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森と林業の本

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2012/03/13

本宮大社の「木魂」

南紀を訪問した。

紀伊半島内陸部を南下するルートを取ったが、山中、季節外れの吹雪にあい、道路に積雪・凍結の恐れがあって遭難するかと思った(^^;)。

で、たどり着いたのが熊野の本宮大社。熊野古道の終点でもある由緒ある神社で、木の神様を祀る。せっかくだからお参り。

そこで見つけたのが、「木魂」。木でできた御札である。1000円以上と高いのだが、これは記念に購入してもいいかな。。。と思い出した。

が、その宣伝看板。

069





ぜひ、拡大して読んでほしい。









新開発(^^;)の御札の説明をしているが、材料について「間伐材といわれる規格外で、市場に出ることのなかった部分」とある。

これにカチンと来た(笑)。間伐材が規格外だとか、市場に出回らないとか、いかにも林業を知らない人物が執筆したらしい。

これで買う気が失せて、パス。

それにしても、熊野大社のお守りのたぐいが随分増えて、それも今風になっている。そこに金儲けの臭いをプンプン感じてしまった。

別に御札を売って儲けるのはいいのだが、付け刃の知識をペラペラと披露されると、御札に対する真剣みが感じられなくなるのだ。

代わりに、本殿をお参りして、賽銭入れておいたよ(^o^)。

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木製品・木造建築」カテゴリの記事

コメント

それはまだましな方かもですよ。

うちの生協食堂の樹恩割り箸の宣伝キャッチは、


「森林を伐採してできた木材ではなく、間伐材からできています。
だから、環境に優しい」


です・・・。

何度言っても、役員に説明しても修正してくれません。

いまじゃ、私の講演ネタです(笑

わはは。伐採しない間伐材って・・・。伐の字をどうしてくれる。

しかし、樹恩割り箸も意図が伝わっていないようですなあ。

熊野大社も、サッカーお守りとか、恋のお守りなど商品開発に勤しんでおりました。

恋のお守りは、まあいいとして、
サッカーお守りは、限定しすぎですなあ。

あんまり細かくすると、ありがたみがなくなる感じが。
「現世御利益なんでもあり」と括っちゃったほうが、
いいですわ。(個人的見解)

本宮のシンボルは、神武天皇を導いた3本脚の八咫烏なのだけど、これが日本サッカーのシンボルでもあるのですね。
が、「サッカーお守り」というのは新しすぎて、御利益感じない(^^;)。

現世利益なら、やっぱ「宝山寺」ですよ。

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