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2011/12/15

極地マニア~北派と南派

昨日の神鍋帰りは、植村直己冒険館を寄って帰ろうかと思った。帰り道にあり、距離も近いのだ。

が、なんと定休日。ショックだった(^^;)。
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植村直己冒険館の入り口。地下にあるのだ。

実は、冒険館は以前入ったことがある。だから展示はだいたい知っているのだが、スキー場の後は極地の冒険行を改めて振り返りたかったのに。

 

 

折しも、この日の夕刊に「第3回ファウストA.G.アワード」が紹介されていた。この賞は、地球上で最も活躍した冒険家、挑戦者、社会貢献活動を表彰するサイバードグループ・プレゼンツ、なのだそうだ。

詳しくはそのサイトを見てほしい。
http://www.faust-ag.jp/individual/faust_ag_awards_2011.php

で、新聞には、北極圏1600キロを徒歩で踏破した極地探検家の荻田康永さんと作家の角幡唯介さんが冒険家賞に選ばれたことが記されている。

実は、荻田さんには、先月会っている。と言っても、関西大学探検部とOB会が開いた彼を囲む会?に参加したのである。

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彼の発表を聞く。今回の賞インタビューと内容は同じだが、だいぶニュアンスが違うのだが……。

今回は、むしろ練習みたいなもの(これまで11回も訪れているのだ)で、次回はいよいよ北極点まで単独徒歩で挑む。こちらが本筋の冒険だろう。

荻田さんの経歴や、今回の冒険については、先のサイトのインタビューを読んでもらいたい。

ともあれ、極地に熱烈な憧れを抱く人がいるのだ。
私は、パソコン通信時代にFADVEN(冒険&フィールドライフフォーラム)のサブシス(この役職も懐かしいな。まあ副代表と思ってください)を務めていて、そこで彼が影響を受けた大場満郎の北極点行のネット支援もやったことがあるが、たしかに極地マニアがいる(^^;)。

余談だが、TBSのドラマ「南極大陸」はストーリーも演出もボロボロ、グズグズで目を覆わんばかりだが、その背景が美しいから見る(笑)。本当の南極ロケをしたのかと思わせる光景だったり、氷海に傷んだ宗谷が浮かぶ絵はいいよ。

もっとも、私は、あまり寒いところは好きではない。極地よりは南洋でしょ、と思ってしまう。

極地にあこがれる人、いわば北派は、森林でも整然とした針葉樹林が好きなようだ。樹種は多くなく、まっすぐ林立した森だ。厳しい環境に規律正しく過ごそうとするのか。
南洋好き、いわば南派は、曲がりくねった木々に草もシダも苔もナンでもアリの多様な熱帯雨林のようで、ゆるく生きたい(笑)。

残念ながら、林業の世界では北派の方が生産的で、南派は衰退しそうだが。


※ 上記「第3回ファウストA.G.アワード」のサイトを見ると、ファウスト大賞を取ったのは東日本大震災に対する台湾の支援に感謝して、与那国島から台湾まで泳いだ鈴木一也さんである。(彼は、社会貢献活動賞とのダブル受賞。)
ところが新聞記事には、彼のことはまったく触れずに北極圏を歩いた二人だけを紹介している(彼らは、ファウスト冒険家賞)。冒険としても鈴木さんの挑戦は大きいし、社会的にもインパクトがあると思うのだが、なんかおかしい。これも台湾に触れたくない朝日新聞の偏向報道かね(苦笑)。

 

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森林学・モノローグ」カテゴリの記事

コメント

>南派

南極派のことだと思ってしまいました.一昨日はアムンゼンが南極点に到達してからちょうど100年でしたね.

ところで,件の賞はビルダリングのアラン・ロベールも受賞しているのが面白いです.

そういや、あがたしさんも、サブシスだったのですなあ。

ここでアラン・ロベールに触れるところがあがたしさんらしいです(v_v)。

朝日新聞9月19日の記事です。

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与那国—台湾110キロ、リレーで完泳 震災支援に感謝

写真:与那国島から無事泳ぎ切り、台湾側の歓迎を受ける鈴木一也さん(中央手前)ら=台湾宜蘭県蘇澳、村上太輝夫撮影拡大与那国島から無事泳ぎ切り、台湾側の歓迎を受ける鈴木一也さん(中央手前)ら=台湾宜蘭県蘇澳、村上太輝夫撮影

図:与那国〜台湾遠泳の地図拡大与那国〜台湾遠泳の地図
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 沖縄県・与那国島を17日朝に出た6人の青年が台湾東部・宜蘭県蘇澳まで約110キロをリレーで泳いで黒潮を横断、19日午前に無事到着した。東日本大震災後、台湾から67億台湾ドル(約174億円)に上る義援金が寄せられたことに感謝を伝えようというもの。6人が携えた被災3県知事からのメッセージが同日夕、台北で楊進添・外交部長(外相)に手渡された。

 泳いだのはライフセービングなどで活躍している神奈川県茅ケ崎市の会社員、鈴木一也さん(31)と、呼びかけに応じた社会人や大学生ら5人。ゴールの蘇澳では地元の水泳愛好者約160人が海に入って出迎え。日に焼けた6人は、最後に全員並んで泳いで浜に立ち、大勢の台湾メディアに囲まれ「長い時間でした」と笑顔を見せた。

 6人は伴走の船で休みながら30分ずつ交代で泳いだ。夜間は照明をつけると魚が寄ってくるため暗闇の中を泳いだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

おお、よく見つけましたね。

でも、これは実行時の第一報ですね。
私が疑問に思ったのは、何故ファウスト賞を紹介するときに、大賞に触れずに次善の賞の受賞者を取り上げたのだろう、という点です。ひと言断ればいいのに。

もし記者が、賞に興味がなくて極地探検が好きだからなら、受賞から書き始める記事はおかしい。賞に対する敬意がないですな。

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