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2011/12/14

神鍋スキー場にて

先日のゴルフ場に関するシンポジウムに出席して、パネルディスカッションで言いたかったのに機会がなくて触れられなかったことがある。

それは、ゴルフ場に並ぶ生物多様性の高い土地として、スキー場があるということだ。スキー場は、山肌の木々や草を刈り取ってコースを造り、そこに雪が溜まることでゲレンデとする。
が、それは冬のシーズンのみで、それ以外の時期は放置である。そこは絶好の草原となり、動植物の宝庫となるのだ。少なくなった日本の草原を保ち、山菜野草も多く生えれば、昆虫も多種類生息する。

今やゴルフ場とスキー場という生物多様性の適地が存在しているのだから、リゾート地はこれも売り物にしてほしい…。

で、今日は、兵庫県の神鍋(豊岡市日高町)に出かけていた。

関西屈指のスキー場地域である。今日は異常なほど温かくて、おかげで車の運転に心配せずに済んだのだが、ゲレンデはどうか。

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おお、積もっているではないか。青空に白銀の世界…。

さすが、雪国。



というのはウソ。

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このように人工降雪機で雪をつくっている。今や温暖化で、どこのスキー場も雪不足。

オープンは今週末らしく、せっせと雪をつくらないと間に合わないのである。

実は、この神鍋スキー場は、私が初めてスキーをした場所でもある。小学生のときだが、本当に初めての銀世界体験だった。

ただ、今はスキーブームも去り、神鍋でもどんどん廃業するコースが増えているそうだ。放棄されると、草ぼうぼうとなり、やがて森林化する。20年も前に廃業したコースは、もう完全に森林となっているそうだ。

このスキー場にも、こんな低木が生えていた。

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まあ、これくらいはコースの賑わいになるから残しているのだろうが、植生遷移を観察場としても、スキー場は使えるかも。



登ってみると、ウサギの糞も発見した。

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やっぱり草原は生き物にとって重要な場所である。

スキー場の生活誌・生物誌を調べると、新しい発見があるかもしれない。

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コメント

今日は、お世話様でした。取材ご苦労様でした。
神鍋のスキー場跡地の森林復元した事例を近くまでご案内すればよかったですね。
今後とも宜しくお願いいたします。

あ、今日はお世話になりました。

なんなら、スキー場跡地の写真送ってください(^∧^)。
いや炭焼きの写真の方が急ぎますので、手間かけないでいいです^0^*。

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