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2011/11/07

佐賀と言えば……吉野ヶ里

佐賀といえばシリーズ(笑)。

私が佐賀で訪れたのは、玄海原発だけではない。ちゃんと吉野ヶ里遺跡も訪問したのだ。

実は10年くらい前に一度訪れているが、もう記憶も薄れているし、改めて確認したいと思ったのだが、なんとも暑い日であり炎天下歩くにはきつい広さだった。

それでも、記憶よりはるかに多くの復元家屋が広大な野原に広がる様子は、圧巻。なるほど、弥生時代の風景はこんな状況だったのかもしれないな、と思わせる。

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し、しかし、この主祭殿は、立派すぎるのではないかい。

遺跡は、柱の穴ぐらいしか見つかっていないはず。その上物の大きさや3階建てであることなど、ちょっと早々の翼を広げすぎたのかもしれない(~_~;)。

しかも、遺跡から出た木製の多くはモミの材が多かったというのだが、この建物はどう見てもスギ材だ。いや、スギだけでは強度に不安もあるし、おそらく目に見えないところで補強しているはずだ。

むしろ、私がリアルに感じたのは、この環濠集落らしい柵である。

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このように幾重にもなっている。遺跡からも柵の杭穴は見つかっているだろうから、これこそ本物に近い気がする。かつては近隣集落との戦争が多かったのかもしれない。

ただ、杭の材はクヌギ材が多いようだが、これはどうだろう。

これまで見てきた古代の大規模集落遺跡としては、縄文なら青森の三内丸山遺跡に鹿児島の上野原遺跡。弥生なら、吉野ヶ里に静岡の登呂遺跡だろうか。大阪の池上遺跡も、実は捨てがたい。そして古墳時代に入って明日香村の数々の遺跡群。

もうこれで、古代史は押さえたね。

それにしても、展示施設などには、繰り返し「卑弥呼の里」とか「邪馬台国」の文字が。

一応、九州説と畿内説を比べているのだが、書き方は畿内説はボロクソであり、あくまで九州説、それも吉野ヶ里こそ邪馬台国の可能性が高い……と誘導している(~_~;)。

奈良県民としては、それは許せませんなあ。

断固、私は畿内説、それも大和説なのだ。纒向遺跡を見よ。

この件に関しては、本番の講演でも強調しておいた。佐賀県民に初っぱなから、喧嘩を打ったのである\(^o^)/。

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木製品・木造建築」カテゴリの記事

コメント

私にとっては、吉野ヶ里遺跡は「城郭」(^^;)実は日本100
名城の一つになっています。

閑話休題

なんか、ペットボトルで「割り箸」とか、きになるニュースが
ありました・・・
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20111101-OYT1T01329.htm
来年には年間4億膳目指す・・・とのこと(^^;)
どうなりますやら・・・

なるほど、環濠集落というのは、ある意味「城」ですね。
とくに吉野ヶ里ほどの大集落となり、クニを形成していたとなると、城下町と言えるかもしれない。
ただ、あの「天守閣」はうさん臭いよ(~_~;)。


あだしごとはさておき。

ペットボトルから割り箸ですか。なんかイヤなニュース。
1膳5円なら、問題外だけど。それなら木製国産割り箸が絶対売れる。でも、国産割り箸の生産量が問題だなあ。
この件は、注視しておこう。

田中様
吉野ヶ里ですね。
吉野ヶ里の杭は、私の組合で処理して納めています。当初は、さまざまな木材保存の方法を試されたそうです。チキンレースですね。今では、大きな信用を頂きました。

吉野ヶ里にも関わりましたか(^o^)。

ということは、やっぱり杉材だな。遺跡からは杉材は出ていないのですよ。

田中様

杉は出土していないのですね。

私の組合で納めているのは、クヌギなどの雑木ですよ。外柵などです。

杉は、他社さんが納めているようで・・・。

まったくゼロというわけじゃないでしょうが、モミ材が多いそうですね。当時の九州の植生はモミが優占していたのでしょうか。

柵はクヌギ材でしたね。あれを納品したのですか。かなり太くて立派。クヌギの調達ルートがあるのですね。

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