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2011/11/29

鳥取が韓国へ原木輸出

ちょっと前のニュースになったが、気になっていたこと。

http://www.nnn.co.jp/news/111115/20111115009.html

鳥取県が、県産スギの原木7750本を韓国に輸出することになっている。境港市にチャーターした貨物船(1997トン)に積み込み、14日から積み込みが始まったようで、19日までに群山港に向けて出航するという(ことだが、実際に出航したのか続報がないので確認していない)。これはテスト出荷で、本格化させるのは2015年以降を狙っているらしい。

原木は樹齢20年~50年生で、直径14~54センチ、長さ4メートルだという。この直径のばらつきは、なんだ(笑)。でも7750本というのは、久しぶりに聞く輸出量だ。これまでは、たいていコンテナに入る程度の輸出だったから。

なお地元のスギだけでなく岡山県産のヒノキも積み込むという。鳥取県の補助金も使っているのに、岡山県産材も扱うということは、どんな業者が間に入っているのか。

使い道は、マンションなどの内装材のほか、エクステリア部材が考えられているらしい。韓国は、基本的に木造住宅は少ないから、あまり構造材としての需要は見込めないのだろう。

国産材の原木輸出は、21世紀に入ってすぐ盛り上がったのだが、中国輸出がなんやかやで行き詰まり、その後国産材が合板に大量に使われるようになって、こちらの比重が大きくなったためか輸出へのエネルギーはしぼんでしまった。

それでも底流は消えていない。各地で細いながら断続的に行われている。国産材の需要ルートを多岐化するためにも、輸出という道を諦めないでほしいものだ。

また国際的に木材の輸出余力のある国は、東アジアではロシアを除くと日本だけだろう。木材加工技術も周辺国を凌駕しているはず。ロシア材と日本材は差別化できるから、可能性は十分ある。円高はネックだけどね。

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