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森と林業の本

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2012/03/14

十津川村は今……

昨日まで訪れていた南紀行、往路は国道168号線を南下して、奈良県の十津川村を訪れた。昨年の台風12号の災害跡を確認するのが目的である。

あの水害で、山が各所で深層崩壊を起こし、道路や河川、そして集落がズタズタになったことは記憶に新しい。半年たって、今はどうなっているか。

ただ訪れた日は、まさかの雪天。吹雪のため、十分に遠景が見えない。ガスも出て山の上は白く染まっている。

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それでも、こんな風景はざら。山体が崩壊しているのが、わかるだろうか。




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随分、土砂を除いたようだが、各地の崩壊跡は生々しく、全体に川床が高くなっている。

が、訪れて思うのは、少なくても幹線国道は素晴らしく復旧が進んでいたことだ。崩れたところは仮設の道路がつくられているのだが、それがまた幅広く、また直線的だ。これまでの山襞を縫うようなウネウネ道より走りやすい(笑)。流された橋も、通常の通行に支障のないよう回復している。

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崩れたところには、こんなふうに鉄骨の脚を組んだ仮設の道が多いのだけど、なかなか走り心地はよい。

とはいえ、今も十津川村では支線や林道などは100カ所以上がまだ復旧途上らしい。






                                               

 

せっかく訪れたのだから、と十津川村役場を訪問。アポなしで村長に面会を申し込んだ。受付嬢は不信がったけど(^^;)、村長と思わず両手を取り合って再会を喜んだ。

災害後の村長は、頬がこけて、すっかりやつれた顔がテレビに映っていたが、もう元気を取り戻したようだ。当時は村長室に皆がごろ寝しながら対策に明け暮れたそうである。

ただ、村長が語るのは、林業政策なのである。

災害の話はほとんど触れず、村の取り組みと大林業構想について熱心に語る。とうとうパソコンを立ち上げて、パワーポイントで説明してくれる(^o^)。予定の会議をかなりすっぼかして話し込んだ。

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役場は、まだまだ災害復興の空気が色濃く漂っていたが、すでに気持ちは先に向いている。

さて、今後の動きを楽しみにしよう。

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コメント

雪天。。
この表現は、まさしく谷山ファンですな。(^^)

運転、大変でしたね。
お疲れ様でした。m(_ _)m


同志の熊(♀)でした。

熊(♀)同志! 
先日は雪天なり、でした(^o^)。しかし、そこを突いてきたか。。。

まあ、日本海側の雪に比べれば、どお~てことないのだけど、タイヤもノーマルだし、南紀としては厳しい自然。

https://twitter.com/#!/akkun59/status/179086737593733120
田中さんの↑のつぶやきを見て"WSJ"は記事にしたんでは?
と勘ぐっていますです・・・
http://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=292885044114509&id=100002662391107

そりゃ、順序が逆でしょう。あちらの記事の方が、先に掲載されたみたい。
もちろん、私が真似たわけではなく、偶然です。ちなみに、木造仮設住宅については、これから。

貴頁を賛同される方多し。

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