無料ブログはココログ

本の紹介

« カーネーションと林業 | トップページ | 木材の品質とは »

2011/12/25

里山をなめるな

今日の里山歩きは、遠出する覚悟。

一つは寒いから、せっせと歩かないと身体が冷える。二つ目は、運動不足解消。三つ目は、クリスマスなんだから(^o^)。

最初はよく知っている道を辿ったが、ここも廃道一歩手前でほかに人と会う可能性は限りなく低いルート。そこで、ちょっと尾根すじにそれてみた。

すると、ガサゴソ藪で何かが動く。さては、は身構えると果たしてイノシシが飛び出してきた。中型犬程度だが、どっぷり太った姿が斜面を失踪する。

おお、ついに昼間にイノシシと遭遇するようになったぞ。生駒山にイノシシが増えて、そこら中に足跡やぬた場、さらにミミズを探すのか土をひっくり返した跡はある。また夜の道における目撃談も少なくない。しかし、とうとう昼間に目撃してしまった。

場所は山の中であり市街地ではないが、人家まで距離にして数百メートルもない。昼間のねぐらなのだろう。

野生のイノシシを目撃すると行っても、吉野など奥山ならともかく、生駒山だからなあ。里山をなめてはいかん。幸い、アチラから逃げてくれたが、もし真正面からにらみ合って突進されたら、こちらに勝ち目はない。

その後、稜線を越えて大阪側に入った。こちらのハイキング道は、普段あまり通らないから、新鮮だ。が、急な坂を下っていると、積もった落葉の中に深みがあり、そこに足を突っ込んでしまった。ゴキッと右足首をひねる。

捻挫したか? ああ、ここで足をくじいて歩けなくなったら……と不安がよぎる。クリスマスの日に通り掛かる人もまずいまいから、自力で、這ってでも自動車道まで出なくちゃ助からないだろうな。

幸い、足の調子を見ると多少の痛みがあっても歩けそうだ。ほっ。しかし、里山をなめてはいかん。わずかな怪我が命取り。

その後、頭の中で描いていたゴルフ場が姿を現した。実は,ゴルフ場に侵入してやろうと思っていたのよ(^o^)。ゴルフ場に関した記事を書かなくちゃいけないので。何かヒントを。。。

が、入りだした途端、そこに低く電気柵が張ってあることに気がついた。これは、イノシシ対策か。しかし、人間も危ない、危ない。こんな罠も、里山にはあるのだ。
しっかりまたいで入る。幸い人気はないが、あまりの寒風に吹きさらしになるのはイヤになり、早々に止めた。

そして、再び奈良側に。しばらくは公園や道路を歩いたが、どうも面白くない。

そこで、道をそれて山の中に入った。道はなくとも尾根すじを進めば大丈夫だろう、という甘い考え。

最初は、人の入った跡もあった。奥の谷に人工林があって、そこを間伐したらしい。ただし伐り捨てだから歩きにくいのなんのって。人工林があるのだから、道もあるかと思いきや、いきなり沢になってしまい、進む方向を見失う。

もどるのも癪だ。反対側をよじ登り、尾根を越えて別の谷へ。ここは進みやすいかと思えば、またもや沢。水も流れているし、かなりの崖なので、危険を感じた。やっばり里山をなめていたかなあ。

しかし、生駒山の地図は頭の中に入っている。抜け出る方向や距離感はあるのだ。ただ、あまりの細かで急な谷と尾根の連続に、ブッシュが大敵だ。

ここさえ突破すれば……。

とうとう藪漕ぎしたり、急斜面を滑り降りたり登ったり。そういや冬至がすぎたばかりで陽は短い。谷はすっかり暗がりだ。

こりゃ、ヤバいぜ。

そう思ったところ、谷の奥に何か建物が見えるではないか。こんなところに?

しゃにむに進んで、建物に近づいた。これは学校だね。奥地に迷い込んだ気持ちだったが、意外とあっさり人里に出た。まわりは柵に囲まれているが、ともあれ助かった。塀を越えて侵入して、さっさと抜け出ました。

以上、クリスマスの日の「里山をなめた」反省の記録でした。

« カーネーションと林業 | トップページ | 木材の品質とは »

生駒山中」カテゴリの記事

コメント

ま、また遭難しかけですか!
クリスマスにやったら救助隊にも舌打ちされること請け合いですよcoldsweats01
私もせっかくのクリスマスですから、竹の除去作業に行ってました。
お互い、有意義ですね!

クリスマスなんだから。。ちょっと不思議な理由です。

田中さまの探検文(?)は、かなり鮮明に情景が浮かぶため、
いつも楽しく読んでいます。
浮かぶ情景と想像力を駆使すると、
ああ。なかなか怪しい行動の人物像。。

それはそうと、軽い捻挫もなめてはいけませんです。
ちょっとの痛みでも、庇ううちに膝、腰にきますから。
お大事になさってくださいまし。m(_ _)m

ほとんど予定調和な遭難でした。
アブナイ臭いがぷんぷんするのに、行きたくなる。で、やはり道が消える、崖やブッシュに阻まれる。進む方向に迷う。転ぶ、滑る。落ちる。

それでも、「生駒山」は私のホームレンジだからできること。ほかの地域では絶対やらない。

よいこの皆さんは真似しちゃだめだよ。

ちなみに足は、大丈夫でした。いまのところ。。。

10年位昔、春の南アルプス(!)で遭難しかけた時の事を思い出しました。

地図を読み違え、登山道を外れ、薮こぎをし、崖に落ちかけ、
やっとカラマツの人工林に出たときの安堵感・・・

未熟者でした。
本当、山をなめてはいけませんね・・・。

今も「生駒山」限定で、山を舐めている私でした。

南アルプスのような深い山で迷うのは怖いなあ。
私も、若いころ、南アルプスの前座?に当たる安倍川流域の山で迷い、めちゃくちゃ緊張しました。

森林ジャーナリスト、里山で遭難?
てな記事が出ないようにして下さいね。

イノシシに突進されたり,間違って電気柵に触れたり,穴に落ちて歩けなくなる等、さまざまな危険が潜んでいますぞ。

生駒山は、なかなか探検心をそそる場所のようですね。

瀬田の龍大キャンパスで炭焼きしている男より

はい。

キャンパス内で遭難……というのもみっともないですよ(^o^)。

実は、静岡大学時代、キャンパスの裏山に分け入って、遭難しかけたことがある。どこからどこまでがキャンパスなのか山なのかわからん地形だった。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36391/53570331

この記事へのトラックバック一覧です: 里山をなめるな:

« カーネーションと林業 | トップページ | 木材の品質とは »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

森と林業と田舎