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2012/02/18

某林業木材シンポジウムにて~梶山恵司氏の講演

大坂で開かれたシンポジウムを覗いてきた。

木材業界団体の主催で、講師は梶山恵司氏。タイトルは「50年ぶりのチャンスがやって来た  よみがえる日本木材、林業のルネッサンス 大坂からの発信!」と長~いの(笑)。

私は、彼の話を聞きたかったわけではない。おそらく話す内容は、私がすべて知っていることだろうから。
ただ、林業の再生(するかもしれない)という動きを受けて、木材業界がどのように考えているかを知りたかった。それにパネリストに政治家も出るので、国レベルの動きの裏も探れるかなあという心づもりだった。まあ、肝心の政治家は、みんな野党の自民党なので政治力に期待しても仕方ないのだが……。

で、梶山氏の講演だが、期待にそぐわず、想定した通りの内容だった(^o^)。

日本の森林状況はこれこれで、問題点はこれこれで、だから今取るべき道はこれこれである。そして森林・林業再生プランがつくられた……。その内容に私も異論はない。

ただ私に言わせると、森林・林業再生プランは、林業の中の伐採から搬出までの狭い工程だけの改革にすぎず、しかも安定供給するための一方法にすぎない。森づくり(植林・育林)もそうだが、高価格製品づくりや、出口に当たる需要拡大という主催団体につながる話は触れなかった。

まあ、木材需要分野は、業界人も参加するパネル・ディスカッションに期待しよう……。

その話は、明日にして(^^;)、一つだけ指摘したいなあ。

梶山氏の講演では、パワーポイントで映像がばんばん使われたのだが、森林の歴史として、昔の日本の山は荒れていた、と説明するのだが、そこに安藤広重の「東海道五十三次」の浮世絵が紹介されているのだよ。そこには、東海道の禿山だらけの絵がいっぱい描かれている。 

011 三河の二川宿

ああ、それ、私の講演でも、いつも使っているんだよお。 上の二川の絵なんか、柏餅売ってる茶屋についても説明しつつ、禿山について語っているんだよお。

それに明治時代の禿山だらけの風景写真も使っているんだよお。

みんな使われた……(泣)。

しょうがないなあ。私は、もう東海道の浮世絵は使わないでおこう。

私も、「東海道五十三次」に禿山が描かれていることは、太田猛彦・東京農大教授の講演録で知って、使いだしたんだけどね(~_~;)。

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コメント

太田猛彦教授、
直接東海道53次の絵を見せてもらいながら話を聞いたことがあります。

田中さんの著書にも確か挿絵的に使われていたような記憶もありますが・・・・。

太田教授、以前当町の昭和初期の写真をお見せして大井川中流域も昭和初期はこんな状況でしたというお話をさせてもらったら、その写真のコピーを持っていかれたような記憶もあります。

私も、集約化の話や林業の話をおじいの皆さんに話をするときは結構使うフレーズですが、写真を使っていくほうが記憶が戻りますね。

その頃の記憶があまりない方にもインパクトを与えつつ、山の意味や意義を伝えるアイテムになりますね。

太田教授、静岡でも講演しているんですね。静岡に行った時は、とくに安藤広重、使わないでおこう(~_~;)。

太田先生にお会いしたのは、
FSCの関係です。
日本森林管理協議会の親方ですので・・・・。

その後は、FSCサミットやステークホルダーミーティングなんかで、お話をする機会があるのです。

太田教授、直接には教わっておりませんが、川辺川ダムについての公開討論会(県主催で、国交省と住民団体の討論を何回もしました)で国交省の意見を補強する立場で出てきたのはがっかりでした。

本筋でない話題でごめんなさい。

太田教授の専門は、たしか砂防でしょう。森林とか林業そのものではなかったはず。

本題から外れていますが、
あたしにも経験は有る話です。
失礼ながら、ジャーナリストとして、人に訴える事がお仕事の柱なら、余計に、有りそうな話です。

課題に対しての、考え感想を書くと。
意外と、日本で 焼跡から、天然果種林を作ると、思ったより、針葉樹も混交します。
その辺りと、松信仰?→松を高く評価する観念が、荒山の伏線だったのだと思います。

山は、山分けの対象ですし。
田は、田分けすると、『戯け』。

入会地は、松茸・山菜が多く採れる程良い場所でしたし。
稀に、止め山があり、豊かで有ったと言いますが…。
要するに、御用林か、社寺林(或いは、信仰の山)です。
稲荷山のスギは、千本鳥居を間接的に支えている面は有ります。(一部は、鳥居を作る製材所などへ買い上げられる。勿論、鳥居用材にとて、足りる筈は無い。)
荒山原因には、植林しなかったという反省は大いに認めますが・・・。
過度に期待すると、神罰(バチ)が当ります。
そのへんは、先祖の知恵が正しいみたいです。

……日本語になってないよ(^^;)。何書きたかったんだか。

件の太田猛彦・東大名誉教授が↓ようなことを

日本には木が多すぎる:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20130327/245731/

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