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2011/12/27

棚田のスギ林

Dsc_0089










  

 

上記の写真は、何を撮ったかわかるだろうか。

ひょろひょろのスギ林なのだが、ほとんど水に浸かっている。ここ数日雨は降っていないのに水が溜まっているのは、ここが棚田だからだ。

これは、先日の生駒山「予定調和」遭難事件(~_~;)の際に撮ったもの。

あきらかに段々に刻まれた林地があり、そこにスギが植えられている。かつては棚田だったところを放棄する時に植林したのだろう。

水田だっただけに水はけは悪く、一部は池のようになっているのである。スギは湿気に強いから枯れるまではいかないが、育ちも悪いし、この木々も使い物にならないだろうなあ。

それに地目も農地のままではなかろうか。

もっとわかりやすいのが、この写真。

12





こちらは、十津川村で撮影したものだが、石垣が築かれた棚田に植林したようだ。こちらは、ソコソコ生育している。

 

こうした林地、今後はどうなるのかなあ。棚田なみに収穫できればよいけれど。

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生駒山中」カテゴリの記事

コメント

こちらでも棚田への植林はたくさんあります。遠目では木のてっぺんの高さが斜面でなく平面になっているのでわかりやすいです。荒らすよりはマシということで植えるのでしょうけど、下手に植えると周囲が暗くなって迷惑な時もありますね。

道路のすぐ横の林令3年のスギ林(当然、樹高は2m足らず)も立派な石垣の棚田にあって、よくご案内しています。棚田なみの収穫はもちろん期待できず、ちょっと寂しい気持ちになります。。。

こんなのありますで ↓
http://www.ffpri.affrc.go.jp/labs/kouho/mori/mori-105.html
っま、これはうまくいった例ですが・・・

おや、森林総研が、放棄棚田に植林するよう勧めていたんですね…。

しかし、棚田を放棄するということは、植林してもその後育林することを期待できないわけで、スギを密植するより、それこそ「潜在植生」樹種(笑)を植えた方がよかったのではないかなあ。

『棚田』に反応しました。
ForestBench工法というものがあります。極く簡単に言うと→斜面を棚田のように作り替え、出来た平地に木を植えるというものです。

『壁相当』のところには(主に)景観を良くするために間伐材を貼り付けます。間伐材の直ぐ裏の部位には鋼製のネットがあり、ネットは組鋼管で支持され、その鋼管やネットは地山に打ち込まれたアンカーボルトに繋げられたワイヤーで引っ張られています。

鉄製の各材料が朽ちる頃には植えた樹木の根で『平地部分』は強靭なものになっているというものです。
詳細は『フォレストベンチ』で検索できますので、これ以上の説明は割愛します。

ForestBench工法、見ました。
なんか、笑ってしまいました。いやあ、こんな立派な棚田だったらいいんだけどな。水田もつくれるかも。。。って、反対か。

ていねいに緑化・治山する際は、こんな植林方法もあるのでしょうね。

引用■ForestBench工法、見ました。■
おっ、H/Pを見て戴きましたか!!

この工法で間伐材を利用している点を、注目します。
→四万十川辺りでの工事では『壁用の間伐材』を6,000本使ったと言っています(=直径15㎝長さ約1.5mで換算。大半は半割り材。)・・・・工事既施工箇所は90箇所とのことです。

「棚田のスギ林」に反応してしまいました(笑)

私も 一反ほどの放棄田にスギを植えています。
そんなに広くありませんが 7~10年おきぐらいに
間伐をしていますが それなりの山に育っています。
ただ、現在の丸太価格を考えると 良いのか 悪いのか 判断できません。
20年後ぐらいに 放棄して 何も植えなかったよりも
良かったと思うことができれば それで良しです。
銀行の金利よりも 木の成長方が はるかにいいですからね(苦笑)

上の画像から 判断すると 植えてから 一度も間伐をしていないように思います。
下の画像は、一度ぐらいは 間伐済みだと思われます。

放棄地がもったいないという発想から スギを植えたのだと考えますが、
植林して 放棄しても何もしないのと同じだろうと思います。
もしくは、後継者がどうしてよいのか分からないのか?

棚田に限らず スギ・桧の植林地は 植えて放棄するようであれば 植えない方がいいでしょうね。

棚田植林でも、間伐を行っているんですね。
なかなか利益の出るような収穫は難しいでしょうが、放置してブッシュになるよりマシ。中国の「退耕還林」を日本でも実施していることになるかな。

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