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森と林業の本

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2012/02/24

春先のイノシシは……

久しぶりに、生駒山の国際森遊び研究所を訪れた。

わずかな山林地所のことである(^^;)。以前は、とくに冬の間はしょっちゅう通って焚火したり、新たな建設したりと楽しんでいたのだが、近頃さっぱりだ。ま、その理由はさておき、久しぶりの森に入ると、驚いた。

まず、ゴミが多い。建設業者が捨てたような、塗料の缶が転がっている(-_-)。

が、よりショックなのは、山林中がかき回されていることだ。

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あきらかに、イノシシだ。土壌を掘り返した様子だ。

いたるところに痕跡がある。狙いは……。



  

  

2


わかるだろうか。タケノコを狙ったらしい。

この季節に? と思うが、すでに小さなタケノコが地中にできている。





昨年、タケノコが全滅で1本も収穫できなかった話を書いたが、それは4月下旬の話。例年数十本のタケノコが雑木林ながら採れるのに、イノシシに先にやられてゼロだった。

そこで今年は4月上旬に地中にあるものを先に見つけて掘ろうという目論見だったのだが、なんと2月の時点でイノシシに先をこされた……(-_-)。

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このとおり、足跡も残している。

かなり大きいと見た。







この辺りに、イノシシを捉える檻罠が仕掛けられていることも先日紹介したが、目撃例によると、あまりに大きすぎて檻に入らないだろうと言われている。かといって、はさみ罠にすると、足を挟んでも食いちぎって逃げるそうだ。手負いになると、その後が怖い。人家も多いから、どうするか考えていると聴いた。

しかも、夜出歩くと巨大イノシシに出会うという。車でも怖い。

いやはや、対イノシシとの戦いは、今年も厳しそうである。

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