何千人もの人を想像してみて下さい」と北京にあるグリーンピースのスポークスマンであるAihong Liが言う。「このイメージの木を目にした人は、本当に驚きました」
何人かのアメリカのアーチストも、割り箸の消費量に注目している。サンフランシスコのアーチストであるドナ・ケイコ・オザワは、ワリバシプロジェクト(使い捨ての割り箸に対する日本語)を継続するために17万本もの使用済み割り箸を集めた。彼女の作品は、全て使用済みの割り箸から作られた無作為であるがしっかりと構築された抽象的な作品である。
「特に、日本の飲食店は使い捨てを使う傾向があり、その割り箸はコンポストにもしないし、リサイクルしていない」と彼女は言う。
2007年には、中国政府は環境保護を促進する目標のため、木製の割り箸に課税した。その後、69%という世界でも最高の森林被覆率を誇る日本は、使い捨て割り箸を段階的になくす方向ではなくてヴェトナム、インドネシア、やロシアなどの他の供給国に依存し始めた。
他の点ではリサイクルで悩まされている日本、典型的な日本の台所の半分のスペースがちまちまとリサイクルする物を分別するいくつものゴミ箱が置かれているが、では割り箸問題は不思議に思われる
価格が問題なのではない:再利用出来る割り箸を使う飲食店は、使い捨てに比べて1回の使用当たりのコストを1.17ドル(約88円:1ドル=75円として)も節約出来る。再利用出来る物を使用する飲食店は、通常は1本当り130食分使える。使い捨ての割り箸は、日本では1本約2セント(1.5円:1ドル=75円として)なので、130食分の割り箸は約2.60ドル(195円:1ドル=75円として)に相当する。
もちろん、お客の中には、衛生的な理由から、再利用の箸を使うのをためらうかもしれない。
しかし、使い捨ての割り箸は消費者と環境に対してそれ自身がリスクを持つ、とグリーンピースは言う。中国には生産基準はあるが、特に小規模な工場では、監督は往々にして存在しない、と言われている。有害な化学薬品のなかで、生産過程で工業的な品質の硫黄、パラフィン、過酸化水素、昆虫の防虫剤が使われていることが、中国メデイアの調査で明らかとなった。
パラフィンは発がん物質として知られているし、過酸化水素は消化器官に有害である。一方的に廃棄される割り箸は水質や土壌を汚染する可能性がある。この問題に関する日本国内法は存在しないが、いくつかの地に着いた変化が始っている。いくつかの飲食店では、お客が割り箸を要求した場合にそなえて使い捨て割り箸も準備しているものの、今ではプラスチックの箸を仕入ている。
日本全国至る所にあるコンビニでは、今ではレジ係はお客が持ち帰り弁当に間違って使い捨ての割り箸をつける替わりに割り箸が要るかどうかを聞いている。いくつかの飲食店では、マイ箸を持参するお客には、割引とか無料のお茶を提供している。
中国では、北京と広州市の2千の飲食店では、木製の割り箸の使用を止めている。ウエッブサイトのFantongでは、それらの飲食店では再利用できるものを使用していると報じている。
昨年、中国政府は飲食店はグリーン化するよう通知したが、グリンピースによればこの通知は目標到達に対する何らの基準が含まれていない。
「一般的に言えば、次第に学生やホワイトカラーの労働者は食事用に自分の箸を持参するようになってます」とグリーンピースのLiさんはいい、「より大きな点では、これもまた大きな問題ではあるんですが」という。
この課題は、アメリカの多くのお客の関心を引いていないかもしれない。が、関心は広がりつつあり、ウドン店で食事をする際にマイ箸を取り出したり、弁当をテイクアウトする際に使い捨て割り箸を断るお客に気ずくかもしれない。


[chopstick2-blog480.jpg]


Sibila Savage
ドナ・ケイコ・オザワの「waribashi」作品、サンフランシスコ

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ありがとうございます! 
すごいな。こんなに早く。英語得意な人が羨ましい(^o^)。

そもそも割り箸を「使い捨て箸」と訳すところから、偏見が始まっていますね。ツッコミどころはあるけれど、こうした誤解はむしろ一般的なんでしょう。

…そうだ。インドネシア語得意な人、いませんか(笑)。

全文訳の公開は著作権に触れるのでは?

か様へ

新聞記事のニュースは公知の事実であり、著作権の対象にはなりませんよ。
そのニュースの個人的な訳文の公開も対象にはならないと思います。


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著作権とは

権利が生じないもの
権利が生じず、保護の対象にならないものとして、典型的にはまったく創作性のない表現と情報やアイディア・ノウハウがある。例えば、五十音順に人名と電話番号を配しただけの電話帳や丁寧に書かれただけの正方形などは著作物ではないので保護されない(電話帳については、その配列によって創作性を有する編集著作物であるとされることもある)。最低限どのような創作性が必要になるかについては必ずしも明瞭な判断基準は存在しない。

また、非常に独創的な思想や非常に貴重な情報であっても、そうした思想自体、情報自体が著作権法によって保護されることはない。ここから、ある数学の問題の解法やニュース報道で取り上げられる事実などは、その発見や取材に非常な努力を要することがあっても、著作権で保護されることはない。ただし、その解法の表現や、ニュース報道における事実の表現などは著作権で保護されることがある。

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すでに説明がされていますから、とくに付け足すことはありませんが、基本的に新聞記事に著作権は発生しません。
個人訳も同じです。(プロの翻訳文はまた別。)

海外の著作権事情に疎いので、ご教示ありがとうございます。

どなたも言及されていないので、駄目押しの確認させてください。
リンク先の記事は、日本のサイトではない(NYTの記事の転載というわけでもない?)ようですが、リンク先の記事をカバーしている国(アメリカ?)の著作権法でも、新聞記事(この場合は記事ではなくブログのエントリー?)の個人的な全文訳は合法ですか?

また、著作権の国際的な条約や取り決めはあるのでしょうか?
特に、個人訳ならokということですが、例えば、ゼミで全文訳した教科書について、全訳文を含んだレジュメを公開する事もokですか?

著作権に関しては素人なので、経験豊富な皆さんにご教示いただけないでしょうか。

基本的には日本の著作権です。
著作権の詳細は、本職の弁護士もわからないほど難しいのでて、こんなコメント欄でなく、しっかりした機関に問い合わせることをお勧めします。

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